2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

谷川健一『独学のすすめ--時代を超えた巨人たち』

谷川健一『独学のすすめ--時代を超えた巨人たち』(晶文社)を読了。 在野の民俗学の第一人者である独学の人の著者が、自分で自分の道を切り拓いた民俗学の先輩の巨人たち--柳田国男。南方熊楠。折口信夫。吉田東伍。中村十作。笹森義助--の人生の足跡…

全国地域リーダー養成塾で講演研修--「説得から納得への政策形成へ」

一般財団法人・地域活性化センター主催の全国地域リーダー養成塾で講演研修。場所は市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷。受講者は北海道ニセコ町から徳島県三好市までの市町村の行政マン40名。平均年齢34歳。 1年間の長丁場のカリキュラムで、講師陣を眺めると、知…

フットサル全日本代表候補合宿。先生たちと交流。週刊誌のインタビュー。

------------------ 10時半:フットサルU21の全日本代表候補合宿が多摩大で開かれていた。この中に多摩大生が二人。杉田学部長と小仲さんと見学。練習を見てみたが、さすがにレベルが高い。 11時。 研究室:講演準備。スケジュール。「…

久下貴史 第18回個展「心はずむニューヨーク」展---猫画家の描く猫的世界

久下貴史 第18回個展「心はずむニューヨーク」展。 この企画展は「ニューヨークの猫画家」と言われる久下貴史が、文具の銀座伊東屋で18年連続で開催されている絵画展だ。猫好きの女性ファンに応えて「マンハッタナー」というブランドで、久下の作品がプリン…

「ふるさとの駄菓子--石橋幸作が愛した味とかたち」展。仙台の飴屋「石橋屋」の二代目のライフワーク。

「ふるさとの駄菓子--石橋幸作が愛した味とかたち」展。LIXILギャラリー。 石橋幸作は1900年生まれ。1976年没。1885年(明治18年)創業の仙台の飴屋「石橋屋」の二代目。1930年頃より駄菓子研究に着手。戦後、家業は子に譲り、駄菓子と庶民生活や食文化史…

「石原裕次郎の軌跡」展--人の悪口は、絶対に口にするな。人にしてあげたことは、すぐに忘れろ。人にしてもらったことは、生涯忘れるな

昨日、松屋銀座で開催中の「石原裕次郎の軌跡」展を訪問。予想どおり年配の裕次郎ファンで込んでいた。 「映画」「テレビドラマ」「歌手」「ファッション」「プライベート」の5つのパートに分かれて、裕次郎の軌跡を明らかにする展示だ。 小樽の石原裕次郎記…

全国縦断「石原裕次郎の軌跡」展。「久下貴史 第18回個展「心はずむニューヨーク」展。「ふるさとの駄菓子--石橋幸作が愛した味とかたち」展。「安室奈美恵展覧会」。「川本喜八郎人形ギャラリー」。

全国縦断「石原裕次郎の軌跡」展。松屋銀座。 ---------- 「久下貴史 第18回個展「心はずむニューヨーク」展。銀座ITOYA。 ------------ 「ふるさとの駄菓子--石橋幸作が愛した味とかたち」。LIXILギャラリー(京橋)。 ---…

山際寿一『ゴリラからの警告-人間社会、ここがおかしい』--人間は言語を用いた特殊なコミュニケーション力を持った動物である。

山際寿一『ゴリラからの警告-人間社会、ここがおかしい』(毎日新聞出版)を読了。 「ゴリラの国へ留学してきた」霊長類学者が語る現代社会への示唆に富んだ警告の書。外国へ留学すると自国のことが見えるが、このことは動物とヒトの世界でも同じことのよう…

イヌシデは「犬四手」。シラカバは「白樺」。ソメイヨシノは「染井吉野」。クヌギは「櫟」。

緑道の木々の名前が新しくなった。首都大と小中学校のジョイントのようだが、散策の楽しみが増えるのでありがたい。イヌシデは「犬四手」と書くのか。漢字もあるともっといい。 ----------------------------- 「名言との対話…

2018年夏をどう過ごすか?

