2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧
4月28日から30日まで二泊三日の人物記念館の旅に出ていた。東北6県の中で唯一の空白県であった秋田県を攻略するのがテーマであったが、山形県にも入り、合計で9つの記念館を訪問した。秋田県と山形県の両方に位置する鳥海山という荘厳な美しい山が印…
プレハブの長屋の2階にある部屋で、毎週部会をやっていると、1階の丁度真下にある混声合唱団の清らかな歌声が聞こえてきます。なかなかうまいのだろうけれども、われわれ探検部員の歌もかなりいけるのではないか、混声合唱団の歌声を聞いてそう思いました。…
4月初めの土曜日、池袋から東武東上線で1時間かかる武蔵嵐山(らんざん、と読む)に建つ、念願の安岡正篤記念館を訪問する。一世の師表・天下の木鐸とうたわれた安岡正篤(1898−1983年)の記念館は、正式には社団法人郷学研究所安岡正篤記念館という名前であ…
毎月「ファシリテーションの技術」という連載をしている「月刊ビジネスデータ」(日本実業出版社)の5月号が届いた。このブログに書いた文章を土台に書いた「私のキーマンリスト」という記事が載っている。このブログに書いたことをエッセイとして改めてまと…
この連休の前半は、「人物記念館の旅」では東北地方では唯一の空白地域となって残っていた秋田県を中心に訪ねる予定にしている。石川達三、石坂洋次郎、菅江真澄、矢口高雄、山下太郎をテーマとした記念館がターゲットだ。秋田には蒸留酒のような人間が生れ…
「残業はするな、前業をせよ!」(大和書房)が出てからの変化がいくつかある。まず、「前業」というキーワードに反応する人があり、講演の依頼が出てきた。一つは地元仙台での住宅業界向けである。この業界は期限がきまっていたり顧客の都合に合わせなければ…
このブログは、開設当初から「読書・コミック」というジャンルに登録している。このジャンルに書き込んでもすぐに最新の内容は表示されない。タイムラグがあって「新着ブログ」コーナーに30分おきに更新されて掲示される。このジャンルに登録しているブログ…
おはようございます! あっという間に4月の最終週になりましたね。金曜日は次の仕事の仕込みで東京で動いていました。土曜日は、念願の安岡正篤記念館を埼玉県武蔵嵐山に訪ねました。 昭和前期に活躍した陽明学の大家で、終戦の日の天皇詔勅に 最後の朱を入…
この、久恒啓一ブログ「今日も生涯の一日なり」は、2004年9月28日から「楽天ブログ」で毎日休まず書き続けてきました。今回、将来性や今後の発展を考えて「はてなブログ」へ移行しました。はてなブログに移行するまでの、過去の記事はこちらから見ることがで…
探検部の部員連中と言えば、だいたいみんな貧乏でうすぎたないが、暗い下宿で集っている時には、海外遠征の話がでたり女性論がでたり、そして例の如く、各人各様の探検論に花が咲くのでした。冬の間にクラブの雰囲気に慣れてきた私は春から猛然と行動を開始…
世界中の大企業が次々と参入を果たそうとしている3D仮想空間「セカンドライフ」が話題にのぼりはじめた。前から興味を持っていたが、日本での事業展開を始めた人の話を聞く機会があった。この浅枝大志という人は1983年生まれというからまだ24歳という若さ…
当時の探検部には部室がありません。先輩の下宿を部室がわりに使っていたのです。一年間の活動費として学友会から支給される予算がたったの八千円から一万円にあげる交渉が難事でした。学友会の予算担当者とえんえん四時間話しこんでUPしてもらったのでし…
大学院で「キャリアデザイン」という講義を持っている。今季は受講生は4人。社会人2人、留学生1人、他大学からの入学者1人。先週から始まり今週で2回目の授業を終えた。キャリアに関する良書を2冊づつ与えて、それを7月までにそれぞれが毎回図解する。つくっ…
「移動」というキーワードがある。常に移動し続けている人には面白い発言をする人が多い。これらの人々の発言を新聞・雑誌・テレビ、そしてブログで見ていると勉強になる。軽井沢に住んで東京で仕事をしている川勝平太。 最近新聞でコメントしている記事をみ…
書籍の新聞広告はどのくらい効いているのか。これは結局、出版社の売り上げで判断するほかはないのだが、ある指標を使える気もしている。それは、ネット書店での反応をみるという方法だ。アマゾンでは、数時間置きに売り上げのランキングを表示するというサ…
