2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧
佐賀の県立博物館で副島種臣の没後百年記念の「蒼海 副島種臣−−全心の書」展を観る機会があった。副島(1828−1905年)は、44歳で外務卿(大臣)をつとめ日清修好条規を結ぶなどした佐賀藩出身の俊才だが、書の方が後世に大きな影響を与えているといえるかもし…
成果を挙げ続けるビジネスマン、高い業績レベルを継続している研究者、速いテンポで政策を仕掛ける行政マン、ベストセラーを連発する優れた編集者、殺人的なスケジュールをこなし続ける政治家などを何人も見てきた。彼らには、能力、個性、体力、知力、人脈…
日曜日は佐賀県商工連合会の職員の方の案内で、佐賀の記念館を訪問する。収穫があった。
土曜日は佐賀市で佐賀県商工会連合会主催の「2006年創業塾」の「第二創業コース」で研修講師をつとめる。受講生は40名。13時から17時の4時間。皆さん熱心に課題に取り組んでもらった。終了後は懇親会があり、食事をしながら話が弾む。佐賀は、「九州の佐賀で…
「今日から悠々」という季刊誌がある。創刊号の渡部昇一先生のエッセイ「55歳からの知的生活の方法」がよかったので買ってみたが、第2号も書店で見つけて買った。それぞれに味わい深いエッセイが並んでいる。以下、執筆者。藤本義一・下重暁子・藤沢秀夫…
夜は横浜で探検部時代の同級の仲間と会う。30年以上前のモードに一気に入ることができるのは、青春を一緒に過ごしたからだろう。由布岳へ一緒に登った話、八重山西表島での遭難騒ぎなど忘れていた事実や事件を思い出した。そして勤務先の状況、互いの家族の…
午前中は、学部生の卒業論文発表会に向けての練習日。4人のゼミ生に本番を想定してプレゼンをしてもらった。資料の作り方、プレゼンの最初の始まり方、終わり方、会場の電気をつけるかどうか、目線、口調、質問の受け方、回答の仕方、逃げ方、時計の置き場所…
今年の山本七平賞は、「白洲次郎 占領を背負った男」が受賞した。これと最後まで争い甲乙付けがたかったのは「西条八十」であり、こちらは特別賞を受賞した。今回はずれも人物評伝が受賞した。受賞作は300万円、特別賞は30万円。選考委員は、加藤寛、中西輝…
夕刻、市民満足学学会事務局長でワード研究所社長の大島さんが東京から宮城大学にやってきた。行政サービスに関する膨大で迅速なアンケート調査を武器に、行政の問題点を指摘するというユニークな活動をしている。「警察は泥棒を捕まえない」など、データを…
今日は、センター入試の監督業務で、朝7時過ぎから今までずっと仕事をしていた。日曜日は二日目で理科と数学の試験。受験生は大変だが、こちらもずいぶんと気を使う。受験生はセンター入試を終えて、2月と3月には、国公立の前期・後期入試があり、その間に私…
映画好きの先輩(70代)のブログ(下記)を読んで、見に行った。三谷幸喜監督の手腕は大したもので、めまぐるしく変わるシーンのたびに笑がこみあげてきた。絢爛豪華な出演者とテンポの速い展開と気の利いたエスプリ。もっと映画を見なきゃ。そういえば「春の…
尊敬する郷里の横松宗先生の追悼文を書き終えた。原稿用紙20枚ほどになった。ずっと残るものであり、私も気合を入れて先生のことを書いた。タイトルは「宿命を使命にかえて」にした。以下は、その最後の部分。
ライブドアショックで市場は大混乱しており、マスコミはこの事件報道一色の感がある。昨年末に、各党の政治家が多数出演していた民放テレビの討論番組があった。マンションの耐震偽装事件のヒューザー小嶋社長の証人喚問が年明け1月17日に設定された時期だっ…
「平民宰相」として知られる原敬記念館を11月3日に岩手県盛岡市に訪ねた。翌日の4日が、首相在任中に東京駅丸の内南口で18歳の青年によって暗殺された命日である。原敬は1921年(大正10年)に65歳で世を去る。 2005年は1856年生まれの原の生誕百五十周年にあ…
