2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「上村松園、上村松篁、上村淳之 三代展」(東京富士美術館)-「芸術を以て人を済度する」

上村松園、上村松篁、上村淳之という三代にわたる日本画家の松柏美術館は、2015年に訪問した。その三代の作品展が東京富士美術館で今日から開催された。新型コロナ騒ぎで今日、明日のみで、2日からは休刊となるので、急きょ見に行った。 松園は竹内栖鳳に師…

着るコタツ

書斎:知研総会案内を含む「知研フォーラム」臨時号の編集作業。八木さんと相談。 都心:仙台からみえた税理士事務所と保険会社の二人と会う。コロナ騒ぎで確定申告が4月中旬までのびたことで一息ついていた。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 「名言との…

女性社員のみの出版社で研修講師

立川の「けやき出版」で研修を行った。10時から15時までという長丁場。 受講者は、社長以下、経営企画、編集、経理担当の女性たち。社員は全員女性という珍しい出版社。「課題や改善点が明確になった」「目からうろこ」「道筋が見えた」「すっきり」「面白か…

『耶馬渓紀行』(田山花袋著、小杉放菴画)ーー大地に描かれた山水画、山水絵巻。

『耶馬渓紀行』(田山花袋著、小杉放菴画)を読了。 画家の小杉放菴を連れとして、文豪の田山花袋が語る旅行記である。 中津から耶馬渓を中心に、ふる里の名勝について、目を開かされた本だ。 中津ではヤバケイクラブ、自性寺、大雅堂、福澤氏邸址、倉の中、…

「いいちこ」

橘川さんと打ち合わせ。 落合さんと打ち合わせ。 石和田さん、畑さんから一般社団法人ザ・コミュニティの説明を受ける。 「名言との対話」2月25日。赤松重明「いいちこ」 赤松重明(あかまつしげあき 1916年4月30日ーー2001年2月25日。)は、実業家。 大分県…

企画書など。

コロナ騒ぎで騒々しい。しばらくは沈殿したほうがよさそうだ。 企画書書きと読書に飽きたら、ジムで2時間ほど体を動かす。 ----------------- 「名言との対話」2月24日。三橋節子「それで、花たちよ、お願いだ。私が死ぬ日に、あまえたちは…

川柳の世界ーー長男・俳句は風景、次男・川柳は人間を詠む

NHK「ラジオ深夜便」の「明日へのことば」で十六代目尾藤川柳(1960年生)の解説を楽しく聴いた。 2016年襲名。元祖は柄井川柳(1718-1790)。1757年万句合。575・77・575・77を繰り返す。77(前句)・575(付け句)・77(脇)。575(平句)、、。長男が…

四谷の美術愛住館の小杉小二郎展で、小杉画伯に迫るインタビュー対談。

四谷三丁目の美術愛住館で「甦る日々 静かに時は流れ 小杉小二郎展」。本日は日経新聞文化部の中澤義則編集委員のインタビューで小杉画伯に迫る対談。このイベントは高校同級生で小杉画伯の飲み友達の松田君からの推薦だ。そして中澤さんは私の20年来の友人…

新著『人生遅咲きの時代 ニッポン長寿者列伝』の見本を入手。人生100年時代の生き方読本。

3月発刊の新著『人生遅咲きの時代 ニッポン長寿者列伝』(日本地域社会研究所)の見本を入手。平成時代に亡くなった95歳から117歳までの長寿者81人の生き方から学ぶ人生100年時代の生き方読本。 昇地三郎107歳。金原まさ子106歳。加藤シズエ104歳。金子兜太9…

横尾忠則ーー嫌なことはしない、好きなことだけする、遊びに近い、だから忙しくなる。

朝の散歩中に、カワセミを発見! ーーーーーーーーーー NHKラジオ深夜便の横尾忠則のインタビューから。以下、キーワードのメモ。 70歳で隠居して13年。嫌なことはしない、好きなことだけする、遊びに近い、だから忙しくなる。週刊誌の芸能スキャンダルに…

「本物に接しなさい」。「まあだだよ」。

NHKの聞き逃し配信で「ラジオ深夜便」の「明日へのことば」を聴いた。オーダーメイド紳士服店経営の安積登利夫さん。「テーラー一筋 73年」。13歳から86歳の今日まで。小僧。9割貯金。職人。技術(いい仕事)。出会い(広岡、、)。運がいい。本物を知らない…

「諸文明における宗教の層序学」

「梅棹忠夫著作集」の以前つくった荒メモ図解を、再度本文と見比べながら仕上げていく。数枚の図が描けた。最後は「諸文明における宗教の層序学」に取り組んだが、これは簡単ではない。明日には、完成させたい。 近所のヨガ教室で1時間。今日は8人だった。私…

原阿佐緒。兄弟妹会。坂口安吾。

大原富枝『原阿佐緒』を読み終わった。ついでに書棚にあった書を手に取る。『原阿佐緒自伝・黒い絵具』。『涙痕ー原阿佐緒の生涯』。小野勝美編『原阿佐緒文学アルバム』。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 東京丸の内のKITTEの「過門香」で兄弟…

カラダの日

・カラダの日。ジムで2時間過ごした。ヨガ1時間。ウオーキング30分。ストレッチ15分。バス15分。 ・ 「全集」関係の資料作り。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「名言との対話」2月16日。石水幸安「白い恋人たちが降ってきたよ」 石水 幸…

『長寿と画家』ーーゴヤ。ターナー。ドガ。モネ。ルノアール。ムンク。マティス。ルオー。ピカソ。シャガール。若冲、北斎。大観。守一。太郎。

河原啓子『長寿と画家』(フィルムアート社)を読了。 長生きした画家15人の「名画」と「生き方」を最晩年から読み解いた本だ。西欧の画家と日本の画家を対象に、老境を考えるという趣旨である。著者は、アートジャーナリスト、アートドキュメント作家という…

