2006-01-01から1年間の記事一覧

毎年の「実行計画書」の計画と総括のサイクルが25年経った。

毎年正月に「実行計画書」を書いてきた。年末にはその総括を記してきた。最初が1981年(昭和56年)でこの年の2月に結婚式を挙げているから、後から振り返るとこの計画を立てるという習慣が始まったのは結婚したことが契機となっているようだ。この年は2月に…

「小泉官邸秘録」(飯島勲・日本経済新聞社)

5年5ヶ月という歴史的な長期政権だった小泉政権の首席総理秘書官の回顧録である。常に総理の近くにいて一心同体で政権運営にあたっていた姿と自負が垣間見える。「政権の形を作る」の章では基本哲学、経済諮問会議、特命担当大臣、官僚人事の掌握、官邸スタ…

何事も進んですることはいけません(「末吉」という今年の運勢)

近所の加茂神社の御神籤(おみくじ)によれば、今年の運勢は「末吉」だった。 何事も進んですることはいけません。心静かに諸事控えめにして是までの職業を守り、 身を慎んで勉強なさい。そのうち悪い運気が去って幸福の時が来ます。この1年を振り返ると確か…

年末年始モード

御用納めで大学での仕事も今日で終了。また夕刻九州から母も来仙し、わが家も本日から年末年始モードに入った。年末は今年の計画がどのくらい進んだかをチェックしながら総括し、年始はその年の計画をつくることが長年の私の大事な習慣になっている。これが…

「白洲次郎 占領を背負った男」(北康利)

「マッカーサーを叱り飛ばした日本人」白洲次郎の名前をよく聞くようになった。次郎は1985年に83歳で亡くなっているからもう20年以上の歳月が経っているのに、その人気は衰えない。明治35年(1902年)兵庫県生まれ。神戸一中卒業後、英国ケンブリッジ大学に…

相談してはいけない

人生は決断の連続である。生きていくということは決めることと同義語であるといっても不思議はない。食事メニュー、旅行先のチョイスから始まって、就職先や、配偶者の選択など、私たちの毎日には決めるということがついて回る。学生時代、襲ってくるあらゆ…

「宮城大学後援会報VOL21」に「私の一冊」を執筆

大学を支援する後援会という組織がある。保護者の会で、経済的な支援もしていただいている。設立時の経緯をよく知っているし、学生部長としての会とのやりとりも多かったので、馴染みの深い会である。この後援会が会報を季刊で出している。この会報に「私の…

長井勝一漫画美術館(漫画雑誌「ガロ」初代編集長)in 塩竈

塩竈市駅前の生涯学習センターふれあいエスプ塩竈の中にある長井勝一漫画美術館を訪問する。1921年生れの長井は東京オリンピックの行われた1964年(昭和39年)に伝説の漫画雑誌「ガロ」を創刊する。長井によれば白土三平さんに既製の商業誌では不可能な大長…

邪馬台国論争と雑誌「邪馬台」

郷里の中津市に「邪馬台」という同人誌がある。季刊発行で2006年冬号が通巻161号というから創刊号から数えて実に41年目という長い年月続いている文化総合誌だ。私も同人の一人で時おり、この雑誌に寄稿している。目次をみると様々のジャンルの作品が並んでい…

「お酒の学校  神田和泉屋学園」の同期会(アル高9期)忘年会

今年で創立20周年を迎えたお酒の学校神田和泉屋学園のアル高校第9期生の同期会に参加した。10数年前に大吟醸酒をJALに搭載したプロジェクトが縁で、この学校に通ったことがある。「いい日本酒を飲むことがいい蔵を残すことにつながる」という趣旨で、日本…

NPO知研の忘年会 in 赤坂

東京赤坂の永楽倶楽部で忘年会。20名ほどが参加。久しぶりに会う人も多い。知研の八木哲郎会長ラジオ日本の新井修一郎社長日本教育大学院大学の林義樹教授岐阜から熊倉丈夫さん(ITTF国際審判員)知研の秋田事務局長小林尚衛さんBMネットワークの高橋…

会議の日

水曜日は会議の日。夜も忘年会。9時半:全学教務委員会10時半:総合情報センター運営委員会12時 :臨時学科会12時半:臨時教授会13時半:学部ゼミ14時 :卒論指導14時半:来客 19時:学科忘年会

ヨガ通いが一ヶ月経った

11月26日のこのブログにヨガ通いのことを書いた。この日で4日目だったが、その後毎週土日に通い、一ヶ月で10回ヨガをやったことになる。吐いて吸うという腹式呼吸法、足の指のまわしや足裏のたたき、股関節を柔軟にするための足まわし、体側の伸ばし、首まわ…

読書、映画、テニス、山登り、ライフワーク。70代の理想の知的生活

「人的資源管理」の授業の中で、NPO法人知的生産の技術研究会の八木哲郎会長をお招きし講義をしてもらった。今年最後の授業。八木さんとのお付き合いはもう四半世紀を越えた。私の30代は八木さんから様々なチャンスをいただき、背伸びをしながらなんとかプロ…

「知研フォーラム」292号(12月号)---「人物記念館めぐり」

NPO法人知的生産の技術研究会の機関誌・「知研フォーラム」292号(12月1日号)が届いた。連載している「人物記念館の旅」は、岩崎久弥とその娘の澤田美喜の2人を取り上げた。また、10月12日に東京のセミナーで私が講演した内容のテープ起しが掲載された。…