9月に出る「ビジネス書・徹底ガイド」の担当ページが送られてきたので、コメントをチェック。以下、私が取り上げたビジネス書。 外山滋比古『知的生活習慣』。コリン・パウエル『リーダーを目指す人の心得』。中村修二『考える力、やり抜く力 私の方法』。馬…

朝:ヨガ。昼:大学。午後:出版社。夕:うなぎ。

朝:ヨガで一汗。 ------- 昼:大学で近藤秘書と打ち合わせ ------- 午後:荻窪の日本地域社会研究所で落合社長と懇談。 新著。シン・知的生産の技術。新企画。 ------- 夕:池袋の「うな鐵」で樋口裕一さんと懇親。 近況。出版。家族…

T-Studio「トレンドウオッチャー」第15回をリリース

T-Studio「トレンドウオッチャー」第15回をリリース。 トレンドウォッチャー橘川幸夫第15回 ---------------- 大学。 ・研究室にて。 ・・講演のやり取り:東京都人材育成センター。岡山県職員研修所。大分県PTA連合会。 ・・スケジュー…

産経新聞に書評。チャプリン『独裁者』。

本日19日の産経新聞の「書評」に『100年人生の生き方死に方』が取り上げられた。 ------------ 人生100年時代。本書は医学や文学、美術などの分野で活躍し、90歳以上で亡くなった81人の箴言(しんげん)を紹介する。107歳まで生きた彫…

久恒啓一の「名言との対話」第34回のゲストは梅澤佳子先生「しなやかに」。

久恒啓一の「名言との対話」第34回。ゲストは梅澤佳子先生「しなやかに」。 「レジャーの環境やプログラムサービス開発が専門の梅澤佳子教授の座右の銘は「しなやかに」。弾力に富み柔らかくたわむだけでなく瑞々しさも含む言葉には、どんな厳しい場面でも折…

井上貴美子『102歳の平穏死』--平穏死は、大往生の思想である

『102歳の平穏死--自宅で看取るということ』(井上喜美子)を読了。 102歳の平穏死 作者: 井上貴美子 出版社/メーカー: 水曜社 発売日: 2015/06/18 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 『100年人生の生き方死に方』の感想がぼち…

日経。読売。道新。河北。京都。

本日の日経新聞に『100年人生の生き方死に方』の大きな広告が出ていた。明日17日は、河北新報に広告がでる予定。出版社が力を入れてくれているだろう。 ----------------- 「名言との対話」8月16日。沢村貞子「目立ちたがらず、賞められた…

終戦記念日--NHKスペシャル「ノモンハン 責任なき戦争」

終戦記念日の夜、NHKスペシャルは「ノモンハン 責任なき戦争」をみた。 NHKのPR:「モンゴル東部の大草原で、日ソ両軍が激戦を繰り広げたノモンハン事件。ソ連軍が大量投入した近代兵器を前に、日本は2万人に及ぶ死傷者を出した。、、情報を軽視した…

細田守監督のアニメーション映画『未来のミライ』

細田守監督のアニメーション映画「未来のミライ」をみた。 先日、東京ドームシティのギャラリー・アーモで、「未来のミライ展--時を越える細田守の世界」をみてきたので、その仕上げである。 細田守。 1967年生まれ。」12歳、小学校卒業時にアニメーション監…

「平成時代」--年齢・寿命・未婚・給与・小遣い・外国人

毎日書いている「名言との対話」は、今年は「平成命日編」に挑戦し、平成時代の30年間に亡くなった人物をとりあげて書いている。彼らは実は「昭和」の人である。 平成は、「昭和の戦後」の終焉の時代ではないか、という印象を持っっている。このブログで、時…

書評3つ--『100年人生の生き方死に方--百寿者(センテナリアン)からの「伝言』

新著『100年人生の生き方死に方--百寿者(センテナリアン)からの「伝言』(さくら舎)が、店頭に並び始めた。読売、日経の広告に続いて、地方紙でも広告が予定されている。 以下、「まえがき」から。 「 人生100年時代が到来しつつある。日本では「百寿者…

