平野啓一郎『ドーン』

平野啓一郎『ドーン』をオーディブルで聴き終わった。2009年に刊行された近未来小説だ。 ドーン (講談社文庫) 作者:平野啓一郎 講談社 Amazon 2033年、宇宙船DAWNは、有人宇宙船として人類史上初めて火星に降り立った。6人の宇宙飛行士の中の唯一の日本人の…

東京富士美術館「源氏物語」展の初日ーー音声解説。源氏絵の数々。AI研究の最先端。漫画「あさきゆめみし」。

東京富士美術館の開館40周年企画『源氏物語』展の初日に訪問。 平安中期に成立した紫式部の『源氏物語』は、その後も、文学、絵画、工芸、芸能、書道など実に幅広い分野に多大な影響を与え続けている。 この中でも物語の主要な場面を絵画化した「源氏絵」を…

読書会の2冊の課題図書「イスラエル」「中東戦争」。どう料理しようか。

3月15日の公文俊平情報塾(第二期)読書会の課題図書2冊が到着しました。 前回は、『万物の黎明』という人類史を根本からくつがえす本。 今回は「イスラエル」「中東戦争」がテーマ。これは「人類史上最もやっかいな問題」。どういう読み方をするか。 イスラエ…

知研読書会の20回目ーー 私は平野啓一郎(小説家)の著作を紹介。

知研読書会の20回目。私は「現代と近未来」を書き続け、分人主義で一貫している平野啓一郎の著作を紹介しました。 以下は発表用のメモです。 以下。都築さんの総括メモ。 ■左巻健男編著『世界が驚く日本のすごい科学と技術』笠間署員(2024) 日本で発明され…

「図解塾」:「梅棹忠夫著作集」第13巻「地球時代に生きる」

「図解塾」:「梅棹忠夫著作集」第13巻「地球時代に生きる」。 塾生の近況報告。 久恒の近況報告:「AIセミナー」「世界を知る力」「FM鎌倉」「池大雅」「名言との対話:西郷輝彦。田代博。大町陽一郎。小泉清子。船村徹」。「イコール創刊号」。 図解の…

サントリー美術館「大名茶人 織田有楽斎」展。「FM鎌倉」の収録。

先日、六本木ミッドタウンのサントリー美術館「大名茶人 織田有楽斎」展をみてきた。 織田有楽斎(うらくさい)は、織田信秀の十一男で、13歳年上の次男の信長の弟だ。 織田信長の有力武将の織田長益として活動、本能寺の変以降は豊臣秀吉に仕え、関ケ原の役…

出光美術館「生誕300年記念 池大雅ーー陽光の山水」展。「照るといひ曇ると見るも世の中の人の心にありあけの月」

出光美術館「生誕300年記念 池大雅ーー陽光の山水」展。 京都出身。江戸時代中期の画家、書家。1923年生まれ。妻は池玉瀾。15歳のころから篆刻を業とした。柳沢淇園の影響をうけ、文人画を独学する。日本各地を旅し、詩情豊かな作品をうみだした。日本の文人…

2月の「世界を知る力」ーー2024年の世界経済見通し。第3の戦争。現物資産「金」の暴騰。全員参加型秩序。日米関係の落とし穴。

「2月の「世界を知る力」(寺島実郎)。「体系的・課題解決・進化」。ユーチューブ1021万回。3割は海外から。 世界経済(IMF見通し):世界は2023年3.1%成長、2024年3.1%。意外にゆるやかなスローダウン。米は2.5%、2.1%。独は低迷。日本は1.9%、0.9%…

「FM鎌倉」の「理系の森」という番組の質問票がいいとこ突いてきた。

「FM鎌倉」の番組「理系の森」の富山さんから収録の質問票が届いた。3回の放送予定で、シナリオに沿って質問が記されている。 「進化」「図解」「継続」といのがそれぞれのテーマだが、質問はいいとこ突いているなあ。私は理系じゃないけど、真面目に準備し…

「池大雅」展。「織田有楽斎」展。「緑川洋一」展。「ザ・倶楽部」の会合。

今日は都内を駆け巡った。有楽町の出光美術館、六本木のサントリー美術館、最後は新宿というルート。 夜は久しぶりに「ザ・倶楽部」の会合。1990年あたりから30年以上続いている仲間たち。場所は新宿サザンタワーの「響」。NTT、自営業(写真家)、東京ガス…

