「図解 心理分析ができる本」という本が三笠書房から出版された。
斉藤勇という心理学者が数年前に書いてよく売れた本の完全図解本である。
今回、三笠書房から頼まれて図解化に協力した。
だから、著者の名前と並んで「久恒啓一＆図考スタジオ」というネームが入っている。
こういう形式のムック本をシリーズで出すことになっていて、この本はその第一弾である。
「図解」と銘打った本は巷に氾濫して洪水のように溢れているが、図解革命を目指している私の目から見てほとんどは図解の名に値しないレベルである。表であったり、イラストであったり、粗末な図であったりで淋しい限りだ。
このような現状を改めるべく取り組んできた息の長いプロジェクトで、株式会社デュナミスと協力して、継続的に高いレベルの図解本を出版して、図解文化のレベルの底上げをはかりたいと考えている。
