2012-01-01から1年間の記事一覧

121231

- さて、大晦日の本日、今年の総括をしてみたい。 管理運営(多摩大の再建が天命) 大学(寺島学長)では学部長の初年度。中期計画立案と運営方針の設定から始まった。目標管理と組織的運営。執行部の意思疎通、委員会重視、スケジュールに沿った運営などを…

今年の総括:日枝神社の「末吉」がアタリ!

今年の正月にひいた近所の日枝神社のおみくじは、「末吉」だった。「のどけしと見えしうなばらかぜたちて小舟危きおつきしらなみ」(小舟の俄かの嵐にあふ如く思ひがけぬ事にて災起る恐れあり、かりそめにも色に溺れ不義の行をなさず身を正しく持ち一心に辛…

寺島実郎「大中華圏」(NHK出版)--ネットワーク型世界観の誕生

寺島実郎さんの新著「大中華圏」(NHKブックス)を読み終わった。 2004年あたりから耳にしてきた内容が、進化し統合されて、巨大な世界観となって結実した日本人のための思想書と言ってよいだろう。数字で大きな流れとをつかむだけでなく些細な動きをも見…

「激動の90年。歴史を動かした90人」の言葉から

今後君たちがどうやっていくかを地獄の底から見ていくよ(土光敏夫) 難民問題で必要なのは、3つのリスペクト(尊厳)です。国々の献身、人道支援に従事する者たち、難民。(緒方貞子) デモ隊は声ある声だ。わしは、声なき声に未知に耳を傾ける。後楽園は巨人戦で…

知的巨人たちの晩年

クレマンソー(1841-1929)。80歳を超えてフランスの首相。88歳。 グラッドストーン(1809-1898)。イギリスの首相。83歳で第四次内閣。 伊能忠敬。56歳から72歳。四千万歩。毎日10里。14年間のうち9年を旅。 貝原益軒。博学多識。旅の達人。80代で活発な著作。…

毛利空桑記念館。

大分市鶴崎の毛利空桑記念館。 鶴崎は豊後ではあるが、熊本肥後班の飛地である。そこの江戸末期から明治時代にかけて活躍した毛利空桑(1797-1884)は、儒学者、教育家、そして尊王家であった。私塾、知来館で890人の人を育てた。年の離れた吉田松陰も18…

万葉歌碑の旅ーー奈多宮の柿本人麻呂の歌を訪ねる

国東半島の大分空港の近くの奈多宮を訪ねる。 海水浴場で有名な奈多海岸に不思議な雰囲気のお宮がある。それが奈多宮だ。 母のライフワーク万葉歌碑の旅だ。 奈多宮は宇佐宮から5年後の天平元年にできているから、ずいぶんと歴史がある。みかんの祖、田道間…

「海図の世界史」(宮崎正勝)

「海図の世界史」(宮崎正勝)をこのところ毎日少しづつ読んで読み終わった。 世界の歴史は、世界の俯瞰図作成の歴史であるともいえる。陸上の生活から生み出されたのがマップで、海上の航海に役立てるためにできたのがチャートである。 紀元2世紀のエジプト…

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秘書の近藤さんといくつか打ち合わせ 野澤君 出原先生 今泉先生とプロジェクトゼミなどの打ち合わせ

話題の映画「レ・ミゼラブル」。囚人から聖人へ。

クリスマス・イブの日。午前中、大学でひと仕をした後、家内と話題の映画「レ・ミゼラブル」を観る。原作の日本語名の大河小説は「ああ、無情」あるいは「岩窟王」で知られる。 1人の徒刑囚が、聖人として生涯を終えるまでの感動の物語である。 子どもの頃に…

篠山紀信「写真力」--ハッと感じたら、グッと寄って、バチバチ撮れ!

初台の東京オペラシティアートホールでで開催中の「篠山紀信展 写真力」を観る。 いきなり三島由紀夫の死の直前に撮った縛られて死を迎えた裸の写真と日本刀を持って構える三島の殺気溢れる大きな写真をが目に飛び込んできて驚かされる。大きい写真はやはり…

121222

朝に予定していた取材が来年に延びたので少しゆっくり。 12時10分:大学院教授会。 14時:「グローバル・リーダー」をテーマに取材を受ける。 16時:今日も学長は取材が重なり多忙だが、短い時間で2度の相談。 16時20分:インターゼミ(社会工学研究会)の今…

今年は本日で大学関係の仕事は実質的に終了!

今年は本日で実質的に終了!

