2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

稼ぎ(カセギ)と努め(ツトメ)の両立が大人の条件−−寺島実郎学長

今日は来客が多かった。日経新聞別紙の「日経プラス1」に「常識点検」というコーナーがある。その企画で女性ライターから取材を受けた。用意されたテーマから広がって多くの情報を提供したが、どの部分が採用されるのだろうか。10月10日土曜日。P出版社の…

「教養論」の碩学・竹内洋先生との出会い

「東京赤坂の野田一夫先生(「多摩大名誉学長)の事務所で、先生と久恒啓一多摩大教授とともに懇談。久恒教授は全国の人物記念館をたずねて、その事績を収集し、わかりやすく、人々に伝達するユニークな仕事をしている。近著「志」(ディスカバー・トウェンテ…

「社会的合意形成論」事はじめ

先週金曜日の社会人大学院の講義「社会的合意形成論の」感想を14人全員がホームページに書き込んできました。出席代わりになります。今回はオリエンテーションに出席できなかったので、工夫したA4一枚の裏表でPRしたら、結果的に14名が受講した。顔見せ…

「友愛」って、「You & I」(ユー・アンド・アイ)のことでは?

9月号の「Voice」に鳩山由紀夫の「私の政治哲学」という論文が掲載されている。ニューヨークタイムスが「反米宣言」であるとしたというニュースが話題になったが、今回たまたま内容を読んでみたが、そういうトーンは全くなかった。基本的には、政治哲学…

座る位置が変わると見慣れた景色が違って見える--教授会・卒業式

10時から教授会。 体調不良の学部長にかわって議長をつとめることになった。座る位置が変わると見慣れている教授会の景色が違って見える。景色が違うと考えることも変化してくる。 次がつまっているので時間配分に気をつけながら、案件を淡々と処理していっ…

秋学期始まる。「マネジメントデザイン2」と「社会的合意形成論」

本日から秋学期が始まりました。10時40分からの2限目は、「マネジメントデザイン2」の講義。2年生以上の科目ですが、春学期と同じく200人ほどの受講生がいました。以下、この科目のシラバスから。「ビジネスはコミュニケーション活動によって成り立っており…

「志企業」(こころざしきぎょう)は、いずこ?

「志企業」というキーワードで、企業をみている。宮城大学で同僚だった天明茂さんが2005年に書いた「志企業のすすめ」(致知出版社)を改めてひもとくと以下の企業が紹介されていた。 生命地域主義を実践する「木の城たいせつ」(北海道栗山町・循環型一戸建…

連休中のオープンキャンパスにも出番あり−−今年は好調!

連休中だがオープンキャンパスが行われた。 今回も目標数の倍ほどの受験生が集まり、すでに年間の目標数を上まわったという報告がきている。今年の入試は調子がいいらしい。今回は、午前中は多摩センターのサンリオピューロランド体験があり、午後にオープン…

「人物記念館の旅」、300館を突破!実況中継by Twitter

今日も生涯の一日なり。約22時間前 webでさて、人物記念館の旅。今日は小田原あたりを攻めようか。約20時間前 webで町田から小田原に向かっています。約18時間前 Tweetieで行き先を変更。湯河原です。西村京太郎記念館を訪問。34歳から今までで320冊のトラベ…

西田幾太郎記念哲学館の訪問メモ

絶対矛盾的自己同一という西田哲学の哲理は有名だ。矛盾しながらも自己同一を保っている。例えば昨日の私と今日の私。私と汝、仏と衆生。神と人。そうした構造を持ったものが現実の歴史的世界だ。こういうことらしい。人格とは昨日の私と今日の私は矛盾する…

アートソムリエ山本冬彦著「週末はギャラリーめぐり」(ちくま新書)

「週末はギャラリーめぐり」(ちくま新書)を読んだ。サラリーマン人生をこなしながら、30年間にわって毎週末の画廊めぐりとアート蒐集を趣味として続け、1300点のアートを持つにいたった山本冬彦さんが、60歳の還暦を迎えるにあたっての記念として書いた本…

はちおうじ志民塾「地域コーディネーター養成講座」始まる

八王子市在住の市民を対象とした「はちおうじ志民塾」という講座が開講されている。今までの人生で学んできたこと、身に付けてきたことを地域で活かすことを目指した50歳以上の市民を対象とした講座である。http://www.city.hachioji.tokyo.jp/shiminkatudo/…

本質、歴史、博学、怒り、、−−三枝成彰さんの凄い講演

多摩大コミュニティ・カレッジの最終日は、三枝成彰さんの講演と音楽会。 三枝成彰さんのお話は凄い内容だった。本質、歴史、博学、怒り、メリハリ、、、。ただ者ではない。歴史の中で今を生きている。目からウロコが落ちる話だった。 日本における音楽と美…

「人物記念館の旅」をテーマに講義−−コミュニティ・カレッジ

多摩大学で開催中のコミュニティ・カレッジ「文化・教養講座」で社会人に講義をしました。 今日は、前半は「日米関係再考−桜と花水木そしてヒロシマ」という演題で菅野光公先生、そして後半は私の「人物記念館の旅」でした。受講者は、中年以上がほとんどでし…

図解ウェブも、夏バージョンから秋バージョンへ

図解http://www.hisatune.net/のトップページの右は、大学周辺の風景をイラストで表現している。多摩川、富士山、旧聖蹟記念館、桜ヶ丘カントリークラブなど3つのゴルフ場、そして大学の建物などが配置されている。そして多摩大学の建物からは大学のホームペ…

