2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

文庫リレー塾最終回の講師は寺島塾長。

文庫リレー塾最終回。講師は寺島塾長。丸の内の日本工業倶楽部。 時代認識。全体知。現象と構造。社会工学的知。課題解決。構想力。歴史認識。認識と意識。目的合理性。課題設定力。情報科学と生命科学。宗教。生命史と人類史。 2016年二つのショック。BR…

三菱一号館美術館「拝啓 ルノワール先生」。

先日、三菱一号館美術館で開催中の「拝啓 ルノワール先生」展を観てきた。 日本近代洋画を代表する梅原龍三郎(1888-1986)は、20世紀初頭にフランスの国民的画家となっていたルノワール(1841-1919)との出会いから、終生彼に師事していた。 37歳の年齢差…

目黒法人本部。東大。文京学院大。

「副学長日誌・志塾の風161128」 目黒の法人本部。 来年度着任の先生を理事長に紹介。 前後にオリエンテーション。 ---------- 文京学院大学の創立者を顕彰する島田依史子記念館。 建学の母。 大正13年本郷女学院を開く。昭和22年文京女学院、文京…

国重惇史「住友銀行秘史」(講談社)

国重惇史「住友銀行秘史」(講談社)を読了。 話題の書である。 高収益で有名だった住友銀行の汚点となったバブル謳歌時期の裏で発生したイトマン事件の実相を、最も身近にいたものとして、1990年3月から1991年7月までの手帳日記で再現したノンフィクション…

隠岐島。岐阜高山。中国雲南省昆明。徳島県神山町。相模原モデル。

「名言との対話」。11月26日。小村寿太郎。 「うその外交は骨がおれるし、いつかはばれるが、つねに誠をもって押し通せば、たいした知恵もつかわずに済む。」 日本の命運を賭けた日露戦争は、陸軍の旅順陥落と海軍の日本海海戦の大勝利となった。しかしその…

立志論「修養・鍛錬・研鑽」。大学戦略会議「研究」。大学経営会議・運営会議「予算」。

「名言との対話」11月25日。西本幸雄。 「いわしも大群になると力がでる。みんなが心底から力を合わせることによって、何かが可能になるんや。」 西本幸雄(1920年4月25日 - 2011年11月25日)は、和歌山県和歌山市出身のプロ野球選手(内野手、コーチ・監督…

渡部恒夫「米国大統領選挙と新政権の展望」

リレー講座:講師は笹川平和財団の渡部恒夫先生。「米国大統領選挙と新政権の展望」。 「2016年大統領選の特徴」「大統領選挙の展開」「大統領選挙の政策軸」「トランプ候補の勝因と今後の政策の方向性」、そして最後は「トランプ新政権への人事」という構成…

琉球新報のトランプ政権を睨んだ沖縄基地に関する報道を読む。

琉球新報のトランプ政権を睨んだ沖縄基地に関する報道。 ハワイ州イゲ知事「在日米軍撤退でハワイで受け入れも」(11月17日一面トップ 「米兵一人当たり1500万円超の在日米軍駐留経費7600億円を毎年日本が負担。日米安保体制の融解が始まった。米中・米ロ接…

日本私立大学協会「教育学術充実協議会」に出席

「副学長日誌・志塾の風11月22日」 日本私立大学協会 平成28年度 教育学術充実協議会。アルカディア市ヶ谷。 テーマ「高大接続改革再考」。 193大学の理事長、学長、副学長ら253名が参加。 3つのポリシーの実質化と入試改革を通じた教育力の向上(関西国際大…

星亮一「山川健次郎伝」--「フロックコートを着た乃木将軍」

星亮一「山川健次郎伝」(平凡社)を読了。 「星座の人」「フロックコートを着た乃木将軍」と呼ばれた教育者・山川健次郎の伝記。 会津藩の白虎隊から始まり、17歳でアメリカ留学、エール大学に学び物理学を専門とする。32歳で帰国後、東京帝国大学(48歳、5…

