2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「ピカソとその時代」ーー画商ハインツ・ベルクグリューンのコレクションがドイツの国立美術館になった

先週木曜日に国立西洋美術館で開始中の「ピカソとその時代」をみてきた。 ピカソについては、箱根の彫刻の森美術館「ピカソ館」や過去の企画展をみてきたので、今回は、ベルリン国立ベルクグリューン美術館のもととなったコレクターに焦点をあててみてきた。…

ユーチューブ『遅咲き偉人伝』の「古川薫(直木賞作家)編」をリリース。

ユーチューブ「遅咲き偉人伝」の古川薫(直木賞作家)編をリリース。 https://youtu.be/az8cy13so8M ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 20時からの録画は、「内田康夫」と「葉室麟」。どちらも壮年期から作家になったという遅咲きの人。 21時半か…

「第62回 東京名物 神田古本まつり」ーー快晴の土曜日で活気。

5時から7時まで、ブログ(「名言との対話」を含む)を書く。 9時からの「ヨガ教室」で1時間ほど体と心を整える。 その後、「神田古本まつり」をみてきた。天気は快晴で、読書愛好家であふれていた。コロナ禍で休止していて、3年ぶりであり、土曜日でもあった…

「知研」読書会の4回目ーー幕末から明治が対象の本が中心

「知研」読書会の4回目。今回も興味深かった。幕末から明治にかけての人物が書いた、あるいはそういった人物が対象となった本が選書されていた。「空」「色」に関する本は「日本」がテーマだ。もう一つは英国の「時間」の本。対象となった人物は、緒方洪庵(…

東京都美術館「岡本太郎」展。国立西洋美術館「ピカソ」展。岡本太郎はピカソをライバル視していた。

14時から東京都美術館で始まった「岡本太郎」展。橘川さんの、東京芸大卒の「深呼吸学部」のメンバーらとは、終了後、上野公園のカフェで歓談した。 岡本太郎については、記念館、美術館、企画展などを訪問して来たので、今回は、平面の絵画ではなく、立体の…

「幸福塾」ーー本日のテーマは「私人」ー家族・家庭・夫婦

大学セミナーハウスから戻って、夜の「幸福塾」の準備。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「幸福塾」。「私人」の2回目。 今年の文化勲章・文化功労者の受賞・認定後のインタビューでの言葉を紹介。 文化勲章:上村敦之。松本白櫻。山勢松韻。榊裕…

公益財団法人「大学セミナーハウス」を、橘川幸夫さん、田原真人さんと、30数年ぶりに訪問。

公益財団法人「大学セミナーハウス」を30数年ぶりに訪問。 橘川幸夫さんと田原真人さんと一緒。 1965年創立のこの大学セミナーハウスは、ル・コルビジュの弟子の建築家・吉阪隆正の作品だ。本館は、空から三角錐が逆さに刺さっているという趣向の奇抜な建物…

『世界を知る力』対談篇ーー海野素央(アメリカ)、カリュウ(中国)

23日放送の寺島実郎「世界を知る力」の対談篇。収録は1月17日。放送は23日。 中国は東京財団のカリュウ主席研究員。アメリカは明治大学海野素央教授。 世界的転換点。 アメリカ:11月18日の中間選挙。オクトーバーサプライズ。議会襲撃事件の宣誓証言。応じ…

小泉悠「ロシア・ウクライナ戦争と日本安全保障」。日蓮正宗と創価学会。稲盛和夫。川柳。

寺島文庫リレー講座は、小泉悠「ロシア・ウクライナ戦争と日本安全保障」。 1982年生まれの40歳。東大先端研の専任講師。以下、簡単なまとめ。 有事と平時の垣根が小さくなっている。衛星利用で民間でも実態がみえる時代。 プーチンは論文を書く大統領。「ロ…

ユーチューブ『遅咲き偉人伝』 ーー 19人目は日本画家で103歳の長寿だった「片岡球子」編。

ユーチューブ『遅咲き偉人伝』 19人目は日本画家の「片岡球子」編。 https://www.youtube.com/watch?v=fc3rHs-kNoM 「最初は下手でも結構。でも絶対に止めないで続けること。やれば必ず芽が出ます。」 103歳という長寿の画家・片岡球子は1月16日に天寿を全う…