プチ湯治−−東鳴子温泉の大沼旅館で「現代の湯治」を体験

15日から一泊で、宮城県大崎市の鳴子温泉の「東鳴子温泉」に行った。 ここの大沼旅館に宿泊。大学のインターゼミの「東鳴子温泉の活性化」チームのフィールド調査。このチームは阿部君、宮城君、山本さんの3人で、彼らは3泊4日のプチ湯治の体験をしている。…

和田秀樹「心と体のための生涯学習の勧め」−コミュニティカレッジ

本日より、多摩大学コミュニティカレッジ「文化教養講座」が始まりました。 初日は、精神科医の和田秀樹さんと多摩大の樋口裕一さんが講師。 「心と体のための生涯学習の勧め」(和田秀樹) 高齢者の体の特性や疾患についてはまだまだ知られていないことが多…

9月の新著「対話力」(中公新書ラクレ)樋口裕一・久恒啓一

先週は、出版、雑誌、ポッドキャストなどメディア関係が重なりました。 そして、新しいミニブログともいうべき「Twitter」に挑戦していました。はまりそうです。http://twitter.com/新著です。 「対話力」(中公新書ラクレ)樋口裕一・久恒啓一:9月10日。74…

西田幾多郎記念哲学館・銭屋五兵衛記念館・中川一政記念美術館

昨年金沢で加賀友禅作家の久恒俊治さんと知り合いになり、今回は奥様と娘さんが、私の「人物記念館の旅」につきあったていただいた。宇ノ気にある西田幾多郎記念哲学館。入り口がわかりにくく、中も迷路のようになっていて、案内板の情報も少ない。おかしな…

「疲れましたが、楽しくまたちょっぴり力がわきました」-看護研修

金沢で研修の講師をつとめる。テーマは「考える看護師を育てるために」。 石川県看護協会主催で、昨年に続き2度目。昨年の受講者の反応は、「すごく疲れたけれど、楽しかった」というところだったそうだ。 看護協会という組織は、看護者のために働きやすい…

「The 21」の「早朝&週末」特集、「日経キャリア」の「耳ガク」特集

午前中は、出張の準備。 午後から、二子玉川の高島屋6階で行われている手工芸展で、加賀友禅の技法を用いた生活用品をみる。絵が透けてみえる小皿をセットで買ってみた。 16時半。赤坂見附でのホテルで、M出版社の女性編集者と会って、今取り組んでいる…

御殿場で学長杯ゴルフ、そして虎ノ門で郷原信郎セミナー

御殿場の篭坂ゴルフクラブで、初めての学長杯ゴルフが開催された。学部教員、職員、大学院教員、非常勤教員が集まり3組でプレー。 朝の内は雨が残ったが、だんだん晴れてきて、最後は天気はよくなった。 私の組は、多摩キャンパスの菅野先生、湘南キャンパス…

「脳がオーバーヒートぎみ」−−7時半からの「早朝図解セミナー」

渡辺幸裕さんが主宰するギリークラブhttp://www.gillie.co.jp/g_club/「早朝図解セミナー」を九段サテライトで朝7時半から9時半まで行った。多摩大広報活動の一環。前回はメディア中心だったが、今回は企業中心に募集をかけたところ、定員は20名だったが朝早…

徳富蘇峰が34年をかけて書いたライフワーク「「近世日本国民史」

徳富蘇峰の人生を追いかけると、ライフワークである「近世日本国民史」という大著とその完成に費やした長い年月に目がとまる。 明治維新を書くという志を持った蘇峰は織豊時代にまで遡るべきという考えから、世界最大の著作「近世日本国民史」全100巻を書い…

話題のtwitterにトライ!−−ブログは過去ログ、こちらは現在進行形

話題の「twitter」をこの二日間、試してみました。http://twitter.com/ 09年4月現在で利用者は52万人。ブログは過去を記すログですが、twitterは現在進行形というのが特色です。 20名の方を私がフォローし、逆にフォローされるのは10人というのが二日間の収…

「小論文の神様」と「図解教の教祖」が明解に説く!

9月10日発行の新著の見本が届いた。同僚の樋口裕一さんとの共著で、「対話力」をテーマとした中公ラクレ新書だ。表紙のオビは、「小論文の神様」樋口さんと、「図解教の教祖」の私の顔写真が載っている。中身は、対談本である。樋口さんとは小学校時代の幼な…

「常識に還れ」−民主党外交政策についての寺島実郎の提言(報ステ)

夜10時からの報道ステーションでを見ているうちに不覚にも寝てしまったが、ユーチューブで見ようと思っていた場面がアップされていたのでよかった。http://movie1.search.biglobe.ne.jp/video/watch/8455cf72a81acc2c?kw=民主党&page=1(民主党外交政策に…

管理職から経営職へ

日産自動車グループの企業の管理職研修のために戸塚で一日過ごした。管理職層(課長級)から経営職層(部長級)への昇進に向けての研修という位置づけである。 「積極的な発想と行動」「顧客の目線」「ユニークセールスポイント」「提案力の強化」「戦略的思…

森下の「芭蕉記念館」と「田河水泡・のらくろ館」を訪問

思い立って、深川の森下を訪ねる。みやこという飯屋で深川名物の「深川めし」を楽しむ。深川ではアサリがふんだんにとれ、そのムキ身を、ネギや油揚といっしょに味噌でさっと煮て、炊きたてのどんぶり飯に汁ごとぶっかけて食べていた。この深川めしは、池波…

西田幾太郎記念哲学館・銭屋五衛兵記念館・中川一政記念美術館

昨年金沢で加賀友禅作家の久恒俊治さんと知り合いになり、今回は奥様と娘さんが、私の「人物記念館の旅」につきあったていただいた。宇ノ気にある西田幾太郎記念哲学館。入り口がわかりにくく、中も迷路のようになっていて、案内板の情報も少ない。おかしな…