トルストイ「最上の幸福は、一年の終わりにおいて、年頭における自己よりも、よりよくなったと感ずることである。」

今日のオーディブル 聴く歴史・海外:立松和平「無常の彼方へ--永遠の真理を探究したブッダの旅」。 「名言との対話」11月20日。トルストイ。 「最上の幸福は、一年の終わりにおいて、年頭における自己よりも、よりよくなったと感ずることである。」 文豪ト…

「トランプ自伝」(ちくま文庫)--42歳時点の自伝からトランプから今のトランプを眺めると、、、。

「トランプ自伝」(ちくま文庫)を読了。 単行本としては1988年に早川書房より刊行された。 当時はトランプは42才。超高層ビルであるトランプタワーなどをつくり話題の主だった。 この本の最後に「さて、次は?」という文章がある。 「これからの二十年間の最…

中津北高の同級会を神保町で開催。

夜は中津北高の同級会。神保町の栄家。 関西から2人、福岡から2人。磐城、鹿島も含めて、計13人。 一度関西にも出かけて旧友と会いたい。 前列左から:井上。田渋。寺山。甲斐。 後列左から:川口。峰。永沼。泉。岩釣。清原。久恒。猪俣。松田。 「母介護96…

リレー講座:真壁昭夫信州大学教授「世界経済と金融市場の動向」。トランプショック、、、。

帰宅途中で歩きながら、オーディブル。 阿刀田高「聴く歴史。ギリシャ神話を知っていますか?」を1.25倍速で聞く。 「聖書と並ぶ古典中の古典、ギリシア神話は、世界の思想、芸術、文芸に多大の影響を及ぼしている。本書では、多彩豊富な物語の膨大な枝葉を巧…

「大逆転の人生劇場」、、、「人間いたるところ青山あり」だ。

文藝春秋12月号。 「大逆転の人生劇場」を興味深く読んだ。 今日の盛名からは想像できない失敗、挫折、苦悩など、どん底から甦った人々の姿に感銘を受ける。 父の死が心臓外科医人生を変えた・天野篤。 中国コーチ就任で受けたバッシング・井村雅代。 私は入…

午後、ヤマトホールディングス本社訪問。夜、知研セミナー「山川健次郎」

知研の例会セミナー。代々木の福島事務局長の事務所。 根岸さんの「元白虎隊士 東京帝国大学総長 山川健次郎」の研究成果を聞く。 会津藩出身の山川健次郎。兄の山川浩は軍人で東京高等師範校長。妹・捨松は大山巌夫人。 イエール大学に留学後、帰国し、東京…

「ドクター・コッペリウス」--富田勲サウンド

先日味わった「ドクター・コッペリウス」の解説本から、富田先生(富田勲)の人間像を選び出してみた。 手塚治虫「富田勲氏の音楽をひと言でたとえるなら、脱日本的な第一級の調理師とでもいうべきだろう。、、、グローバルなスケールで第一級の仕事をしても…

多摩祭は成功! 私は記念講演「多摩大の今、そしてこれから」を担当。

週末の土日は、多摩祭。 学園祭の活性化は長年の課題であった。 名称を変え、コンセプトを打ち出し、あらゆるイベントを総動員した結果、ようやくここまで来た。今年は、全員参加で成功したと思う。皆さんに感謝。 来年は今年の経験と実績の積み上がりで、さ…

多摩祭--多摩グローカルフェスタ in tama。初日。

多摩祭--多摩グローカルフェスタ in tama。 昨年までとは段違いの賑やかさ。天気もよく、学部あげての企画が成功。 準備した多摩祭実行委員会、学生委員会、プレゼミ生、教員、職員の皆さん、ご苦労様! その上で、来年に向けて、いくつか気がついた点を記…

「琉球新報」は米大統領選の結果をどう報じているか?