ニッポン放送「戸田恵子 オトナクオリティ」に出演収録。

ニッポン放送「三菱電機プレゼンツ 戸田恵子 オトナクオリティ」への出演依頼があり、有楽町のニッポン放送本社スタジオで1時間ほどで収録をしてきた。テーマは「人物記念館」。 女優・戸田恵子が大人のクオリティ・オブ・ライフ(上質で豊な生活)をエンジ…

「カルタ館」ーーたかがカルタ、されどカルタ

企業ミュージアム訪問の第3弾で、神保町の奥野かるた店「カルタ館」を訪ねた。 1階がかるた店。2階がカルタ館。カルタの世界がこれほどまでに広く、深いとはおもっていなかった。カルタを巡る歴史と地理、過去と現在がよくわかる優れたミュージアムだ。 カル…

私家版「野村克也の名言録」ーー15年間のブログでの記述から

野村克也さんが昨日亡くなった。私が感銘を受けて、このブログに記した野村克也の名言録を以下に記して冥福を祈ろう。 筋書きを書いて演出までやるのがキャッチャー。 もしスペンサー選手やブレイザー選手がいなかったら、日本のプロ野球は精神野球の域をな…

最終校正

3月出版の著書の最終校正の日。何度見ても修正箇所がでてくる。 以下、出版社に送付。 3P:仙人期。125ではなく120に。図を修正。 4p:2行目。125を120に。 12p:7行目。「尊敬しているのですが、」をトル。9行目。耶馬台を「邪馬台」に。 42P:10行目。「…

カルタ館。弁護士事務所。出版社。

神保町の奥野かるた店。 2階の「小さなカルタ館」を訪問。月曜日は休館だったが、残念な顔をしていると、特別に入れてくれた。感謝。企業ミュージアム訪問の一環。 初代? 二代目? 四谷の玉木弁護士事務所。 一般社団法人の再建がテーマ。 荻窪の出版社。 3…

寺島実郎「脳力のレッスン特別篇ーー令和の暁鐘が問いかける者日本再生の基軸ーー(上)外なる課題への視座」

雑誌「世界」2月号の寺島実郎「脳力のレッスン特別篇ーー令和の暁鐘が問いかける者日本再生の基軸ーー(上)外なる課題への視座」を読んだ。 米国の失敗ーーその象徴としての中東の液状化。イラン革命以来の失敗の連鎖の結果が、シーア派イランの台頭とトル…

エース株式会社の「世界のカバン博物館」と創業者の「新川柳作記念館」

浅草に本社のあるエース株式会社の創業者・新川柳作は「聖業を営ませていただいているカバンを通じて、何か社会に恩返しができないか」と考え、「世界のカバン館」を開館した。それが、「世界のカバン博物館」に発展した。そして「新川柳作記念館」になって…

10月の知研50周年企画:知研と民博の合同研究会に格上げ。

大阪の国立民族学博物館から知研50周年企画について、私が出した手紙に対して梅棹資料室から返事あり。知研と民博の合同研究会に格上げとなった。 大学 ・秘書と打ち合わせ ・高野課長:近況 ・山本さん:T-Studioの動画 都心:出版社から「人生遅咲きの時代…

浅草「世界のカバン博物館」「新川柳作記念館」「駒形どぜう」。九段の文庫カフェ。小川町の神田和泉屋「酒っこ」

浅草。エース株式会社本社ビル。 ・7階の世界のカバン博物館を見学。 ・8階の新川柳作記念館を見学。 ・昼食は「駒形どぜう」 九段下の文庫カフェ。 ・未来学研究会の打ち合わせ。橘川さん、環境省の石川さん、松本先生。 ・多摩大ジェロントロジー研究会の…

関係学。関係のマネジメント。

「致知」3月号が届いたので、ぱらぱらと読んでみる。 最近はいつも誰が何を言っているかにアンテナが立っている。君原健二「一つのことに十年間、一所懸命に頑張れば相当大きな成果が出せる」。坂本博之「一瞬懸命」。相田みつを:本の字「本人本当本物 本心…

東京の企業ミュージアム

今年訪問した帝国データバンク史料館、日本銀行金融研究所貨幣博物館がなかなか良かった。そして過去に訪ねた京都の島津創業記念資料館、下丸子の五十嵐健治洗濯資料館、函館の男爵資料館、大阪の松下電器歴史館、神戸灘の白鶴酒造資料館なども、よく考えれ…

多摩。品川。

午前は、大学でひと仕事。午後は、品川の大学院で研究開発機構評議員会に多摩大総研所長として出席。 ---------------------- 「名言との対話」2月3日。蒲原有明「先生はいかん。あなたでいいや」 蒲原 有明(かんばら ありあけ、1875…

「アンドレ・ジッドの日記」からーー勉強促進法の「知的方法」と「物質的方法」

「アンドレ・ジッドの日記」を読了。ノーベル文学賞に輝いた作家。「狭き門」。 勉強促進法(M・Dが用いたもの)。24歳。 1:知的方法。 死が切迫していると考える。競争心。偉人との比較。財産は自由な勉強の資源。一番勉強した日を標準に。下らぬ書を読み…

高崎山ーー「餌付け」成功の意味

今年になって「梅棹忠夫著作集」の第7巻を毎日少しづつ読んでいる。「日本探検」の項の福山誠之館、大本教、北海道独立論を読み継いで、本日は長い論稿の「高崎山」を読了した。 西洋の自然観では人間と動物の断絶感があり、進化論が生まれた。日本では人間…