NPO法人知的生産の技術研究会(知研)の総会を開催ーー新体制と新企画

NPO法人知的生産の技術研究会(知研)の総会を開催しました。 2023年の活動報告と2024年の活動計画が議題。岡山、関西の理事も参加。 2020年からの数年間のコロナ禍と創業者の八木会長の死去もあり、一時解散の動きとなりましたが、なんとか持ちこたえて、20…

「幸福塾」の新シリーズ「代表的日本人」ー初回は「仰ぎ見る師匠の存在」

「幸福塾」の新シリーズ「代表的日本人」が始まりました。 「仰ぎ見る師匠の存在」というテーマで、14人の偉人の師匠との関係をテーマに語りました。 以下、塾生の学びから。 久恒先生、本日も幸福塾をありがとうございました。いよいよ、代表的日本人シリー…

深呼吸学部第2期のDTP基礎講座。2月・3月のイベント準備。

深呼吸学部第2期のDTP基礎講座に参加しました。雑誌づくりに向けての勉強会です。20名が参加。知研(図解塾)からは、力丸・近藤・都築の3人が参加。 小林ゆう子「原稿整理・校正編」:校正・表記・校閲。メリー。 石島治久「DTP基礎講座」:印刷方式。イン…

『世界』と『文藝春秋』の今。

『世界』は1946年1月1日創刊の総合誌だ。 2024年3月号で第979号に達するという歴史がある。後2年で1000号だ。 女性編集長が就任し、デザインも変わったことで、高橋源一郎の「飛ぶ教室」などで取り上げられている。 3月号の特集1は「さよなら自民党」。上野…

平野啓一郎『マチネの終りに』ーー天才ギタリストと国際ジャーナリストの恋愛

平野啓一郎『マチネの終りに』(毎日新聞社)。 オーディブル。15時間。1.2倍速で聴き終わった。 マチネの終わりに(文庫版) (コルク) 作者:平野啓一郎 コルク Amazon 世界を舞台に、イラク戦争、3・11という現代史の中で、38歳の天才ギタリストと2歳年上の…

『千駄木の鴎外と漱石』ーー文豪と呼ばれる理由。鴎外の漱石論と漱石の鴎外論。椋鳥主義。鴎外派から漱石派へ。

『千駄木の鴎外と漱石』 「文豪」と呼ばれるのは鷗外と漱石だけでだ。それは二人の教養が群を抜いていたからだ。鴎外はドイツ文学、漱石はイギリス文学。そして二人には漢学という共通の土台があった。「和漢洋」の教養のレベルが高かったのである。 鷗外と5…

森鷗外記念館「近所のアトリエ 動坂の画家・長原浩太郎と鴎外」展

千駄木の森鷗外記念館で「近所のアトリエ 動坂の画家・長原浩太郎と鴎外」展をみてきた。 鷗外の居宅「観潮楼」(現在の森鴎外記念館)の程近い動坂にアトリエを構えた長原浩太郎(止水)は、鴎外主宰の雑誌「めさまし草」の裏表紙を皮切りに、鴎外の著書な…

講演:梅棹文明学を鳥瞰する  〜「梅棹忠夫著作集」図解プロジェクトから〜

ジェネレーター研究講座に出講。主催は「知図展」を京都や東京などで開催している、市川力さん、原尻淳一さんをリーダーとする会。 案内「今月のジェネレーター研究講座は、梅棹忠夫先生の思想と方法を今に伝え、図解学の草分けである多摩大学名誉教授の久恒…

図解塾6期㉜:『梅棹忠夫著作集』第13巻「地球時代に生きる」

図解塾6期㉜:「梅棹忠夫著作集」第13巻「地球時代に生きる」。 福祉関係の2人がお試し参加。 以下、塾生の学び。 久恒先生、皆様、おつかれさまです。本日、図解塾。先ずは2月3日八王寺大学セミナーハウスで実施された蜃気楼大学2024の話題から。未だ冷めな…

市川力・井庭数崇『ジェネレーター 学びと活動の生成』を読了。

市川力・井庭数崇『ジェネレーター 学びと活動の生成』(学事出版)を読了。 ジェネレーター 学びと活動の生成 作者:市川 力,井庭 崇 学事出版 Amazon 二人の著書は自分たち教師の役割を、ティーチャー、インストラクター、ファシリテーターから、創造型社会…

