2011-01-01から1年間の記事一覧
今年は日本中が「3・11の東日本大震災」に明け暮れた年だった。 あらゆる人が何らかの影響を直接・間接に受けている、そういう規模の大災害だった。 私自身も、家族ともども11年間住んで仕事をしていた仙台・宮城が惨状を極めた被災地だったこともあり、…
九州から84歳になる母親が上京している。 母は子供たちから手が離れた40代前半から40年ほど短歌をやっていて歌集も何冊か出している。一方で夫が脳溢血で倒れて看病生活が始まった60歳から万葉集をテーマに研究もしていて、その成果として「万葉集の庶民の歌…
梅棹忠夫の「人類の未来」(梅棹忠夫著・小長谷有紀編)。梅棹忠夫の「人類の未来」 暗黒のかなたの光明作者: 梅棹忠夫,小長谷有紀出版社/メーカー: 勉誠出版発売日: 2011/12/16メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) …
世界文学史上の最高峰の恋愛小説を書いた紫式部とは何者か。なぜこの物語を書いたのか。これがこの映画の言う「千年の謎」である。 紫式部に関する資料・文献は極めて少なく、この空白を埋める推理がこの映画の肝となっている。源氏物語は藤原道長へのラブレ…
気に入った格言の蒐集。 人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うにはばかばかしい。重大に扱わなければ危険である。(芥川龍之介) 自由は山嶺の空気に似ている。どちらも弱い者にはたえることはできない。(芥川龍之介) 人生は一冊の書物に似ている。ば…
劇団四季ミュージカル「はだかの王様」をパルテノン多摩で鑑賞。 大ホールは子供連れの親子でほぼ満杯の盛況である。この出し物は全国公演が行われていて、2011年5月3日から2012年3月18日まで各地で開催されている。 府中、福生、機密、市ヶ尾、精華町、広島…
第25回多摩市民第九特別演奏会を聴いた。九州から昨日上京した母親と妻と3人。 管弦楽は多摩ユースオーケストラで、合唱は多摩市民「第九」をうたう会。そして指揮は多摩地区で活発に活動を続けり今村能さんだ。 一瞬飛び上がったのではないかとさえ思う躍動…
クリスマス・イブの土曜日なのだが、多摩大では「教育活動情報共有会」を開いた。 この1年の教育活動の取り組みと成果、特に外部的な活動や内部の他のゼミとの共同活動中心に情報を出し合って共有して生かしていこうという趣旨である。14人の教員が集合。…
ホームページのトップページを冬バージョンに変更。 http://www.hisatune.net/久恒啓一メールマガジン「図解達人への道」の有料配信を開始。 冒頭の「図解仕事人の眼」の連載の第一号は「若者の投票率を100%にする方法---若者の政治離れなどない」。http…
今週は、「今年最後の」という冠がつく会合や行事が多い。 学長室ミーティング ホームページ打ち合わせ 多摩大総研スタッフミーティング 豊田先生、樋口先生 今年最後のゼミ。2月の地域プロジェクト発表会に向けてのゼミ内発表会。 本日の4年生の1名の内…
今年最後のセミナーが終わった。 秋に講演が集中して来たので大変だと思っていたのだが、何とか乗り切ることができた。 10月から12月までの3か月で21件だから、月7件、週に換算すると2件弱の計算になる。 レギュラーで引き受けているJR東日本など…
午前。 多摩信用金庫多摩支店オープン記念の寺島学長の講演が京王プラザホテルで行われた。 「世界を知る力 多摩を知る力 日本創生の条件」。 多摩地区の経営者を中心に300名以上の申し込みがあり、大会場は満杯だった。 信金のような育てる金融が大事だ…
多摩信用金庫の多摩センター支店(高野支店長)の開所式に呼ばれた。 多摩信と多摩市と多摩大は三者協定を結んだのだが、今年4月からオープンした京王永山駅直結の「ビジネススクエア多摩」に続きここでも協力関係に入ることになる。 9時からの新支店オープ…
NHKの3年越しの大型ドラマ「坂の上の雲」が佳境に入っている。 数ある司馬遼太郎作品の中でももっとも感銘を受けた小説である。司馬遼太郎の作品の読まれ方は尋常ではない。2005年現在で200万部以以上の部数の作品は20作品以上で、「坂の上の雲」は「竜馬…
富士山が美しい。 多摩キャンパスで、人事委員会、センター入試説明会、SRC(学生研究発表会)、新T−NEXT説明会。九段で、インターゼミ、樋口ゼミ卒業制作コンサート、飲み会、と今日は早朝から延々とイベントが続く。重なっているものもあったため…
