2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

消防大学校で「救急隊長」の教育を担当

今年から調布市深大寺の消防大学校に通い始めた。 総務省消防庁所管の大学校だ。英語ではFire and Disaster Management Collegeという。火事と災害を食い止める学校である。国と都道府県の消防事務に従事する職員、市町村の消防職員、消防団員の幹部教育を行…

興奮しやすい知性が熱血漢として珍重される国(NHKアーカイブス)

福岡に住む妻の姪が最初の子供を連れて実家の群馬に帰っていて羽田から戻るので会いに行った。 国際線ターミナルの江戸情緒あふれる空間で都内に住む娘と待ち合わせて食事。ここが初めてということはここ一年海外に出ていないということになる。前回は上海万…

TPP問題を解く

昨日 学部授業(多摩):「敵との切磋、友との琢磨」。草野心平、正岡子規。人物研究。 大学院授業(品川):テーマはTPP。日経、産経、農業新聞、インタビュー記事などが題材。「知研」の取材あり。終了後、八木さんとビール。 「昨日も楽しく、深みのあ…

宮崎駿---三鷹の森ジブリ美術館 (多摩人物紀行⑤)

「ナウシカ」「ラピュタ」「トトロ」「千と千尋」「もののけ姫」と続く名アニメーションの数々を世に送り出した偉大なアニメーション監督・宮崎駿の記念館はまだない。まだ現役だから当然だが、この人物の志を知りたくて「三鷹の森 ジブリ美術館」を訪ねた。…

難病ATLから復帰した浅野史郎さんの「見立て」

今日の最後は、永山で4年生との飲み会。 実質的に多摩大の最初の久恒ゼミの学生たちだ。最悪の環境の中、就職活動にひと段落ついた時点で久しぶりの愉しい会となった。 自動車、病院、国税、消防、保険、郵政、IT、俳優、大学院、、、など進路は多彩だ。活…

ドニ展。JR東日本研修。月刊宝島に取材記事。

午後、新宿の損保ジャパン東郷青児美術館で開催中の「モーリス・ドニ いのちの輝き、子どものいる風景」展を観る。ドニ(1870-1943年)は、家族や子どもをテーマとした作品がいい。年譜では、13歳から日記をつけていて生涯書き続けたところに感心した。 日本…

萩原朔太郎展--「詩は何より音楽でなければならない」

世田谷文学館で「萩原朔太郎展」が開催中だ。 生誕125年の記念展、ということは生きていたら人間の限界といわれる125歳。1886年生まれの萩原朔太郎(1866-1942年)は、若くしてこの世を去った石川啄木と同年である。 「詩は言葉以上の言葉である」…

「フォト俳句」はいかが?--このずれを 夫婦と呼ばん 秋の朝

このずれを 夫婦と呼ばん 秋の朝浅き秋 未来へ向けて 第一歩ひと仕事 終えて一気に 秋ビール手をつなぐ 老夫婦あり 秋の雲大いなる 野分迎える 天地人

政治家と数寄者という人生--細川護煕「胸中の山水」展

世田谷文学館の「萩原朔太郎」展を見た後、菊池寛実記念・智美術館を訪問した。 この美術館はホテルオークラの近くにあり、地下に降りていくという趣向になっている。今回は細川護煕「胸中の山水」展が目的で、この美術館は二回目の訪問である。最近始めた油…

「私の就活時代」と世代論

土曜日。午前中は、品川キャンパスで「昭和24年春終了予定者修士論文等予備審査会」。 私のグループは、5人の発表を聞いた。 カーボンフットプリントの一考察 企業レポート会社の起業、2年の成果 国際インテグレーターにおける知識継承・内面化の考察 タイ国…

「すべての人々が恩恵を受ける、ダイナミックな開発」(JICA)

午後は、14時から17時半まで市ヶ谷のJICA(国際協力機構)で、専門家等派遣前研修の講師をつとめた。「「図解思考」を用いた国際コミュニケーション力の向上」がテーマの研修だ。今回は、20人ほどの受講生。派遣国は、ザンビア、中国、ケニア、ペルー、…

「このたびは天下の草創なり」(源頼朝)

9時から天津と新彊ウイグルからの留学生を交えて、岡君、山本さんと中国への情報発信について意見交換 学長室ミーティング スカイプを使ってHPの更新の会議 日本エネルギー研究所の十市顧問と菅野特任教授と懇談。十市さんは日本のエネルギー問題の第一人…

「Wonderful & easy & friendly」

昨日に引き続き日産教育センターで研修講師。 静謐な空気の中で真摯に取り組んでもらった。発表は和やかな雰囲気の中で進行。 以下、終了後のアンケートから。 Wonderful&easy&friendly。 これまで受けた様々な研修の中でトップレベルに解りやすい内容でし…

日産教育センターで経営管理職研修の講師

横浜の日産教育センターで、(株)日産クリエイティブサービスの経営管理職研修の講師をつとめた。この研修も今年で3年目を迎える。日産教育センターは、日産自動車グループの教育訓練所で、研修棟がいくつもある。日産ラーニングセンター、日産テクニカルカ…

「知的生産手帳 DIY版」(久恒啓一+NPO法人知的生産の技術研究会)

昨年発売した「知的生産手帳」。好評につき今年も東洋経済新報社から引き続き発売となります。 紙の手配の関係で発売日が11月後半にずれこみます。今回の改訂版では、1月、4月、そしていつからでも開始できるように、日付は記入式にしてみました。Do it your…