日本の近代批評の創始者である小林秀雄(1902年--1983年)は膨大で緻密な作品群を残して圧倒的な存在感をもって時代の中に生き続けている。作家論、日本古典論、美術論、学問論と活動領域は広範であり実に多彩で、しかもいずれの分野も水準が実に高い。それ…
中学校以来、初めて絵を描いてみた。友人がすらすら美しい絵を描くのをみて、興味を持って、「あかしや水彩毛筆」という20色の「彩」というパックを買ってみた。「彩があれば、そこがアトリエ。」だそうだ。20色とは、墨色・銀鼠・松葉色・牡丹色・紅色・焦…
しからば、探検部とは何でしょうか。これを言葉で言うのが非常に難しい。そもそも、この探検という言葉がよくわかりません。人に聞いても誰も納得のいく説明をしてくれません。顧問であるMという先生は、「探検とは知的情熱の肉体的表現である。」と言って…
探検部というクラブを読者はご存知だろうか。このクラブに似たものに、ワンダーフォーゲル部(ワンゲル部)と山岳部という伝統のあるクラブがあります。ワンダーフォーゲルとはドイツ語で、渡り鳥という意味です。ヨーロッパの山々を若い青年たちが足で歩き…
土曜日の今日は、一日中リラックスする日ということにした。スポーツクラブでのスイミングとバス、喫茶でのケーキセットでゆっくり。帰宅後は、買い込んできた水彩毛筆の20色セットを使って、春の季節の教会と周囲の絵を描いてみた。絵を描いたのは中学校以…
4月創刊予定の高校生向けキャリアマガジンの取材を受けた。大学や専門学校などの広告で経費を賄うフリーマガジンで、東北中心に配布する。この創刊号の特集で、仙台のドミニコ学園高校の4人の高校3年生が制服姿で現れた。・今どきの高校生へのアドバイス・進…
8時20分:大学に到着(徒歩通勤)8時40分:広報室会議。今年最初の顔合わせ。12時:「総合研究」打ち合わせ。計画学科・デザインコース・情報コースという3つの分野の4年生が6人で事業構想を創りあげる科目である。初対面なのに議論が活発で、あっという間に…
住んでいる泉パークタウンという街に「マイタウン泉」というフリーマガジンがある。泉パークタウンを楽しむフリーマガジンという触れ込みの雑誌である。この街は大きいので発行部数は3万部ほどで、各戸に配布されている。我が家にもこの雑誌の最新号が配られ…
今日から授業の開始である。朝、8時に歩いて大学に向かう。20分歩いて3000歩で大学に着く。4階の研究室に行こうとエレベータを待つが運行していないので、階段をのぼる。この階段のぼりは最後のところがキツイのだが、その日の体調を占うにもちょうどいい。…
大学には受け持ちの教授がいます。私のクラスはM先生という、ドイツ語の先生でした。この人は、昼間は「イッヒ、デルルルル」とかの発音をしながら、あまり面白くない授業を行います。授業が終ると、「今日はどうですか」と酒によくさそっていただきました…
私が大学に入学したのは昭和44年。この前後数年間が最も激しい大学粉争のうずまいた時期でした。佐世保への原子力潜水艦エンタープライズ入港拒否闘争、東大安田講堂のバリケード、そして機動隊の実力行使による落城、東大入試の中止事件、そして私の入学し…
「1億ドルの男」松坂大輔が大リーグ・レッドソックスの一員として初登板を勝利で飾った。多彩な球種、伸びのある速球、配球の素晴らしさ、華麗なマウンドさばき。人なつっこい笑顔が印象に残る素晴らしいデビューである。西武時代の松坂にはあまり関心はな…
昨日は平成19年度の入学式。本日の午前中は、大学院生のオリテンテーション。 午後は、東北公済病院で新入職員研修の講師。明日は、学部新入学生と在校生向けのオリエンテーション。今週は、忙しく学内を動き回っている。授業の開始は、来週の月曜日から。3…
新年度の新企画として、このブログの日々の日記に加え、「団塊坊ちゃん青春記」という連載を始めます。同世代、後続世代の感想を楽しみにして書いていきたいと思います。以下、プロローグです。
「人物記念館の旅」には、小説家、画家、詩人、文学者、学者、軍人、経済人、教育者、音楽家、役人、、、とあらゆるジャンルの一流人の人生と向き合える楽しみがあります。私は音楽は詳しくありませんし、俳句は門外漢、医学などにも関心はありませんでした…