10月の知研セミナー:都築功「梅棹忠夫が予言した社会と変わる高校教育」。それを聞いて明確になったこと。

10月の知研セミナーは、都築功「梅棹忠夫が予言した社会と変わる高校教育」。 気合の入った講義で、私自身も、日本の抱える問題、課題が明確になった。 以下は、プレゼン資料の一部。 私の「図解塾」での半年間の「文明の情報学」の図解講義と、都築さんの高…

参議院予算委員会ーー天畠大輔議員の質問。「四肢麻痺の 質問議員 空気変え」

天畠大輔(40歳)の質問を目撃。会場の空気を圧していた。今国会一番の質問。参議院議員。れいわ新選組。参議院予算員会を緊張感で満たし圧倒。10数分の持ち時間を45分使った。14歳で医療過誤で四肢麻痺(発話障がい、嚥下障がい、視角障がい)。博士号持つ…

「図解塾」第6期ーー梅棹忠夫「文明の生態史観」の図解講義の2回目。

「図解塾」第6期「梅棹忠夫文明学」。「文明の生態史観」の図解講義の2回目。 復習1回目:「東と西のあいだ」「文明の生態史観」「文明の生態史観2」 2回目:「新文明世界地図」「生態史観からみた日本」「東南アジアの旅から」 以下、塾生らの学び。 久恒…

「川柳」始めましたーー「偶然の馬に乗り込み身をまかす」

先週から始めた「川柳」。快調。1日7作ほどできている。「一人一党」でいこうかな。「偶然の馬に乗り込み身をまかす」「義母逝きぬ己不在の式案じ」「記録より歴史を創る二刀流」「何ごとも最後の最後は勘と運」「一芸を抱えて歩まん淡々と」「事故はみなミ…

鮫島浩『朝日新聞政治部』(講談社)ーーテーマは「権力」である。

鮫島浩『朝日新聞政治部』(講談社)を耳読で読了。 日本のメディア権力の王として君臨してきた朝日新聞、そしてその中枢である政治部で活躍し、最後は組織から斬られた敏腕記者の上昇と転落のノンフィクションである。 著者・鮫島浩が語る自身のキャリア史…

寺島実郎の「世界を知る力」ーー日本再生への道「成長モデル」「構造改革」「分配」

女郎花(オミナエシ) 男郎花(オトコエシ) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 東京MXテレビ:寺島実郎の「世界を知る力」。 10月の世界と日本 1871年1ドル1円。1897年1ドル2円。1940年1ドル2円。1949年1ドル360円。1971年308円。1973年変動相場制。1…

ヨガ。外食。ウオーキング中にオーディブルで話題作の耳読。テレビでアベル(阿部新助先生)の「宇宙ゴミ」の話。

朝はヨガを1時間。午後は外食。 ここ数日ウオーキング中(今日は9千歩)に、オーディブルで鮫島浩『朝日新聞政治部』を聴いている。もう少しで終わる。 テレビでこの夏の仙酔島ツアーで一緒だったJAXAでハヤブサプロジェクトを担当した日大天文学者「アベル…

ユーチューブ『遅咲き偉人伝』20回目は詩人の「村野四郎」ーー「私は、はじめから、文学というものは実業による経済的な防波堤の内側でなすべきものと決めていた」

『遅咲人伝』をリリース。詩人の村野四郎です。 (80) 遅咲き偉人伝19村野 四郎 - YouTube 「名言との対話」10月7日。村野四郎「文学、、は実業による経済的な防波堤の内側でなすべきもの」 村野 四郎 (むらの しろう、 1901年 (明治34年) 10月7日 - 197…

ビジネスマン時代の仲間との同窓会。深呼吸寄席に参加。

JAL時代の客室本部(国際客室乗員部)同窓会。福岡の松尾君が上京したのを機に横浜で開きました。メンバーは、右から望月、山崎、松尾、堀、久恒。 終了後、松尾君と懇談。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 夜は深呼吸寄席。橘川・久米対談…

「幸福塾」は「私人」の第1回目ーー恋愛至上主義者たち。

「幸福塾」は、「私人」の第1回目。 白洲正子。深沢七郎。宇野千代。瀬戸内寂聴。原阿佐緒。森茉莉。中城ふみ子。森瑤子。川田龍吉。佐藤春夫。スタンダール。 ユーキャン「人生の名言」の「幸福」の章から:三島由紀夫。萩原朔太郎。三木清。石川達三。 以…

