2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

多摩大総研「マネジメントレビュー」−地域観光マネジメントの時代

多摩大大学総合研究所発行の「マネジメントレビュー」(2009年第一号)が刊行された。パイロット版として発行してきた当誌をリニュアルし、本格的な研究誌に育てあげていく第一歩になる。 今回の特集テーマは、「地域観光マネジメントの時代」。 石森秀三(…

新著「「才能が99%目覚める生き方」の見本を入手

13時半に、九段下のホテル・グランドパレスで三笠書房の女性編集者と会う。11月に出版する著書の見本をもらう。ハードカバーで、デザインは黒と赤と金で締まっている。長い時間かかった本だから、とても嬉しい。「「才能」が99%目覚める生き方」というタイ…

「イラクを巡る国際情勢」−−酒井啓子東京外語大教授

本日のリレー講座の講師は、イラク問題の第一人者である東京外国語大学の酒井啓子教授。 イラク戦争中の米軍死者数は138人。戦後の死者数は4677人弱。戦後の方が深刻。 イラク民間人の死者数は、06年10月報告で65万人以上。 今、国内はおさまってきている。 …

入試戦略とキャリア戦略と、ライフデザイン戦略

母校の中津北高校の矢口校長から携帯に電話があり、11月24日に1年生・2年生全員に対する講義の依頼があり、スケジュール的には厳しい移動になるのですが、即承諾しました。この講義で、多摩大に来ようという高校生をつくってこようと思っています。やはり、…

「神田古本まつり」初日−−出版産業はずっと不調産業?

大学で仕事を済ました後、学長室の高野課長と打ち合わせをしながら九段へ。午後、九段サテライトで会議。以下、参加者。学長、経営情報学部長(多摩)、グローバルスタディーズ学部長(湘南)、経営企画室長、学長室長、多摩FD委員長、多摩事務長、湘南事…

鳩山首相 所信表明演説 全文

◆はじめに◆ あの暑い夏の総選挙の日から、すでに2か月がたとうとしています。また、私が内閣総理大臣の指名を受け、民主党、社会民主党、国民新党の3党連立政策合意の下に、新たな内閣を発足させてから、40日がたとうとしています。 総選挙において、国…

志入試(こころざしにゅうし)−若者はどのような人物に共感するのか

日曜日。今日は、入試の面接官。 多摩大には合格者には特別給費を行うという「チャレンジ入試」という形がある。「現代の志塾」という理念を打ち出したこともあり、今年はそれを「志入試」とも呼んで、それにふさわしい課題を与えることになった。 −−−−−−−−−…

「寺島文庫」にて

土曜日。9時から11時半:多摩キャンパスで修士論文予備審査会。私は5人の発表を聴いた。以下、テーマ。まだこなれていない人が多い。 「ツアーナースビジネスに関する研究」「eビジネスを利用したユーザー間における経営情報の流通適合性に関する研究」「物…

「他人が笑おうが笑うまいが、自分の歌を歌えばいいんだよ。」

午前中は、「マネジメントデザイン2」の講義の5回目は、「敵との切磋、友との琢磨」でした。 冒頭は、多摩大リレー講座のラインアップと内容が素晴らしいので、すでに単位を取得していても。単位に関わりなく聞き続けるようにアドバイス。また、今週の札幌…

ポスト胡錦濤(総書記)は「習金平」、首相は「李克強」−沈才彬教授

本日のリレー講座は、沈才彬教授による「中国政治・経済・外交の最新動向」。 デトロイトや東京のモーターショーは失敗だが、上海のモーターショーは大成功。 スイスのダボス会議は失敗したが、海南島のアジア・フォーラムは大成功。 G2(ブレジンスキーの…

有島武郎旧邸、関口雄揮記念美術館を訪問(札幌)

以下、備忘メモ。真駒内からタクシーで15分の札幌芸術の森にある、有島武郎旧邸を訪問。 芸術の森の位各区に、紅葉に彩られて、洋風の瀟洒な素敵な家が建っている。それが小説家・有島武郎(1878−1923年)の家である。この家は復元されたものだが、北大の寮…

渡辺淳一・おおば比呂司・本郷新・三岸好太郎(札幌)

早朝に自宅を出て羽田空港へ。そして北海道の新千歳空港へ。そして札幌。 明日の講演に備えて前日に入った。前回札幌に来たときは、月曜日があいていたのだが、ほとんどの記念館はいっせいに月曜日が休みだったので、今回は仇をとることにした。 ということ…

「ツイッター」−−現在進行形ブログは、こんな感じでやっています

大学で仕事をした後、新浦安の明海大学外国語学部の教員研修会(FD)で講義をしてきました。終了後、駅に直結したホテルで会食。 話題のツイッターを毎日試しています。以下、ここ一週間の「つぶやき」。雰囲気がわかるかなあ。フォロワーも300人を超えた…

「思いだされるような奴」になるよりは、「忘れられない奴」になる

今日の読書 「ツイッター 140文字が世界を変える」(コグレマサト+いしたにまさき)マイコミ新書-今日でフォロワーは300近くになった。「フォローする」と「フォローされる」との関係をどのように考えたらいいのかな? 「田舎者 ですが、なにか?」(樋口裕…

母校・中津北高校の関東同窓会で旧友たちと会う

9時半:学部長・経営企画室長と打ち合わせ(多摩キャンパス) 10時40分:教授会 12時半:FD(樋口教授による教授法)。授業を上手にやる法。 13時35分:ホームゼミ説明会。ゼミ生3人と1年生にPR。「私の志」を書いて提出。 16時20分:インターゼミ(九段…

