2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧
寺島実郎の「世界を知る力」対談篇。先週日曜日の東京MXテレビのまとめ。白井小百合(慶應義塾大学教授)と真壁昭夫(多摩大学特別招聘教授)とのエコノミスト鼎談。 金融危機をどう見るか? 寺島:3月のアメリカのシリコンバレー」銀行の破綻、ヨーロッパ…
21日に訪問したたましん美術館での「相田みつを」展で、『相田みつを 肩書のない人生』(相田みつを 相田一人編 文化出版局)を買って、読み終わった。 以下、息子で相田みつを美術館館長の相田一人さんの観察と、相田みつを本人の言葉。 平仮名、漢字、カタ…
「猫の本棚」は、映画と猫をゆるやかなテーマとしたシェア書店。 『猫の本棚』- 本の街、神保町のシェア型書店 (nekohon.tokyo) 先週見学し好感を持ったこともあり、棚主の申し込みをして受けてもらった。オーナーの樋口尚文さんから手ほどきを受け、「人生1…
世田谷文学館コレクション展の椎名麟三と「あさって会」。 1911年ー1973年。家庭の問題で家出し、旧制中学を退学。様々な職業を転々とし、貧困生活をなめて、労働運動に参加。2年間近くの獄中でニーチェを知る。投獄されて転向。出所し鉄工会社につとめる。…
図解塾は「世界の名著」の図解講義シリーズの3回目。 ホッブス『リヴァイアサン』。パスカル『パンセ』。ニュートン『プリンキピア』。ルソー『エミール』。ルソー『社会契約論』。アダム・スミス『国富論』。 下図は、ルソー『エミール』の図解。 塾生の学び…
ウオーキング:先週1週間の平均は1万142歩だった。2022年の平均は7421歩。2023年の目標は1割増しの8000歩だが、今までは7240歩。3月は6534歩。4月は8030歩なので、4月のペースで過ごしたい。 今日の収穫:槇文彦(建築家)「大きさや予算の問題じゃない。い…
ユーチューブ「遅咲き偉人伝」は、吉田茂。 。https://youtu.be/7zZY2QGVXlQ 吉田茂は高知の自由党の志士であった竹内綱の五男として東京で生まれている。後に、68歳で自由党総裁となり内閣を組織するという因縁があった。3歳で横浜の貿易商吉田健三の養子に…
横浜そごう美術館の「さくらももこ」展。 「さくらももこ」展は混んでいた。コロナ前の2018年に53歳で亡くなっているのだが、まだまだ圧倒的な人気がある。 19歳のデビュー以来、30数年間に、漫画『ちびまる子ちゃん』、エッセイ『もものかんずめ』、作詞「…
新宿の「中村屋サロン美術館」で開催中の企画展は、三宅一樹展「拝啓、碌山殿。」 サブタイトルは「拝啓、碌山殿。あなたが切り開いた彫刻の道を、私はしっかりと継承し、歩めておりますでしょうか。」 現代彫刻家・三宅一樹(1973年生まれ)のメッセージは…
午前中は立川。 たましん美術館で「相田みつを」展。 息子の相田一人(相田みつを美術館館長)が選んだ50本の詩と書、一人さんの解説をみた。選んだ詩と書が素晴らしく、また愛情のこもった解説も核心をついていて、堪能した。 PLAY!MUSEUMUで「谷川俊太郎 …
新宿の「中村屋サロン美術館」で「三宅一樹展」。テーマは「拝啓、碌山殿。」 紀伊国屋書店の2階をぶらぶら。1階で都築さんと待ち合わせ。新宿「らんぶる」で昼食を摂りながら、橘川さん、都築さんと打合せ。 神保町の「シェア書店」巡り。 1:PASSAGE(鹿…
「幸福塾」は「コレクター」の2回目。 企画展を訪問した人。ほとんどは本業のほかにライフワークとしてコレクションをつくった人たちだ。 駄菓子の粘土コレクションの石橋幸作。 世界の蝶々コレクションのカメイ美術館の亀井文蔵。 貝類コレクションが町立遠…
午後は、目白で降りて新宿区落合の2つの美術館を訪問。いずれも新宿区立。 中村彝アトリエ美術館。 佐伯祐三アトリエ美術館。 日本橋三井タワー「わたす日本橋」で「元祖・The倶楽部」のリアル会合。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 落合の作家、…
寺島実郎の「世界を知る力」(16日。東京MXテレビ) 岸田政権は日韓関係改善とウクライナ訪問で支持率が上向き。旧統一教会問題で政治への期待の低減の心理の反映。日本は主体的な構想力を持つべき。 ウクライナ訪問:インド、ウクライナの後に、ロシアでプ…
妻と神奈川近代文学館で「小津安二郎」展。2023年は生誕120年、没後60年だ。1903年12月12日ー1963年12月12日。誕生日に死去。 小津安二郎の言葉。 僕の映画がね、まあ、外国人にも、いつか判るよ。(2012年「東京物語」が世界の映画史上で、映画監督による投…