午前は授業。12回目の本日のテーマは「日本への回帰」。扱った人物は、司馬遼太郎・梅棹忠夫・柳田国男・東山魁夷・小野道風、、。 冒頭、昨日のリレー講座での嶋中雄二さんの景気好転の予測をし、就職環境がよくなるという話をしてみた。授業後のアンケート…
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の景気循環研究所の嶋中雄二所長。 名刺交換。嶋中さんは旧知の学長ともご挨拶。嶋中さんは日本経済に関するあらゆる最新指標を丹念に追いかけているのに驚く。配布資料は、「12月12日15時時点」という注釈がついている。…
午後、石川町の横浜家庭裁判所でコミュニケーションスキル研修の講師をつとめた。裁判所関係は、最高裁判所、東京高等裁判所、仙台高等裁判所、宇都宮地方裁判所で講演をしてきているので、今回の家庭裁判所を加えるとほぼ網羅したことになる。 最高裁には何…
午前は大学で入試パンフレット用の取材を受ける。 社会で活躍している教授ということで何人かが取り上げられるという企画で、小論文の樋口裕一先生と図解の私との対談という趣向である。 一時間強の対談だったが、聴き手が上手だったので、気も持ちよく主張…
P出版社の編集長と九段の文庫カフェで面談。 いくつか企画についてのブレーンストーミングがあり、最終的にある企画に収れんした。 その後、フリー編集者の柴田さんと今後のことを相談。いいコラボレーションができそうだ。大手町の富士メガネ。ここのメガ…
昨年出した「知的生産手帳」が進化。 A5版から四六版にやや小型化してハンディになった。 年度版からDIY版となり、いつからでも始められる日付記入式になった。 いつからでも始められる「日付記入式」手帳! あなたの人生を「視覚化」するための人生計…
午前中の多摩キャンパスでの学部運営委員会を終えて、九段サテライトへ。 今日は、京王永山と多摩キャンパスを歩いて往復した。16時20分から、インターゼミ(社会工学研究会)の最終発表会を開催。 ディズニー班 テーマ「ディズニーの人材育成を通じた社…
本日の「マネジメントデザイン2」の授業。11回目。 テーマは「飛翔する構想力」。 取り上げた人物は、後藤新平・棟方志功・水戸光圀・松下幸之助・手塚治虫・石ノ森章太郎・宮崎駿。前回のテーマ「修養・鍛錬・研鑚」では、安岡生篤・新渡戸稲造・朝倉文…
花の画家」と呼ばれる日本画家・堀文子さんは93歳の今でも現役だ。「サライ」のエッセイをよく読んでいるが、「致知」の新年号にインタビューが出ていたのを興味深く読んだ。厳しい生き方だ。 四歳の時に体験した関東大震災の影響。、、私の家に年をとった婆…
大手企業での講演と研修。本日は「図解文章法」を講義し、実習もやってみた。 下記の著書の内容。図で考えれば文章がうまくなる―「図解文章法」のすすめ作者: 久恒啓一出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2005/09メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回こ…
藤沢周平記念館は2010年に刊行した「藤沢周平記念館」という小冊子から。教師になって2年の24歳の青年教師は結核になり6年間の闘病生活を送る。結核療養所を出た時には藤沢はすでに30歳になっていた。「面白くてしょうがなかった」と述懐する業界…
仙台から新幹線で福島へ。仙台駅の切符カウンターで「先生!」と声をかけられる。JR東日本での先日の研修の受講生の女性だった。営業主任と言う名札をつけていた。 福島駅の喫茶で、福島原発の対応について国会で議員を叱咤した東大の先生を見かけた。 出…
朝7時過ぎの高速バスで太平洋側の仙台から日本海側の山形県鶴岡市へ向かう。2時間20分かかった。 昨年4月にオープンした藤沢周平記念館は、雨の中に静かに佇んでいた。朝が早かったため、一人でじっくりと見ることができた。 蝉しぐれ、三屋清三衞門残日…
宮城大学時代のゼミ生である太田くんの結婚式のために仙台へ。人前結婚式なので、本人たちの挨拶があったり、友人代表の挨拶があったりする。 ディスコ勤務の新郎と慈恵医大勤務の看護師の新婦はともに宮城大の五期生。新婦も私の講義を受けている。仙台での…
午前のマネジメントデザイン2の10回目の授業。 テーマは「修養・鍛錬・研鑚」。 取り上げた人物は、安岡正篤・新渡戸稲造・朝倉文夫・二宮尊徳・小泉信三・野口英世・サトーハチロー・佐野常民・星野富弘。 - 午後は、消防大学校で講義。 幹部科の受講生…