進化は深化でもある

ブログの効力は偉大である。最近は早朝の起きがけに書くことが多いが、ベッドの中で目が覚めると何を書こうかなあと最初に自問するようになった。


東北楽天ゴールデンイーグルズが仙台に来ることが決まったことを記念して2004年9月からこのブログを始めた。自分の記録のために書いてきたのだが、次第に訪れる人もじわじわと増えてきて、最近は400人を超えるようになってきた。書き初めの頃は、数行でその日の日誌を書いていたのだが、だんだん毎日エッセイを書いているような感じになってきている。毎回の文字量も増えてきた。わが大学初の芥川賞作家と私が勝手に決めている小説家志望の教え子から最近「先生、文章がうまくなりましたね」といわれて、嬉しくなった。文章修行にもなっているのかも知れない。


このブログは始めた当初は「デジタル日誌」というタイトルをつけていたが、半年経った頃から現在のタイトル「今日も生涯の一日なり」に変更した。それが影響して書く内容も変化しているように感じる。名前は中身に静かに深い影響を与えるようである。そして内容もゆっくりと進化し続けている。進化は深化でもある。


ブロガーの方々はどう思われるだろうか?


「今日も生涯の一日なり」という言葉は「ずっしり重い言葉、振り返らされた言葉。誰の言葉か?」という問いがあったので、2005年3月16日のブログを以下に引用する。