「久恒啓一&図考スタジオ」の完全図解本シリーズ第一弾「図解 心理分析ができる本」を出版

「図解 心理分析ができる本」という本が三笠書房から出版された。斉藤勇という心理学者が数年前に書いてよく売れた本の完全図解本である。今回、三笠書房から頼まれて図解化に協力した。だから、著者の名前と並んで「久恒啓一&図考スタジオ」というネームが…

人事院で講義

東京青山にある人事院(分室)に出向く。青山学院の近くのビル。4日間の職員研修コースの最後の半日が私の担当である。研修日程をみると、「公務員倫理と国家公務員倫理審査会」「セクハラ防止」「行政と個人情報保護」「心の健康づくり」や、「アサーティブ…

のべ2000人が受講した大崎市行革講演会が本日終了。希望がみえた。

11月から12月にかけて、合計7回に及ぶ大崎市行政改革講演会が本日で終了した。のべ2000人が受講したという空前の規模の研修会である。今日は古川の市民会館で実習形式で行ったのだが、鹿島台で300人、古川で400人の市の職員が参加した。宮城県大崎市には1300…

日経パソコンの「仕事がはかどるビジネスソフト」特集でソフトと図の解説

日経パソコンの12月号の第一特集は「仕事がはかどるビジネスソフト」である。その中に企画・プレゼン、販売促進、データ整理、プロジェクト管理などの項目があり、「企画・プレゼン」は作図専門ソフトの解説である。「専門のソフトを使うことで作図の作業時…

宮城大学後援会と教職員との懇親会に出席

朝8時からの大学での仕事を終えて大崎市古川へ。15時半から大崎市行政改革講演会。300名近くの市職員が対象。今週の木曜日に午前が鹿島台、午後が古川で同じ規模の講演を行って、この11月から12月にかけての7回のシリーズがやっと終了する。行政改革推進委員…

「平成 若者仕事図鑑」(NHK教育テレビ)--衣装制作者の巻

付き合いのあるNHKのディレクターから、自分のつくった番組なので見て欲しいとの連絡があり、11日の19時半からその作品を観た。「シリーズ舞台の仕事1 衣装制作者」というテーマで31歳の佐藤栄里さんが主人公だった。バレー「白鳥の湖」のダンサーたちが…

柳宗悦の日本民藝館

棟方志功、芹沢けい介、白州正子、そして武者小路実篤(白樺同人の柳は4つほど年下)といった人々は、この人物から多大の影響を受けて、優れた仕事を成し遂げてきた。その彼らの仕事の影響を今日の私たちは受けている。ようやく、東京駒場にある柳宗悦とい…

武者小路実篤記念館

武者小路実篤という名前は、白樺派という美しい名前とともに私たちの世代にとっては、あこがれの対象だった。1885年(明治18年)生まれだが、1975年(昭和50年)に90歳で没するまで「私の美術遍歴」を最後に著書を刊行し続けているから、私が高校生から大学…

今日の現場観察は、最高裁判所

ここ数年、毎年12月に最高裁判所に通っている。金曜日は東京に出かけた。皇居を背にして最高裁の右側には国立劇場や国立演芸場、道路を挟んで左側には国会図書館がある。最高裁は、皇居を挟んで東京駅から反対側にある桜田濠側にたつ石造りのモダンな建物で…

「武士の一分」

山田洋次監督の時代劇三部作の最後を飾る映画「武士の一分」を観た。名作である。木村拓哉演じる下級武士の主人公、檀れい演じる清潔感あふれる可憐な妻、中間役の笹野高史、敵役の坂東三津五郎、剣術の師匠役の緒方拳、切腹する小林稔侍、、、。それぞれの…

「公園巡りの楽しみ」--「My town 泉」への連載エッセイ第2弾

泉パークタウンに住んで最初に感じたことは、「空が広いなあ」ということだった。東京にいた時は、自然の変化を楽しむ余裕などなかった気がする。東京ではいつも前向きに歩いていた(?)ため、上に空があることに気がつかなかったのだ。さて、この街に住む…

プラズマか? 液晶か?

電化製品や電子機器については、いつも先走って買ってきた。ビデオ、ウオークマン、ワープロ、パソコン、ノトーパソコン、デジカメ、音楽プレーヤー、携帯、、、などなど。デジタル関係機器は話題になっている時に我慢ができなくて買ってしまい、大方の人が…

第3回大崎市行政改革推進委員会

ゼミ、卒論指導、講義などを終えて大崎市へ向かい、大崎市行政改革推進委員会の第3回会合に出席。今回のメインテーマの一つは、前回決定した行政改革の理念の全体図に、行革の個々の施策をそれぞれふさわしい位置に配置し、行革の全体像を決めることである。…

「私のキーマン・リスト」の効用

損保会社勤務の山本勝彦さんが書いた「ネットワーキングの方法」という本がある。研究室の書棚にあるのを見かけ久しぶりに手にとってみた。1988年12月刊行の本だから、18年前だ。当時から山本さんは社外のネットワークが多く、名前と活動はよく知られていた…

図解の技術を学ぶ「インターネット図解講座」を開講

10数年前東京でビジネスマンを対象に都内の場所を借りて「図解塾」を開いていた。平日の夜に月2回程度の開講だったが、様々な業界の人が集まり10数人の塾生が図解の技術を学んだ。面白い図が多かったのでこのときの図解を材料にダイヤモンド社から本も出…