2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧
東京アートギャラリー(初台)を訪問。 「高田賢三 夢をかける」展を見てきた。この「ケンゾー」として有名なファッシンデザイナーは、30歳でケンゾーブランドを立ち上げて、60歳まで疾走し、60歳で過去に別れを告げて、空間をデザインする方向に脱皮してい…
今村翔吾『海を破る者』(文芸春秋)を読了。テーマは「なぜ人は争わねばならないのか?」だ。 「元寇」という日本市場最大の危機である元寇の時代を借りて、「戦争と平和」についての答えに近づこうとする。登場する女性は、蒙古に襲われた「るうし」という…
「今日の収穫」 わたくしね、120歳まで生きてまいります。(塩月弥栄子。享年96) おれは105歳まで生きて仕事をする。(大西巨人。享年97) 年齢を重ねるとともに行動の知恵をふかめてゆき、なお高度な段階に至り、大きな収穫を得るために心を砕くのが、すぐ…
妻・恭子が続けて二冊の歌集を上梓した。2008からの始めて、十数年に詠んだ短歌が歌集という形になった。 「これからも一瞬一瞬に錨を下ろし、青き空を信じて生きていこうと思います」(『第一歌集のまえがき、から』 「悲しみも小さな喜びも丁寧にすくい上…
毎週土曜日の朝は、ヨガで心身をリフレッシュし、リセットする貴重な時間だ。女性の先生から指導を受ける。週1回のこの教室に通うと、疲れがとれ、体が引き締まり、体調がよくなる感覚がある。 身体的エクササイズではあるが、本来はインドのバラモン教、ヒ…
8月分の書籍が到着した。書斎、リビング、トイレに分散して折りに触れて読むことにしよう。 ぼくの複線人生 作者:福原 義春 岩波書店 Amazon 反骨 翁長家三代と沖縄のいま 作者:松原耕二 朝日新聞出版 Amazon すべては野球が教えてくれた: 最後は頭が君を守…
「文藝春秋」8月号の「昭和100年の100人」(激動と復活編)特集を読んでいて、私の「名言との対話」で取り上げた人がほとんどだ。縁者、弟子などが語る偉人の姿があり、興味深い。 2025年は、昭和100年にあたる。「昭和には人類の歴史のすべてが詰まっている…
今期の「図解塾」。図解「JAPAN」プロジェクト、順調に進行中。 前半:寺島実郎。村上春樹。カマラ・ハリス。無着成恭。益川敏英。 本日のテーマは、「床の間」「琉球」「日光東照宮」。 以下、塾生の学びから。 本日もありがとうございました。本題に入る前…
薬師池公園の「蓮」の花の美しさを堪能した。 ヒンドウー語で「蓮の花」をカマラという。女神ラクシュミーの別名である。清らかさや聖性の象徴。聖なる花。お釈迦さまはこの蓮の上で坐している。「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という成句もある。穢れた人…
村上春樹ミュージアム(国際文学館) 早稲田大学は、キャンパスそのものをミュージアムにするという目標を持っている。坪内博士記念演劇博物館、会津八一記念博物館にはなんども訪ずれてる。 その一つがこのミュージアムだ。ここは1979年の『風の歌を聴け』…
寺島実郎の「世界を知る力」(7月)。「今月の世界と日本」。 トランプとバイデンのマトリョーシカ。 アメリカ:政治的には晩鐘、しかし経済は堅調。 欧州:政治の新局面で欧米関係は微妙に。世界は多次元化。 日本:円安で国民は幸せか? 物価上昇、賃金下…
朝はヨガ教室で心身をリセットする。参加者が3人と少なかったので、たっぷりと個人指導を受けて汗をかく。 夜は高円寺の「バーミイ」での夏の忘年会改め、「橘川幸夫さんの活動を支援する会」に参加。 (参加型社会 雑誌『イコール』 | 参加型社会学会 (sank…
早稲田大学。 念願の国際文学館「村上春樹ミュージアム」を訪問。詳細は別途書く。 36歳頃か、JAL広報部にいた私は面識がなかった村上春樹さんから電話をもらった。では赤坂の「重箱」で、というと五木寛之さんと来談した場所ですという返事だった。 素朴な…
夜:知研セミナーは安田勝也「カンボジア自転車プロジェクトーーおっさんが国際支援をはじめた」。小さな一人の活動は、大きな成果を生む。そのことが自身の生き方に影響を与える。参加者全員が感銘を受けた講義だった。カンボジアからもMamada(日本人)さ…
7月の「幸福塾」を開講。「新・代表的日本人」シリーズの、本日のテーマは「持続する志」。 「人物記念館の旅」から:将棋の大山康晴(師匠の木村義雄、ライバルの升田幸三とのエピソードも)。植物学の牧野富太郎。作家の池波正太郎。いずれも、ほとんど学…
