四丁目の夕陽----さんちゃん、ゆういっちゃん、ともちゃん、けいぼちゃん

写真(左は久恒啓一、右は樋口裕一)


金曜日の夕刻、羽田のJAL整備部門での講演のあと、渋谷に向かう。


郷里の幼馴染の友達との会合だ。

中津市上宮永4丁目のある狭い地区に団塊の世代前後の男の子が多数ひしめきあって暮らしていたことがある。記憶をたどると30人近くいたような気がする。今、帰省のたびにそのあたりをみると、ほんとうに小さな空間でそういう人数がたむろしていたのは幻のような不思議な感覚に浸ることある。最近連絡がとれた4人が集まったのだ。

指定された店の「ざこ万」は中津出身の78歳の店主が経営していて、中津名物の「鱧(はも)」や幻の焼酎「耶馬美人」が味わえる。


メンバーは、

新橋で弁護士を開業して活躍している久恒三平さん。(さんちゃん)

大ベストセラー「頭のいい人、悪い人の話し方」の著者の樋口裕一さん。(ゆういっちゃん)

日産自動車の技術の部長をしている私の弟の久恒智彦。(ともちゃん)

そして私。(けいぼちゃん)


年齢は私が上で一つずつ違うということなので、同世代の幼馴染の遊び仲間だ。小学校の頃には毎日のように遊んでいた記憶があるが、中学校に入る頃になると転居したり、塾に通ったりとそれぞれの道を歩んだので、遊ばなくなってしまった。今ではみんなもう50代で風貌も変化しているのだが、互いに愛称で呼んだりしながら、にぎやかに、たのしく、ゆかいに郷里の味を楽しみながら痛飲した。


たいいっちゃん、けんちゃん、つよしちゃんなどの懐かしい名前と顔や小さな事件が話題に出ると、そのシーンはセピア色で脳裏によみがえってくる。


また飲み会をやろう、そしてゴルフを一緒にやろうということで終わりにして、私は新幹線の最終の22時20分(金曜日だけは22時台がある)をめがけて東京駅に直行した。 


(4人の写真を載せようとしているが、技術未熟のため、とりあえず二人のみ掲示しています)