11月から「琉球新報」を自宅に取り始めた。 10日号は「米大統領 トランプ氏」という大見出しである。 やはり沖縄の反応は大きい。本土の新聞の論評とは違い、特に基地問題に関して様様の観点から記事が組まれている。以下、ピックアップ。 翁長知事「いわゆ…

リレー講座:寺島:アメリカ大統領選。日本経済の現状。社会構造の変化。

本日のリレー講座。 寺島実郎「日本経済の現状と社会構造の変化」。 8日のアメリカ大統領選の総括から入った。 アメリカ。「11.9ショック」「魔女と悪魔の戦い」「若人はヒラリー、老人はトランプ」「ビジョンとメッセージなき選挙」「保護主義」「シルバー…

黒田博樹「クオリティピッチング」--「一試合一試合、これが最後の試合だ」

アメリカ大統領選。 トランプが逆転の勝利を飾った。 勝利宣言時の言葉「大統領戦は終わったが、今から大統領としての仕事が始まる」。 黒田博樹「クオリティピッチング」(KKベストセラーズ)を読了。 黒田投手の安定した、質の高い投球の神髄が語られた…

西垣通「ビッグデータと人工知能」

西垣通「ビッグデータと人工知能」(中公新書)を読了。 冷静で中立的で本質的な洞察に基づく長期的な見通しに挑んだのが本書である。 この本によれば20145年のシンギュラリティ(技術的特異点)は到来しない。 人間に関する洞察、技術だけでなく文化的枠組…

中津をブラブラ

別府から帰って、抜群の営業成績と気さくな人柄で大手損保の副社長まで務めた吉森君を呼び出してすし屋で昼食。こんなに語り合ったのは初めてだ。 中津図書館の久恒啓一文庫。 最近の本を送らねば。肩書きも変化。 市議会議員の知性派としてがんばっている須…

中津で母にアイパッドミニ。別府に宿泊。

89歳の母親にスマホを持たせようと思い立った。 中津のソフトバンクの店で、話を聞くうちにガラケーとアイパッドミニの組み合わせということになった。 私のアイホンと母のミニが親子関係に。 ----------------- 名言との対話。 11月6日。チャイコフスキー。…

平松洋子「野蛮な読書」

平松洋子「野蛮な読書」(集英社文庫)を読了。 食や暮らしの分野で人気の著者の読書エッセイ集。 100冊以上を俎上に載せている。講談社エッセイ賞受賞作。 第2章「わたし、おののいたんです」を中心に読む。 対象の著者は、宇能鴻一郎、池部良、獅子文六、沢…

春原剛「ヒラリー・クリントン--その政策・信条・人脈」(新潮新書)

春原剛「ヒラリー・クリントン--その政策・信条・人脈」(新潮新書)を読了。 史上最も嫌われた女性と史上最悪の男の戦いとなったアメリカ大統領選。 ヒラリーが勝ったらどうなるかを考えながら読んだ。 「健康」に問題を抱えていると思われるヒラリーは大…

琉球新報を取り始めた

11月から沖縄の琉球新報を自宅に取り始めた。一日遅れで届くようだ。 沖縄のことは本土の新聞では情報不足になる。 戦後日本を考える上で沖縄問題を避けては通れない。36ページ。 1日の記事から。 「第6回世界のウチナ-ンチュ大会」:海外から過去最高の729…

経営はリズムだ。

水曜日は会議の日。 毎月第1週は、アクティブラーニング、研究活性化、地域活性化、国際交流というサブ委員会、そして経営情報学科会が行われた。来週は就職、入試、教務、学生というメイン委員会、その次の週は学部運営会議、その次は教授会、その後、全学…

「月刊ガバナンス」11月号に「説得型行政から納得型行政への転換を!」というタイトルで執筆。

「月刊ガバナンス」11月号に「地域力を高める納得のプロセス」特集の一部として、「説得型行政から納得型行政への転換を!」というタイトルで執筆。 ☆手に取るだけで、地方自治の“今”がわかる。 ☆自治体経営のエッセンスが凝縮 ☆先進事例の情報収集に役立つ …