「漱石山房記念館だより」第12号が届いた。 新宿の「漱石山房記念館」。2017年に新宿区立漱石山房記念館が開館した。私は夏目漱石には大きな影響を受けており、東京に記念館がないのを不思議に思ってたので創立時に10万円の寄付をしたこともあり、館内のプレ…
期せずして「野田一夫デー」となりました。 午前:「事業構想」について。田原さんの紹介で、松行教授(事業構想大学院大学)に野田一夫先生による宮城大学での事業構想学部の始まりと、多摩大学での事業構想学科への名称変更のいきさつを中心に説明。事業構…
「遅咲き偉人伝」の32回目。 (6) 遅咲き偉人伝32 宮尾登美子 - YouTubeyoutube 『林真理子の名作読本』」(文芸春秋)を読んだ。宮尾登美子『櫂』では「宮尾登美子氏の本を、「あなたがまだ読んでいないとしたら、それはとても不幸なことである」と紹介して…
本日の「図解塾」は「世界の名著」シリーズの2回目。近刊の『図解コミュニケーション全集』第7巻の「一枚の図で読む! 図解・世界の名著がわかる本」が材料です。 プルターク「英雄伝」、ユスティニアヌス「ローマ法大全」、マキャベリ「君主論」、トマス モ…
後姿探検隊。 石原慎太郎『天才』をオーディオブックで聴き終わった。政敵・石原慎太郎が、田中角栄を主人公にして書いた宰相論。 天才 (幻冬舎文庫) 作者:石原慎太郎 幻冬舎 Amazon 『安倍晋三回顧録』を読了。戦後第一級の総理回顧録。「コメントは差し控…
野田一夫先生の語録の編集をしています。 野田先生が長い間、親しい友人1000人に向けて毎週出していた「はがき通信ラポール」が材料です。75歳から90歳までの日々が手に取るようにわかる内容です。私も毎週受け取っていたのですが、改めて読んでみると、その…
妻の「万葉歌碑の旅」についてゆく。武蔵小杉からバスで等々力緑地公園。 川崎市市民ミュージアム(閉館中)のそばに歌碑を見つけた。 「橘の古婆の放りが思ふなむ心愛(うつく)しいで我は行かな」 橘の古婆(地名)の少女が思ってくれているに違いない心根…
参加した10人の共著が届いた。他の人の執筆部分も読んでみた。 年齢:70歳が中心の1942年生まれから1955年生まれの男性。 職業:インテリアデザイン。土木エンジニア。プラントエンジニア。航空エンジニア。高校教員。大学教員。貿易。団体。 人生は迷いと決…
「戒語川柳」がテーマの初のセミナーを行った。参加者は、静岡、長野、京都から。 戒語川柳 1 作者:久恒啓一 Independently published Amazon 以下、2時間の流れ。 「戒語川柳1」の108句をざっと紹介。 なぜ川柳か:短歌、俳句と川柳の違い。2022年10月か…
中央大学の塩見英治先生(名誉教授)とお会いして、近況を交換した。 JALの広報課長時代にワシントン線就航時の航空関係の識者のツアーを実施したことがある。この時、参加されて親しくなった。航空政策ではお世話になった。 畢竟の代表作『米国航空政策の…
「幸福塾」のテーマは「コレクター列伝」。 前回は「計画的ライフワーカー」。今回は、「ブリキのおもちゃ」の北原照久(コレクター)。「ミニチュアカー」の森永卓郎(経済アナリスト)。「稀書」の鹿島茂(フランス文学者)。この3人を取り上げました。 ア…
午前。 「幸福塾」の準備:同時代を生きる同世代のコレクターを選びコレクションにかける情熱を紹介しよう。コレクションとは何か、ということも考えたい。「コレクターという人生」というテーマは、広くて深いようだ。何度かやることなるだろう。 ある学会…
坂本龍一死去。2023年3月28日。1952年生まれ。享年71。 坂本龍一の言葉から。彼の音楽を聴きながら記す。 もともと、自然の声を聞くということはアートの根源だと思います。(美術・音楽) 遊びは結果を求めませんし、プロセス。僕が音楽を作るのもそんなプ…
鎌倉で、妻、娘、息子と過ごしました。 昼食は北鎌倉の「紫」(ゆかり)で国産牛肉のビロード煮、鎌倉・三浦野菜。その後、「明月院」を散策。 後姿探検隊。 北鎌倉から、切り通しを通って、鎌倉へ抜ける。途中に江戸築城前の太田道灌の邸址をみかけた。 ー…
私も参加した共著『人生は迷いと決断の協奏曲』(日本地域社会研究所)が発売されました。 「人は、生きているとさまざまな局面で難しい判断を迫られる−。高度経済成長期から低成長期の荒波を生き抜いた「人生の先達」10人が、岐路に立たされたときの対処…