2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

志村ふくみ「一色一生」(講談社学芸文庫)を読了。

志村ふくみ「一色一生」(講談社学芸文庫)を読了。 染織家の名匠・志村ふくみは、すぐれた文章家でもある。 それを示したのが、大佛次郎賞を受賞したこの「一色一生」である。 「色と糸と織と」「一色一生」「糸の音色を求めて」「かめのぞき」「天青の実」…

世田谷美術館の「志村ふくみ--母衣への回帰」展

世田谷美術館で「志村ふくみ--母衣への回帰」展が開催中だ。 先日、平日に訪問したら、案にそうして中年以降の女性達ででいっぱいだった。志村人気はますます盛んだ。草木から抽出した自然染料で糸を染め上げる草木染めの名匠・志村ふくみは、自然への「感…

神保町古本祭をひやかす。鹿島茂「神田村通信」を購入・読了。

インターゼミの前に、神田神保町の古本祭をひやかしてきた。 本好きの人がこんなにいるとは捨てたものじゃないと思いながら、古本を物色。 すずらん通りの出店などの店の趣向も面白い。 ただ、今日は岩波書店で新刊本を買ってしまった。 その中に、同世代の…

午前は多摩キャンパスで授業。午後は九段サテライトで会議。

午前は多摩キャンパスで授業。午後は九段サテライトで会議。 「名言との対話」10月28日。 「日本開発銀行は政府金融機関ですから政党その他から多くの注文がくると思いますが、私は一切引き受けません。たとえ総理からでもお断りしますが、それで良ければお…

学問は飛耳長目への道である

夜は、横浜でJAL同期の環君と私の弟と3人で懇親。 「名言との対話」10月27日。吉田松陰 「凡そ人一日この世にあれば、一日の食を喰らい、一日の衣を着、一日の家に居る。なんぞ一日の学問、一日の事業を励まざらんや。」 幕末の勤王家・思想家・教育者。…

「40文字でわかる! 今さら聞けないあの企業のビジネス戦略35」kindle総合1位を獲得。

「40文字でわかる! 今さら聞けないあの企業のビジネス戦略35」(久恒啓一、多摩大・図解アルチザン)が、kindle総合ランキングで1位を獲得した。 多摩大の大学院OBと一緒につくった電子本で、紙の本としてもオンデマンドで入手できる。総合トップとは素晴…

神渡良平「中村天風『幸せを呼び込む』思考」(講談社α新書)

神渡良平「中村天風『幸せを呼び込む』思考」(講談社α新書)を読了。 先日、多摩大にゲスト講師で見えた神渡先生の本。 著者は九大医学部中退で、記者などを経て作家になった。38歳、脳梗塞で右半身不随となるが、リハビリによって社会復帰する。安岡正篤、…

「ライフシフト 100年時代の人生戦略」---無形資産のマネジメント

「ライフシフト 100年時代の人生戦略」(リンダ・グラットン。アンドリュー・スコット著。東洋経済新報社)を読了。 100歳以上の人生を送った人をセンテナリアンと呼ぶ。 日本は現在6万人以上がセンテナリアンであるが、2050年にはセンテナリアンは100万人を…

鈴木其一----江戸琳派の棹尾を飾った偉大な画家

サントリー美術館「鈴木其一展」。 幕末の頃、江戸で最も人気のあった画家の一人で、近年その評価が高まっている。 18歳で江戸琳派の代表者であった酒井抱一(1761-1828)の内弟子となり、筆頭弟子となる。抱一とは35歳の年齢差があった。其一(1796-1758…

大隈重信記念室

大隈重信記念室。早稲田大学創立125周年を記念して2007年に設置。 以下、傑物・大隈重信の人生を総覧。 大隈家は佐賀鍋島藩の石火矢頭人(砲術長)の家。120石。菅原道真の子孫とされる。 藩校弘道館に入学するが退学処分。19歳新設の蘭学寮に入…

2016/10/22

午前:多摩キャンパスにてFD研修会。 プレゼミの総括と今後がテーマ。 現状と各先生方の授業の工夫卯を紹介し合う。 在校生(SA)を使った授業、欠席が大きく減少など成功。。その上で次の工夫に着いて議論。落ちこぼれを防ぐことを主眼に、クラス分けや…

2016/10/21

10時40分:立志論の授業。テーマは「友」。武者小路実篤と志賀直哉。夏目漱石と正岡子規。西田幾多郎と鈴木大拙。 12時半:客員の橘川幸夫先生と近況交換:寄付口座。東工大地球生命研究所。ネットメディア協議会。家入。図書館。文壇バー。アジア、、、。 1…

「図解・資本論」の台湾翻訳本が届く

大学院の受講生達と書いた著書の台湾での翻訳本が届いた。 「図解・資本論」(イーストプレス)。 「馬克思」とは、マルクスのこと。 漢字だから、感じはわかるなあ。 図解は、グローバル言語だ。 「名言との対話」10月21日。志賀直哉。 -「金は食って行けさ…

辻村清行(東工大大学院特任教授)「デジタル時代のビジネスモデルイノベーション」。

本日のリレー講座。 辻村清行(東工大大学院特任教授)「デジタル時代のビジネスモデルイノベーション」。 第三次産業革命:コンピュータとPC。インターネット。インダストリアル4.0 デジタル時代:スマホ。AI.ロボット。3Dプリンタ。生活と仕事が変…

副学長日誌「志塾の風」2016/10/20

副学長日誌「志塾の風」161020 事務局との定例ミーティング 高野課長 小林学長室長 客員の渡辺先生:仲間の動向など リレー講座講師の辻村先生に挨拶 リレー講座 奥山先生 夜:永山で大森経営情報学科長、佐藤先生、高野課長と懇親会