「心の専門家」の臨床心理の研究者に交じって「ACADEMIA」へ寄稿する論文を書く。

一般財団法人全国日本学士会という75年の歴史を持つ組織がある。この財団は、内外の学術・文化・教育に関する資料収集に基づき、会報「ACADEMIA」をテーマ別特集にそって発行している。年4回、60有余年に渡り継続的に発行されている。 この特集の責任者で…

毎週月曜に発行のメルマガ「久恒啓一の『学びの軌跡』」が第1345号に達しました。

2005年5月からまぐまぐでメルマガを毎週月曜日に発行してきました。 当初は「ビジネスマン教授日記」という名前でしたが、今は「学びの軌跡」と名前と内容を変えています。学びの報告です。 本日で1345号です。17年目に入っています。配信数は、まぐまぐ(45…

「2022年秋、コロナ危機を超えて」ーー寺島文庫リレー塾第1回

「寺島文庫リレー塾」第13期「危機の時代のその先にあるものーー転換期を生きる視界」。初回は寺島塾長「2022年秋、コロナ危機を超えて」。以下、キーワードのみ。 ウクライナ危機:ロシアの弱体化。核超大国・資源大国・産業小国。 アジアダイナミズム:日…

ユーチューブ「遅咲き人伝」第18回「柴田トヨ」をリリース。

「遅咲き人伝」第18回「柴田トヨ」をリリース。 https://www.youtube.com/watch?v=vGQ6okbybis&t=19s ヨガ:1時間。 寺島文庫リレー塾の秋の第1回を視聴。 JAL:浅山さんから連絡あり電話。川崎で飲んでいるとか。松本さん「客室本部白書」の話題、土屋さん…

豪雨の中、真鶴町立・中川一政真鶴美術館と真鶴町立・遠藤貝類博物館を訪問。「独学の画家」中川一政と「貝類コレクター」遠藤春雄に感銘を受ける。

あいにく大雨の中の旅となった。 真鶴町立・中川一政美術館を訪問。 中川 一政(なかがわ かずまさ、1893年(明治26年)2月14日 - 1991年(平成3年)2月5日)は、日本の洋画家、美術家、歌人、随筆家。82歳文化勲章。 中川一政は、画と書で有名である。驚い…

小田原から湯河原へ。万葉歌碑と美術館の旅。

妻の万葉歌碑の旅につきあう。 小田原の万葉歌碑。足柄郷発祥の地。 東道の手児の呼坂越えかねて山に寝むも宿らはなしに 湯河原の万葉歌碑。足柄の土肥の河内に出づる湯河の世にもたよらに児ろが言はなくに 湯河原町立美術館は、町立であるが、充実した美術…

「図解塾」第6期スタートーー今期のテーマは梅棹忠夫「文明の生態史観」

「図解塾」第6期がスタートしました。文明学者・梅棹忠夫先生の「梅棹忠夫著作集」の図解化に挑戦する大プロジェクトを進めています。 昨期は梅棹忠夫「文明の情報史観」を取り上げました。私の描いた手描き図を塾生がパワーポイントで清書し、それを私が解…

週刊「現代」10月8日号にインタビュー記事ーー「名言を声に出す、名言を耳で聴く」という流れ

週刊「現代」10月8日号にインタビュー記事。テーマは「昭和の名言」で認知症を防ぐ」。「心震える珠玉の言葉で脳が若返る」。名言を音読するといいという趣旨です。昨日のブログで紹介した「聞いて味わう 人生の名言150」もあり、「名言を声に出す、名言を耳…

ユーキャン「聞いて味わう 人生の名言150」(久恒啓一監修)が発売ーー「CD」全12巻+副読本2冊。

私が監修者となっている、「ユーキャン」の新商品「聞いて味わう 人生の名言150」が発売されました。 本日の仙台の河北新報朝刊の広告特集「保存版」(15ページ)が配られたと、仙台の友人(横野さん、富田さん)から連絡がありました。 企画から発売まで3年…

未完の長編『橋のない川』を生涯書き続けた「住井すゑ」の勇気と気概に打たれた。

住井 すゑ(すみい すえ、1902年1月7日 - 1997年6月16日)は、奈良県出身の小説家。享年95。以下、2018年に書いた文章。 講談社の婦人記者を経て文筆活動に入り、小説・児童文学などを執筆する。小学館児童文化賞第1回受賞者。農民作家犬田卯との結婚後は、…