「福祉図解塾」の2回目の授業。宿題の「私の仕事」発表。2時間半近くかかったが、大きな成果があったと思う。次回は、修正版の発表から入ることにする。 児童相談所に勤務する人が多い。担当者、リーダー的立場、所長、そして研究者などがいて、それぞれ視点…
8月締め切りの12人の共著の原稿を考えている。毎年一冊をつくっきた。今年は3作目であるが、統一テーマは「一昨年が「決断」、昨年が「旅」であり、今回は「趣味」である。趣味と言えるほどのものはないので、ここ2年程取り組んでいる「川柳」をテーマとする…
岬龍一郎『日本人のDNAを創った20人』(育鵬社)を読了。 日本の歴史を創り上げた為政者10人と、日本の精神的文化を創り上げた文化人10人を紹介している。 彼らの行った事績の本質と、後世に与えた影響を語った名著である。日本文明の遺伝子であるDNAを説…
朝のヨガを終えて、八王子の東京富士美術館企画展を訪ねた。 2024年は「印象派」という言葉が誕生して150年。アメリカマサチューセッツ州でボストンに次ぐ第二の都市・ウスターの美術館は1898年の開館当時から印象派の作品を収集してきた。モネの「睡蓮」を…
『文藝春秋』(8月特大号)に、「昭和100年の100人」という特集。 「激動と復活編」と題した、昭和前半の100人が登場。 このリストの中で、「名言との対話」で取り上げていないのは、16人ほど。昭和天皇。鈴木タカ。麻生和子。秩父宮妃。阿部定。吉田満。ヴ…
「アクティブ・シニア倶楽部」というフェイスブックグループを立ち上げた。アクティブ・シニアと未来のアクティブ・シニア(active senior and active senior in future)のグループだ。 (1) アクティブ・シニア倶楽部 | Facebook 人生100年時代は、アクティ…
「図解塾」を開催。冒頭の近況報告では、人手不足が話題になった。あらゆる現場で、人がいなくて、仕事がまわらなくなってきている。 図解「JAPAN」プロジェクトの本日のテーマは、「法隆寺」「丼」「陶芸」の3つ。 「見方や考え方が格段に深まる体験」「新…
朝:ヤマユリが咲き始めた。 今日は大手メーカーから依頼された「図解コミュニケーション」研修の講師として、リモートで朝9時から17時半までの時間を使った。 中心は30歳前後で、最年長は50代半ば。男女は半々といったところで、受講者は13名だった。 「文…
「名言との対話」(3112日)を毎日書くためには、相当の読書量が必要だ。これを「つまみ食い・並行読書法」とでも呼ぼうか。 前の月に、日ごとに人選(今年は「令和」時代に亡くなった人物を優先)し、アマゾンで注文する。 ここ1カ月で読まねばならない本を…
東京都知事選は小池百合子知事の3選という結果となった。当日朝のTBS「サンデーモーニング」で寺島実郎さんが「マグマ」という言葉を使っていた。 「たぶん、この状況の中から、次の日本の政治のマグマみたいなものが、どういう方向に行くのか見えてくるのか…
初めての「イコール」編集長公開会議を開催。 橘川「イコール」、田原「イコール」、久恒「イコール」の進行状況の確認と相談。10人ほどのメンバーが参加。 私は雑誌創刊のプロジェクトの始まりから今日までの軌跡を説明し、今後の予定を発表した。 軌跡:「…
後姿探検隊。朝の公園の太極拳のグループ。 猛暑を乗り切る散歩のルートが確定。朝はテレビ体操の後の緑陰の涼しい散歩。夕刻は反対方向の日枝神社詣で。日差しを避けるルート。当面はこれで。これだけで6000歩を越える。 来週のP社での講演の準備。編集。執…
今村翔吾『てらこや青義堂 師匠、走る』をオーディブルで聴き終わった。33時間51分を15倍速で聴いた。 公儀隠密であった十蔵は、その過去を隠して今は寺子屋の師匠をしている。どのような問題児も引き受けるから、トラブルはしょっちゅうだ。その都度、誠実…
本日は、20年ぶりの新札の発行日。 現金を使い機会がめっきり減ってきたから、インパクトは以前ほどではない。私は人選に興味がある。 今回は、一万千冊が福澤諭吉から渋沢栄一に引き継がれたのが目玉である。「人物記念館の旅」を20年続けてきてわかったこ…
夜:福祉図解塾の初回を開催した。参加した塾生は7名。神奈川、千葉、京都、岡山、などからの参加。児童福祉関係者を中心に、高齢者福祉、キャリアコンサルタント、塾を経営する大学院生など。 総論の講義と簡単な実習を行った。宿題は「私の仕事」の図解。 …