1月17日は、「福翁自伝」と並んで世界の2大自伝と称されているベストセラー「フランクリン自伝」で知られるフランクリンの生れた日である。フランクリンは1706年に生まれ、1790年に84歳で没している。葬儀は国葬だった。アメリカ独立宣言の起草委員の一人で…
全国の市町村など自治体向けの雑誌で「広報」という雑誌がある。「図で考える人は仕事ができる」や「合意術」を読んだ編集者から熱烈な執筆依頼があった。1月号は「コミュニケーションを考える」特集で、学者やコンサルタント、NPO指導者など4人が小論…
今週の日経ビジネスが届いた。よく知っている人が二人出ていた。一人は今北純一さんで、新春特別対談で柔道金メダルの山下泰裕さんとの組み合わせだ。今北さんは現在はコーポレート・バリュー・アソシエーツマネージング・ディレクターという肩書きだった。…
タイトルに書いた本(私は監修者)が河出書房新社から出る。来週あたり書店に並ぶ。「自分史」「30代」「自己発見」がキーワードになっている。「過去の自分」を整理し、「本当の自分」に出会うために、50の質問を用意している。仕事、家庭、自分など、…
東京で出版社の編集者数人と雑誌の編集長らと会った。単行本の企画が進んだのと、雑誌連載が新たにひとつ増えて4つになった。今回は、企業の人事部を対象とした専門雑誌だ。今のところ、雑誌連載のテーマは「ファシリテーション」「タイムコンシャスライフ…
隔月刊の雑誌連載。全文を載せるわけにはいかないので、以下、さわりを一部掲載。
今日は、午前中はゼミ、午後は会議。9時:4年生のゼミ生 卒論修正指示11時:3年生のゼミ 「図解マニフェストの提案」完成、印刷へ。14時半:大学院教授会16時半:学部教授会ーー19時19時半:学部新年会(あさひ鮨八乙女店)ーー22時。 昨日は学科の新年会、…
健康十訓。1.少肉多菜2.少塩多酢3.少糖多果4.少食多噛5.少衣多浴6.少言多行7.少欲多施8.少憂多眠9.少車多歩10.少憤多笑反省すること多し。出来ていること少なし。
今年で8年目になる常磐木学園主催のコンサートを電力ホール(東北電力)で聴いてきた。毎年聴いている。常磐木学園理事長・校長の松良さんと奥様に入り口でご挨拶。ウイーンフィルの名コンサートマスター、ライナー・キュッヒル氏を中心にヴァイオリン2人…
「人に百歳の長寿なく、社会に千載の命なし」と喝破した徳富蘇峰は、56歳から90歳までの34年間でライフワークである世界最大の著作「近世日本国民史100巻」を書き上げ、95歳まで生きた。昨年末に95歳で永眠した経営の神様P・ドラッカーの著作のベストセラー…
朝8時20分の飛行機で仙台から九州に帰る母を車で送る。自宅から空港までは高速道路で50分ほどだ。天気が良かったので名取市あたりから雪で覆われた蔵王連峰の雄姿が見える。とても美しい。自宅近郊の泉ケ岳は雪がまばらに見えるが、さすがに蔵王は雄大である…
卒論の修正箇所の指示(3人)修士論文指導(1人)大学に来た年賀状の処理(メールで返事)「看護教育」への寄稿文完成送付「ほんとうの時代」に樋口一葉の文章執筆完了「自分時間」への連載の文章執筆準備学内会議に出席新年の仕事スケジュールの確認今年の…
年末・年始のテレビでは、男ではみのもんた、女では細木数子の独りがちだった。どこを見てもこの二人の番組だった。絶頂期を迎えたのだろう。司会者というジャンルがあることとと、占いというジャンルの人気の高さを改めて知ることとなった。みのもんたは紅…
黒磯の青木周蔵(1844年ー1914年)別邸を訪ねる。青木周蔵は明治時代にドイツ公使、3度の外務大臣、駐米全権公使などを歴任し、子爵の爵位を得て華族に列せられている人物である。青木別邸は白壁に紫色の屋根が載った瀟洒なドイツ建築で、雪景色の中だったが…
賀茂神社(仙台)での御神籤と那須(栃木県)での運勢判断によると、今年は守りの年か。
福沢諭吉の国語に関する著作「文字之教」(明治6年)から以下抜粋。