8月の大学院教授会(品川)

12時から品川で大学院教授会。 ・審議事項:秋修了者最終試験評価。成績優秀論文。専任教員採用告知。カリキュラム。入試追加募集。授業料減免。 ・報告事項:教務。研究活性化。入試広報。院生。教員FD勉強会。教職員SD研修。秋季学位授与式・入学式。 …

酷暑の日 カルガモ親子 デビュー戦

酷暑の日 カルガモ親子 デビュー戦 近所の公園でカルガモの親と生まれたばかりの子が5羽が岸辺にいる。親は子カルガモたちに「泳げ」と誘うが、子たちは勇気がなくて何度も躊躇している。そのうち、親カルガモは、「それなら勝手におし」という風情で池の中…

湘南キャンパスでのグローバルスタディーズ学部の学部運営委員会にオブザーバー出席。

湘南キャンパスでのグローバルスタディーズ学部の学部運営委員会にオブザーバー出席。15時から17時半。 ・安田学部長。渡辺学科長。堂下就職委員長。高橋教務委員長。太田入試委員長。橋詰学生委員長。清水事務長。押鐘教務課長。 ・離学率。トライ。女子。…

日経新聞朝刊(9日)1面下段に新著『100年人生の生き方死に方』(さくら舎)の広告。

7日の読売新聞に続き、日経新聞朝刊(9日)1面下段に、新著『100年人生の生き方死に方』(さくら舎)の広告が掲載された。 --------------- 研究室。 ・春学期の成績確認。 ・秘書の近藤さんと打ち合わせながら、お盆休み後の、様々な予定の…

自分史まつり」で講演「遅咲きの先人に学ぶ人生100年時代の生き方」。読売新聞朝刊1面に新著『100年人生の生き方死に方--百寿者(センテナリアン)からの伝言』(さくら舎)の広告。

自分史活用推進協議会主催の「自分史まつり」がお茶の水の連合会館で開かれた。スペシャルセミナーということで、冒頭の河野代表の後に、50分の講演。テーマは「遅咲きの先人に学ぶ人生百年時代の生き方」。 福島、岡山、名古屋、静岡、世田谷、練馬、愛知県…

春学期の授業の成績付けの日。

------ 大学:研究室で春学期の成績付けを行う。学部と大学院。 -------- 「名言との対話(平成命日編)」8月6日。上原康助「沖縄の問題を中央で語るためには歴史を学び、現場に行くこと」 上原 康助(うえはら こうすけ、1932年9月19日 - 2017…

「イサム・ノグチ」展--彫刻から身体・庭へ

東京オペラシティ・アートギャラリーで開催中の「イサム・ノグチ」展。 1「身体との対話」:北京で斉白石から墨絵を学ぶ。そして人体のデッサンの上から墨太くなぞる「北京ドローイング」と呼ばれる一連の素描を描く。唐三彩にも惹かれる。日本では埴輪に関…

非常勤講師対象の「教育方針説明会」を九段サテライトで開催。

15時から、非常勤講師対象の「教育方針説明会」を九段サテライト開催。 私は冒頭の20分の説明を担当。 ・三浦梅園「おのおの、その長ずるところにしたがい、好むところに向かわしめる」 ・アクレクサンダー・S・ニール「もっともよい教師とは、子どもとともに…

インターゼミ二日目(箱根)。朝日新聞(ロマンスカー)。飲み会(新橋)。

学長講話 ・デジタル・ディクテータシップ。「IT」(平準化技術。ビッグデータ)X「FT」(金融。ファンドが成功させる)=FAGA+M(412兆円)。カエル跳び経済。 ・時価総額:2018年。トヨタ・ドコモ・ソフトバンク。5位KDDI。6位キーエンス。…

箱根でインターゼミ合宿。

箱根湯本の水明荘でインターゼミ合宿。 13時から新人教員3人の自己紹介のミニ講演。5つの班の中間発表。終了は17時前。 18時15分から食事会。二次会。三次会と続く。 10年目の今年は、人数は史上最高だった。内容も一番良かった。 初見先生「労働に喜びは…