『慶応三年生まれ 七人の旋毛曲り 漱石・外骨・熊楠・露伴・子規・紅葉・緑雨とその時代』

日曜日に神保町で3冊の本を購入。目利きの書店主たちが選んだ本が並んでいるので、やはりいい本が多い。そして安い。その安さが、くじ引きで4割引き券があたり、さらに安くなった。この古本街をぶらつくと、買いたい本が目に飛び込んでくる。 坪内祐三『慶応…

神保町に近日開店のパサージュ3号店に「深呼吸書店」を出店。

神保町に近日開店の、人気の高いシェア書店のパサージュ3号店に「深呼吸書店」を出店。神保町の交差点からすぐの素晴らしい立地。この店は先駆者であるパサージュだけでなく、全国のシェア書店の旗艦的存在になるだろう。橘川さんが借り、3人でシェアするこ…

蜃気楼大学ーー友情のきずなと、あふれる幸福感と、知的刺激に満ちた日。

1年に1日だけ出現する理想の大学「蜃気楼大学」の日。朝11時から夜まで。第1回の昨年の倍の200人ほどが八王子の広大な大学セミナーハウスに参集しまました。 友情のきずなと、あふれる幸福感と、知的刺激に満ちた日となりました。私は、一日学長の役割(開会…

寺島文庫を訪問。

寺島実郎さんから正月にいただいた年賀状のキーワード。 ・「頌春微笑」(しゅんしゅんびしょう)親しい友人や後輩への年賀状に適している、新年を祝う言葉。 ・「人を育てること」に絞って人生の照準を絞っていく決意です。 ・粛々と自分の役割と信ずること…

ジェネレーター研究講座に出講ーー梅棹文明学を俯瞰する  〜「梅棹忠夫著作集」図解プロジェクトから〜

ジェネレーター研究講座に2月8日に出講することになった。主催は「知図展」を京都や東京などで開催している、市川力さん、原尻淳一さんをリーダーとする会。以下、その案内を転載。 ーーー 今月のジェネレーター研究講座は、梅棹忠夫先生の思想と方法を今に…

1月は8655歩。川柳2句。多摩学事始め。資料作成。

1月が今日で終わる。2024年1月の歩数の平均は8655歩だった。2023年1年間の平均は7263歩だった。2022年の平均歩数は6732歩。今年はかなり歩いている。そして毎年増えている。この調子。 ーーーー 『川柳まつど』461号が届く。二句が採られた。 宿題「醍醐味」…

垣根涼介『極楽征夷大将軍』(文芸春秋)をオーディブルで読了ーー足利尊氏とはこのような人であったか。

垣根涼介『極楽征夷大将軍』(文芸春秋)をオーディブルで読了。25時間の語りを1.2倍速で聴き終わった。ここしばらく、散歩の途中で聴いた。 室町幕府の初代征夷大将軍・足利尊氏を中心に、その実弟・足利直善、そして足利家の家裁である重臣・高師直を中心…

「蜃気楼大学」講師陣の決起集会。出版関係(感想。旅。大全。書評)

21時から「蜃気楼大学」講師の決起集会。 私は一日学長として挨拶:蜃気楼とは何か 図解塾と幸福塾の都築、垣内、鈴木さんも参加。 講師陣の自己紹介。フリースクール全国ネットの江川和幸さんと不登校親の会代表中村さん(気仙沼から8人の高校生も参加)の…

立川:たましん美術館「邨田丹陵」展。戦後初の国産飛行機R-52型軽飛行機の展示。

立川のたましん美術館で開催中の「邨田丹陵ーー時代を描いたやまと絵」展を妻とみてみた。 邨田丹陵(1872年 - 1940年)は日本画家。20歳、寺崎廣業らと日本青年絵画協会を結成。岡倉天心が幹事長。丹陵はこの会を代表する存在だった。東京美術学校卒業生の…

力士とは:栃錦「力のある紳士」。若乃花「代表的な日本人」

NHKラジオアーカイブスで栃錦と若乃花の計4回の放送を聴いた。 大相撲の栃若時代を創った主役の二人である。小学校に時だったか、郷里中津に大相撲の巡業があり、この二人の取り組みをみたことがある。若乃花のファンであった。激しいぶつかりあいがあり、若…