2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧
「逝きし世の面影」(渡辺京二)を読み終わった。 江戸時代から明治後期に確かにあった日本という文明、それはすでに滅びたという著者は、外国人が残した日本に対する印象、批評、感嘆、批判、などを克明に追い続ける。「美しい国」は確かにあった、と思わせ…
googleが買収して話題になったyoutubeは最近よく見るようになった。最近、デジカメで意識して写真を撮るようにして、それをできるだけ毎日のブログにアップするようにしている。 このデジカメには動画撮影機能がついているので、この前のゴルフの時に一緒に…
知研フォーラム298号が届いた。124ページ。裏表紙にはNPO法人知的生産の技術研究会の会員の最近の著作が4冊紹介されている。 ・船山信次「毒と薬の科学」(朝倉書店) ・和泉育子「できる上司の聞く技術」(中経出版) ・浅沼ヒロシ「泣いて笑ってホッと…
若者に圧倒的な支持を受けている梅田望夫の新刊「ウェブ時代をゆく」(ちくま新書)が 11月6日に出る。 「「ウェブ進化論」以降、膨大なネット上の同書への感想をすべて読みながら、一年半かけて考え続けてきたことの全て」を書いた本である。「竜馬がゆく」を…
雨の中、松島のホテル松島大観荘に出かける。復建技術コンサルタントという会社の年一回の幹部会での講演のためである。 中期計画、業務効率化、業務プロセス見直し、販売、社員教育、コンプライアンスなどの発表などの前に、総括的講演として「合意」をテー…
インターネット電子図書館「青空文庫」は、著作権の消滅した作品(著作権は50年)と、著者や出版社が「自由に読んでもらってかまわない」とされたものを、テキストとHTML形式で公開するという素晴らしいサービスをしている。私たちは漱石や芥川や太宰の作品…
「図で考える」ことができる人、できない人作者: 久恒啓一出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2007/10/25メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 3回この商品を含むブログ (6件) を見るPHP研究所から新著が配本された。 思えば久しぶりの図解そのも…
10時:河北新報記者来訪 12時:総合研究 13時:広報室ミーティング 14時半:インターンシップ学内報告会 15時15分:改革委員会 17時:評価委員会 19時:プロジェクト会議綱渡りのような一日だったが、今日のメインは2年生がこの夏に行ったインターンシップの…
昨日に引き続き、放送大学の撮影。 ゼミでの講義、学生同士の図を用いた発表や議論の様子が撮影された。中国人留学生自身が参加することになった「アジア人財資金構想」と、社会人学生のヒットラーと経営を結びつけた「卒業論文の構想」が撮影時に議論された…
来年の放送大学のある講座の中に「図解表現」という授業が予定されている。 月曜日と火曜日は授業と会議の合間にこの撮影があり、綱渡りのタイムマネジメントとなる。放送大学の遠山先生、NHKの関連会社のスタッフが4人、研究室にみえる。 NHKの文芸関係のデ…
まだ20代の頃の話です。 - ○汲み取り料金を払わないと…独身で一人住いの場合、最も困るのは何だと思いますか。食事でも洗たくでもありません。人間が日々の生活を営む上で、この社会の仕組みを根本から支えているもの、つまりは、税金や公共科金の類をどう…
新横浜から新幹線のひかりに乗り込み、東京からの知研の八木会長と待ち合わせをして、隣の席にかける。ずっと、ゆっくりとよもやま話をしながら新大阪へ。午後2時からは、大阪駅前の大阪産業大学の社会人向けキャンパスで行われた知的生産の技術研究会関西支…
横浜で弟と夕食を摂る。 二つ違いの弟は自動車メーカーのエンジニアだが、同じ大学の出身だから、同時期に何年か同じキャンパスで過ごした。4年生になるとき、寮の相部屋の住人が卒業していなくなるので、弟に一緒に住んだらどうかと誘った。 「一緒に住ま…
30歳ころに入った勉強会で、当時の幹事だった人からこのブログに書き込みがあった。 機関誌の編集などの細かいことを指導してもらた人だが、会津八一のことを調べていて私の人物記念館の訪問記を見つけたとのことだった。確かに当時の幹事だった物知りのS…