森村誠一の「俳句写真館」

今日は完全休養日ということにして、一日中家の中でごろごろすることにした。 NHK俳句王国 日曜の朝は、NHK教育ではテレビ体操の前の時間が「短歌」で、後の時間が「俳句」になっている。 本日の俳句の時間では、選者は高野ムツオ、季題は「夜長」で、…

「間違いだらけの世間の就活」

午前中。 就職に関する学内勉強会で、講師は浜田先生。浜田先生のゼミはすでに就職率100%という驚異的な数字をあげている。そのノウハウを聴く会。タイトルは、「間違いだらけの世間の就活」で、「何がやりたい?」「適性?」「業界研究?」「就活マニュ…

Facebookを活用した大学院授業にトライ

午前:マネジメントデザイン2の4回目の授業。 昼休み:教職員による多摩学研究会 午後:岡君来訪。 夜:大学院の「コミュニケーション経営論」の授業の2回目。 登録者は18名と多い。内、科目履修生2名。全員が社会人。 この授業では、情報共有、連絡、出欠…

図解ゼミとプロジェクトゼミ

NHK「あさイチ」で金沢特集。加賀友禅の模様が描かれた天女の羽衣が紹介されていた。この加賀友禅作家は久恒俊治さんだ。前回会った時に世界一軽いストールを見せてもらった。同姓ということで親しくなって、金沢に出張の際は食事をするようになった。1…

消防大学校で幹部科(26期)の講義

調布市深大寺にある総務省消防庁消防大学校で講義。 国及び都道府県の消防事務に従事する職員、市町村の消防職員、消防団員の幹部が対象。最少年齢37歳、最高年齢53歳、平均年齢48歳。 札幌から熊本までの52名。千歳市消防本部、佐倉市八街市酒々井…

「中国巨大市場の行方と日本の対応」(沈才彬)

先週木曜日のリレー講座・沈才彬教授の講義メモから。 オバマ大統領は演説の中で4回も中国に言及。危機感と焦燥感の現れ。 新車販売1800万台。アメリカは120万台。 太陽光発電企業サンデリバリー。2001年発足現在世界シェアNO1。本社ビルは2542枚に太陽…

第20回野田一夫ファンクラブin仙台

朝5時の始発電車に乗って、東京発6時28分の新幹線に乗る。 車内で、野田一夫先生と合流。1時間ほど、多摩大の最近の事情などを報告しながら歓談の時間を過ごす。今日は、仙台での第20回「野田一夫ファンクラブ」が開催される。199年頃に結成された…

小中陽太郎「いい話グセで人生は一変する」(青萌堂)

先日小中陽太郎先生の出版記念の会に呼ばれた。江戸川橋の小さなスナックを借り切って行われた会には、芸能界、市民活動家、政治家、メディアなど様々な団体や業界の人が入り乱れて坩堝(るつぼ)の如く、怪しいが親しみの湧く、ゆるいが愉しい雰囲気であっ…

学部長が主宰して学部を構成する各委員会の長たちが集まる学部運営委員会は、毎月教授会の前の週の土曜日の朝に行われる。

学部運営の重要事項はこの場で合意形成が行われ、正式には教授会で決定する。今回もいろいろと話題があったが、私からは「すべての道はキャリア(職業)に通ず」という図を一枚提出し、就職に関する全体像を示し説明と意見収集を行った。神保町で電車を降り…

小中陽太郎先生の出版パーティ

朝、4時に起きてブログを書き、授業の準備をする。 マネジメントデザイン2の3回目の授業。 本日のテーマは「仰ぎ見る師匠」で、取りあげた人物は、横山大観と平櫛田中とその師匠である岡倉天心、渡辺崋山とその師匠である佐藤一斎、昭和天皇とその師匠であ…

「人物破壊、社会的暗殺、殺人以上に残虐な暴力」

政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党の小沢一郎元代表の公判が始まった。6日の公判で読み上げた意見書の内容の要旨が各新聞に載っている。 以下、読売新聞の要旨と朝日新聞夕刊の要旨を読み比べながら、読売に朝日を追加してみたが、新聞によって内…

若手社員・社外セミナー修了者のためのセミナー(JR東日本)

JR東日本で引き受けている社員研修が、本日から今年度分が始まった。この研修ももう4年目になる。 今回も200名近い受講者だった。以下、所属。 運輸車両部東京総合指令室、財務部経理課、松戸車掌区、池袋運輸区、下十条運輸区、東京駅、蒲田駅、東京車掌…

祝!日野原重明先生100歳の誕生日。今日も生涯の一日なり。

今朝の新聞は、日野原重明先生の記事と広告が多いのが目立った。今日は日野原先生(1911年10月4日生まれ)の満100歳の誕生日だからだろう。 やるべき崇高な仕事があり、多くの人に夢を与える、知的な老人の生き方に感銘を受ける。10年前の90歳の時、「生き方…

「精撰 尋常小学 修身書」(八木秀次監修・小学館文庫)

戦後、「修身」という言葉は忌み嫌われてきた。軍国主義の源が修身教育であるというような風潮があり、「道徳」の時間や「ホームルーム」の時間になった。戦後授業の停止が行われた3科目のうち「日本歴史」と「地理」は復活されたが、「修身」はそのまま葬り…

父母懇談会を開催

昨年初めて行い好評だった父母懇談会を開催。 就職がテーマなので、4年生と3年生の父母が対象。110名以上の参加者があった。 諸橋学部長、村山就職委員長、池田学務部長の説明の後、ゼミ別の懇談会。キャリア支援課の諸君は、担当の学生の顔と名前を記憶して…