「少にして学べば壮にして為すことあり」「出処進退」−若者に響く

「マネジメント・デザイン2」の講義の4回目。「ビジネスはコミュニケーション活動によって成り立っており、その活動を担うのは人である。経営資源を束ねる人的資源の重要性はますます高まっている。今後はキャリア形成を含むライフマネジメントの視点から人…

「今、朝鮮半島をどう考えるか」−−南北統一の四段階理論(金美徳)

リレー講座は、先週が初回だったが、大型台風のために休講となった。今日は、まず初回を担当する予定だった寺島学長のビデオによる挨拶と今回のシリーズの先生たちの紹介、講座の狙いなどが10分ほどあった。今回は、「今、朝鮮半島をどう考えるか」というテ…

ノマドワーキング生活宣言!−−佐々木俊尚さんインタビュー

午前中、大学で仕事を済ます。17日の久恒ゼミ説明会の資料準備でゼミ生二人と相談。午後。 注目すべきITジャーナリスト・佐々木俊尚さんを目黒の自宅に訪問し、インタビュー。 インタビューまでに読んだのは、「仕事するのにオフィスはいらない (光文社新…

日産自動車関連企業の「経営管理職研修」発表会に出席

大手自動車メーカー・日産自動車の関連企業の「経営管理職研修」発表会に出席した。9月に二日間にわたって実施した管理職対象の研修を指導したが、そのときの成果をそれぞれが社長以下役員の前で発表する会である。この研修は、次長・課長級管理職が対象で、…

ITジャーナリスト佐々木俊尚氏のノマドワーキングスタイル

必要があって、佐々木俊尚さんの本を一気に4冊読んだ。「ネットの情報収集における人々の能力格差が、圧倒的な速度で拡大しつつある、、」「ITの強力なツールによって、徹底的に構造化された原稿作成のためのフレームワーク群を実現している、、、。おそ…

大山康晴永世名人の51歳からの大いなる挑戦

小学生の時、担任の先生から「大きくなったら日本一になれ。何でもいいから日本一になれ」「大山は何になるか?」と聞かれ、「将棋指しになります」と答えると、先生は「よろしい。いのちがけで勉強しろ。日本一の将棋指しになれ」と励ました。 大山康晴は、…

「NIKKEI PLUS I」の「常識点検」にインタビュー記事

午前中、少し雨がぱらぱらしたが、すっかり晴れ上がった。10月10日は、晴れの特異日だった、 菅野先生と打ち合わせ、今泉先生と相談、諸橋学部長と相談。(多摩) 大学院教授会(多摩) ホームページ打ち合わせ(九段) インターゼミ(九段)。金先生、長田…

多摩大ホームページ、グランドオープンから3ヶ月たちました

7月1日にオープンした多摩大ホームページが着々と充実しています。http://www.tama.ac.jp/、最近のポイント。感想や意見をお寄せください。 「私の志」小論文コンテスト。http://www.tama.ac.jp/info/ronbun.html 初めての企画だったが、高校生の書いた小論…

「今日の格言」−−本日収集したもの

今日は大型の台風18号の影響で、大学の授業は全日休講となった。 「今日の格言」 成功の秘訣は、自らの直面している問題をマスターすることにある、(著作家・ディズレーリ) われわれ文学者には勤勉な態度というものがしばしば欠けているが、それを身につ…

「2001年 新聞・テレビ消滅」か?−−佐々木俊尚講演会(知研)

ITジャーナリストという名刺の肩書きの佐々木俊尚さんのセミナーを知研で開催した。1961年生まれで、毎日新聞社、アスキーを経てフリージャーナリスト。アマゾンから現れた土井英司さんや、アスキー出身の佐々木さんなど、新しい媒体から新しい世界観が出て…

講演が二つ−−「Twitterで図解は展開できますか?」

7時半からのギリークラブ・早朝図解セミナーを九段サテライトで開催。早朝からの脳の全開は気持ちがいい。 「他人の図解の読解力も着実に成長」「とりあえず、という考え方に刺激」「つながり、関係を考えるクセ」「ここまで頭を使ったのは中学生以来」「ま…

最初は盃一杯の水から始まっても、のちには大黄河となっていくような

茂木健一郎さんの関係の本(対談が多い)をざっと読んだ。印をつけたところをピックアップしてみる。 本当の論理というものは、しばしば直感に近くなんですね。(林望) それぞれのアカデミック・バックグラウンドを持った人たちがインターディシプナリーに…

「セカイカメラ」の世界を覗く−−−世界観が一変する可能性を感じる

日本時間の9月24日早朝にアプリケーションを公開してから27日までの4日間で、日本国内ダウンロード数が10万件を超えたという人気のアプリケーション「セカイカメラ」を少し使ってみた。私が入手した「セカイカメラ」は、日本の「頓智・」(トンチッドット)…

「作品」へ収斂していくプロセスへ−インターゼミ(社会工学研究会)

インターゼミの秋学期が始動。15時頃に九段サテライトに入り、寺島学長とインターゼミのついての若干の打ち合わせを兼ねて雑談。あらゆるプロジェクトが「着々と」進行している。16時20分からインターゼミ。久しぶりのゼミ生の顔がみえる。先生達も数人をの…

第一回「私の志」小論文コンテストに応募殺到!−高校生の心に響いた

多摩大学は創立20周年を契機に「現代の志塾」という教育理念を決め、それが学内のさまざまな分野に浸透しつつあるが、ヒットが生まれた。第一回「私の志」小論文コンテスト、という名称で多摩大学が高校生新聞と組んで高校生に募集したところ、思いがけず3…