来週末に発刊予定の新著の見本が届いた。ここしばらくは、「通勤電車」、「前業」など若いビジネスマンを励ます本や、 「世界の名著」、「今の日本」など、図解の応用としての思想史や経済分野の解説書が 多かった。今回は、久しぶりに「図」の良さ、素晴ら…
2004年に「図で読み解く!ドラッカー理論」(かんき出版)という本を上梓したことで、ドラッカー学会の設立などにも声がかかるようになった。 こういった流れの延長線上に「マネジメント」の発明者であるピーター・ドラッカーに関する書籍の企画がいくつかあ…
「これ(ロングインタビュー)に答えることは私にとっての大きなリスクを冒すことになります」という言われて始まったインタビューだと著者の木村元彦は語っている。オシム監 現スニア・ヘルツエゴビナ、サラエボ生まれ ・旧ユーゴ代表で欧州選手権準優勝 ・…
今週末の土日は大学祭。この日は学生の父母で構成する大学の後援会と教員たちの懇親会をいつも行っている。今回は父母40数名、教職員30名で過去最も多くの人が集まった。 今回は二部構成で、第一部は馬渡学長の講話、第二部は懇親会。学長講話のテーマは…
野田一夫先生(宮城大学初代学長)が毎週2000人の友人に配送している葉書通信「Rapport]の669号(10月10日)が届いた。以下転載する。 私が毎週出しているメルマガや毎日書いているブログのモデルは、この野田先生の Rapport(ラポー)である。こ…
もう四半世紀以上も深く関わってきたNPO法人知的生産の技術研究会(知研)のホームページ刷新プロジェクトの第一段階がようやく終わりつつつある。 この夏は毎週一定の時間をとって、ホームページの設計に関する相談や作業をしてきた。まず、どのようなH…
19世紀の後半、有名なべルの手になって完成した電話は、電流による音の伝達という方法によって発明されたもので、いわゆる技術革命の一つの結晶ともいうべきものです。それ以前の世界においては、人はお互いの意思を確認するために、長い時間をかけて直接に…
今日は朝からスケジュールが目白押しだった。 「会議の技術」をテーマとした本を書く必要があるかも知れないなあ。 - 8時20分:出勤8時40分:広報室ミーティングで入試関係パンフの打ち合わせ(統一性とリアリティの確保)10時:事務局とパンフ作成のスケジ…
私の担当しているゼミに東北学院大学経済学部の先生と学生たちが見学に見えた。 目下先生と松村先生と、目下先生のゼミの学生たちである。目下先生のゼミは東北学院大学の他のゼミの見学活動をしているそうだが、このたびは学外に出て近くの宮城大学のゼミの…
関が原の戦いで破れた西軍の大将だった120万石の長州藩の藩庁は広島にあったが、36.9万石に減ぜられ萩へ移った。そして266年間にわたり栄えた。今回の旅は明治維新の旅だった。吉田松陰松下村塾8畳(講義室)と後に増築した10畳半(宿舎)という狭い空間…
乃木神社(下関)日露戦争の英雄・乃木大将を祭った神社は全国にある。下関、萩、京都、名古屋、北九州、熊本、仙台、香川、台湾、東京と、縁のある土地には必ず乃木の神社やゆかりの施設がある。 今回訪問したのは、長府藩士として生まれた故郷であり、0歳…
ロンドンに私が住んでいたのは、テラスハウスと呼ばれる洋風の三階建ての長屋でした。一階はガレージ、二階は台所とリビングルーム。三階はバス付きのベッドルームという広さで、しかも私一人で住んでいました。それまでの私の人生は引っ越し人生とでも言う…
「新しい日本を創る提言誌」Voice11月号(PHP)の見本誌が届いた。 この号に「「セカンドライフ」探検記」という6ページの小論を書いた。 発売は10月10日。今年の5月にブログとメルマガで仮想空間サービス「セカンドライフ」についてのエッセイを書…
熊本で行われた公立大学協会情報部会の総会に出席した。 今年の会場は熊本県立大学だ。女子学生の姿が多いという印象だったが、学長の挨拶では熊本女子大学が最近名前を変えて男女共学の学部をつくったということだった。今年で2年目になる部会長校の役目と…
仙台空港から福岡へJAL機で行く。 今年8月のから始まったウェブチェックインサービスを初めて使った。JALのウェブで予約して事前に席を決めてチェックインをしておく。始まった当初は前日しかできなかったが、今では予約と同時に席を決めることができる。空…
後期授業が今週から始まって、大学は活気を取り戻している。 大学は学生が闊歩して初めて建物に命が宿る、と思う。私の授業も始まっていて、講義や学部ゼミ、卒業論文指導、修士論文指導などが本格的に始まって、いろいろな学生と接触している。会議も、月曜…