121221

10時、来年度ゼミ生面談。これで17名全員と会った。 10時40分、立志人物伝(マネジメントデザイン論2)の今年最後の授業。今日から個人作業。youtubeでシンセサイザーの富田勲先生と初音ミクのコラボ演奏の映像を見せたが、物凄い反応だった。80歳の富田先…

今年最後の授業--「立志人物伝」と「図解コミュニケーション」

今日の大学院の授業では、JICA(国際協力機構)のパンフレットを全員で分担して図解するというチャレンジをやってみた。とても面白かった。「図解コミュニケーション」の授業は、テーマ選びがポイントだから、常にアンテナを張りながら生活することが必…

121220

11時:矢内事務長。予算、25周年、、、。 12時10分から来年度のゼミ希望者の面談。先週の1名、明日の1名を除く15名。内容は上記。 教員ラウンジで酒井、彩藤、梅澤の女性教員の女子会の中に入り懇談。 趙先生 今泉、豊田、酒井の議論に加わる。 金子さんと来…

来年度ゼミ生との面談

来年度のゼミ希望生の面談。 自己紹介とゼミの希望理由を書いたペーパーを見ながら、4-5人づつのグループ面談。希望者は17名。うち女子2名。 ホームゼミ以外に、プロジェクトゼミかインターゼミをとるように勧めた。 サークルを立ち上げる。聖ヶ丘小学…

121219

午前。多摩の研究室でひと仕事。高野課長。 午後。内幸町の帝国ホテルでギリークラブ代表の渡辺さんと面談。来年度お願いする講義の内容の相談。年間150回、10年で1300回の飲食、文化などあらゆるジャンルのミニセミナーを開催している超人の生き方とノウハ…

三菱一号館美術館のジャン・シャルダン展

三菱一号館美術館のジャン・シャルダン展シャルダン(1699-1779)は18世紀フランスの静物画・風俗画家。初の日本での個展。ミレーやセザンヌに影響を与えた人。ビリヤード職人の子。聖ルカアカデミーの親方画家、王立絵画彫刻アカデミー会員、ルイ15世に「食…

121218

夜は、野田一夫名誉学長と日経新聞の中沢編集委員と赤坂エクセル東急ホテルのジパングで食事。 野田先生は移民政策研究所での講演からの帰り。中沢記者とは宮城大時代に私が「サラリーマン」の取材を受けて以来の友人。以下、野田先生の会話の中に出て来た知…

今年最後の講演--JICA(国際協力機構)

今年最後の講演は、市ヶ谷のJICA(国際協力機構)での国際協力人材赴任前研修(専門家等)。 1月から改めて数えてみると今年の講演はこれでちょうど50回になる。毎週1回やっている計算だ。講義名は、「図解思考」を用いた国際コミュニケーション力向上(…

121217

秘書と打ち合せ。スケジュール確認。大学院広報資料作成。プレ報告作成。 矢内事務長と打ち合わせ。25周年関係。 出原MIC長と打ち合わせ。配布パソコン。 諸橋副学長と打ち合わせ。 高野課長と打ち合わせ。 学生から教務関係の要望を受ける マグネット社…

テザリング開始

テザリング 12月15日から開始されたiPhone5のテザリング機能を使い始める。最初はセッティングが必要だがこれは教えて貰った。 スマートフォンのインターネット回線を無線LANなどを経由して他の機器で共有する機能。モバイルルーターと同じことができるよう…

新著「30代からの人生戦略は『図』で考える」が書店に並び始めた

新著「30代からの人生戦略は『図』で考える」(PHP研究所)が書店に並び始めた。 今までの総決算的な内容なので、多くの人に手に取ってもらいたい。30代からの人生戦略は「図」で考える!作者: 久恒啓一出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2012/12/14メデ…

121215

樋口先生 出原MIC委員長 9時:学部運営委員会。教授会へ向けての確認。配布パソンコンについての議論。 9時半:来年1月19・20日のセンター入試説明会(川手入試部長・黒瀬係長) 10時40分:教授会 13時から学生研究発表会(SRC)。「2012秋 学生最前線…

ブログの連続記入が、本日で3000日を達成!

本日をもってブログの連続記入日が3000日に達した。 仙台時代の2004年9月28日からだから約8年半に亘って何かしらの文章を毎日毎朝書き綴ってきたことになる。少し感慨がある。最初はファンである松井秀喜の連続試合出場記録1768を目標にすると冗談で言ってい…

121214

矢内事務長 立志人物伝(マネジメントデザイン2)の12回目の講義。一徹の人(岡田紅陽・小池邦夫・北原照久)と多摩の人物紹介。youtubeは北原照久と水木しげる。 矢内事務長 今泉教務委員長 13時半。日本能率協会マネジメントセンターの池淵さん来訪。グロ…

ミニ講演-「人物記念館の旅、500館を超えて」

NPO知研忘年会。 冒頭は私の45分のミニ講演。「人物記念館の旅、500館を超えて」。 500人のリスト。ブログ登場が契機。世界の旅は文明の生態史観の旅。日本の旅は人物記念館の旅。百説。巡礼。日本近代史の旅。人の偉さは影響力。立志人物伝はyoutubeが好…

121213

矢内事務長と定例の打ち合わせ。 来年度ゼミ生希望生との面談始まる。最初は起業希望の元気な1年生だった。 松本先生。新著「30代からの人生戦略は図で考える!」(PHP)をテーマとしたセミナーの依頼あり。 ゼミ2年生のK君来訪。来年度休学して中小企業…

リレー講座は財部誠一先生の「メイド・イン・ジャパン」

リレー講座は財部誠一講師の「メイド・イン・ジャパン」。 日本は剣ヶ峰にある。本当の危機。 本当の問題は、製造業のメジャープレイヤーが日本で頑張る必要が無くなったこと。日本は中核的価値を失いつつある。 日本企業が日本の社会に愛想をつかした。日本…