副学長日誌2016/10/19

副学長日誌161019 午前 人事委員会:昇格。再任。非常勤。 学部運営会議:全学教学メンジメント会議。大学院問題。 午後 プレゼミ ラウンジ:樋口先生、趙先生、金先生と懇談 ゲスト講師で見えた神渡良平先生と懇談。人物論の名手で話が合う。1948年鹿児島生…

朝井まかて「落葉」(祥伝社)--神宮の森と明治という時代

朝井まかて「落陽」(祥伝社)を読了。 明治天皇を祀る明治神宮は1920年に鎮座祭を行った。 神宮の森は、150年後の完成に向けてスタートしたのである。 自然による遷移を繰り返し、2070年頃に完成を迎える、という壮大なプロジェクトだ。 このプロジェクトの…

 副学長日誌「志塾の風」161018

-黒瀬学生課長:学生案件 -川手総務課長:SD -荻野客員教授 -金先生:他大学のオープンキャンパスからのヒント -増田先生 -高野学長室課長 -木村さん(図書館):読書感想文表彰

「久恒啓一の名言との対話」第8回「イチロー」

T-Studioインターネット放送局「久恒啓一の名言との対話」 第8回「イチロー」をリリース。 久恒啓一の名言との対話第8回 「名言との対話」10月18日。オルティガ・イ・ガセット。 「選ばれたる人とは、自らに多くを求める人であり、凡俗なる人とは、自らに何…

仙台でゴルフ。

仙台二日目。富田さんと、最近知り合った浅井さん(画家)と3人でゴルフ。久しぶりに訪れたゴルフ場は老人クラブになってしまったようだ。若い人はほとんどいない。やや元気な高齢者だらけとなった。この10年で団塊世代が退場するだろうから、この業界も構造…

仙台。山元町のスルーエイジ農園を見学。

仙台。横野さんと昼食。山元町。横野さんの案内でスルーエイジ農園を見学。被災した中浜小学校を見学。関西の高校の修学旅行の下見に混ぜてもらう。20分間に津波が4波襲来。倒れた碑には、明治9年には、六尺。昭和8年には、七尺五寸。今回は、10メートルの…

副学長日誌「志塾の風」161015

安田学部長:教員採用の件 奥山先生:就職 バートル先生:語学教育 インターゼミ 安田先生:沖縄名桜大・マカオ大・昆明、、。 妹尾さん(危機管理通信ビジネス)、中村さん(女性のちゃぶ台返しPJCT)、塚原さん(インターゼミのフィールドワーク)、小…

サントリー美術館。早稲田会津八一記念博物館。

サントリー美術館。「鈴木其一・江戸琳派の旗手」。 俵屋宗達(17C前期)。尾形光琳(1658-1716)。酒井抱一(1761-1828)。鈴木其一(1796-1878)。 「吉原大門図」「夏秋渓流図屏風」「風神雷神図」「業平天下り図」 40代後半で家督を長男守一を譲る。…

副学長日誌「志塾の風」161014

授業「立志論」。本日のテーマは「ライバル」。 岡本太郎とピカソ。 三島由紀夫と川端康成、石原慎太郎。 趙先生:事業構想論 ファンケルの健康相談 昼はもう一品。夕食後の甘い物はやめる。サプリは夜。、、、。 田村理事長:14時半から17時半。 多摩大と目…

雑誌原稿の仕上げ3件。

雑誌原稿の仕上げ3件。 月刊「ガバナンス」11月号への原稿執筆終了。「説得型行政から納得型行政への転換を!」 http://shop.gyosei.jp/index.php?main_page=gyo_service_magazine&cPath=10_1010_101071001 自動車技術会の機関誌「飛翔」への原稿執筆終了。…

副学長日誌「志塾の風」161013

事務局との定例ミーティング:事務局長、川手総務課長、水嶋教務課長。 全学教学マネジメント体制 伊豆のFD/SD研修(2月)は総勢47名 多摩大型SD研修(学部・院) 改革総合の監査 客員の渡辺先生に本日のゲスト・日本テレビ伊佐治政治部長を紹介いた…

「ラジオ版学問のススメ」

最近聴いたYoutubeの「ラジオ版学問のススメ」の番組。有料版も試したい。 隈研吾「なぜぼくが新国立競技場をつくるのか」:木の復権。 村田沙耶か香「コンビニ人間」:コンビニで働きながらの方が創作意欲が湧く。 横尾忠則「千夜一夜日記」:絵より長い日…

三木清「人生論ノート」。運命、幸福、習慣、怒り、健康、希望、旅、

三木清「人生論ノート」(新潮文庫)を読了。 人生論ノート (新潮文庫) 作者: 三木清 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1978/09 メディア: 文庫 購入: 5人 クリック: 44回 この商品を含むブログ (41件) を見る 学生時代以来、久しぶりにこの名著を再読した。…

副学長日誌「志塾の風」161012

金先生・栢原先生 高野課長 第1回教学マネジメント会議。 全学教学マネジメント会議の新設案。 クオータではなく、集中講義。 杉田先生:Fリーグの状況 プレゼミ:SAの下野君 ラウンジ 椎木先生:健康談議。 飯田先生:戦闘機乗りは長寿。 入試課の酒井さ…

文藝春秋11月号---小池劇場

文藝春秋11月号。久しぶりにほぼ全部読んでみた。吉村昭の息子の司。小泉進次郎とJA全中の奥野会長。世耕弘成経産大臣。日銀前理事の門間一夫。船橋洋一。脳科学の瀧靖之教授。、、、、。テーマは、健康寿命、農業改造、日露経済協力、小池劇場、中国軍侵…