新著「KOKOROZASHI 志  混迷の時代 道をひらく言葉130」の見本

新著の見本が届きました。「KOKOROZASHI 志  混迷の時代 道をひらく言葉130」というタイトル。
KOKOROZASHI 志
この本は、300館に迫りつつある「人物記念館の旅」で得たものを材料とした出版の第一号となりますので、感慨深いものがあります。出版元は勝間和代さんや小宮一慶さんを世に出したディスカバー21という勢いのいい元気な出版社です。印税寄付プログラム「Chabo!」http://www.jen-npo.org/chabo/シンポジウムが縁で、社長の干場弓子さんからの依頼で始まったプロジェクトが本になったものです。私が感銘を受けた、偉大な日本人が残した「志」に関わる言葉に、詩のように説明する言葉を添えるというスタイルです。今までの本とは一風違う、いい本になりました。
7月7日の七夕の日に出ますが、特に若い人に手にして欲しいと思います。この本で取り上げた人物の記念館を、巻末に「全国人物記念館ガイド」として紹介しています。地図と簡単なガイドをつけています。上品な装丁で、気にいっています。「志を立てる」、「志を育む」、「志を磨く」という三章構成です。次は、最初のページ。http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887597215/hisatunenet-22/ref=nosim

わだばゴッッホになる(棟方志功
「人は目標とする人がいるかいないかは、決定的に重要である。目標に届かずに死ぬまでその道を歩き続ける人もいる。目標に近づくにつれて、それていくことになる人もいる。目標の向こうに、そしてそれた道の方向に見えるもの−−それは自分自身の姿である。棟方志功ゴッホにはならずに、世界のムナカタになった。人は何になるか?--人は自分自身になっていくのである。」
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「はじめに」と「おわりに」から

歴史上の人物たちが苦難を乗り越えて獲得した至上の名言。近代をつくった主役たちが語った珠玉の言葉の数々。スポーツ界で超人的な活躍をする現代のトップアスリートたちが極限の中で漏らす至言。、、、

個人の責任でないことが理由で差別を受けるというような社会の不条理をただすことに、自らの能力と技術を最大限に発揮した職業(仕事)を通じて何らかの貢献をすること、それを志と定義してみたい。、、

作家、版画家、政治家、儒者、医者、詩人、画家、アスリート、科学者、弁護士、陶芸家、人形師、武将、歌手、棋士横綱、教育者、作曲家、書家、経営者、学者、創業者、漫画家、彫刻家、歌人俳人、探検家、軍人、、、。

志を持たずに生きている人は、人としての生を生きているだろうか。志のない人々の集団を組織と呼べるだろうか。志のない国は、果たして国なのだろうか、、、、

この旅では、偉人達のたどった足跡、成し遂げた業績に驚き、尊敬の念を覚えることになったが、同時に彼らの残した偉大な言葉に触れる至福の時間を持った、偉大な人は例外なく偉大な言葉を残している。、、、、
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10時から、パルテノン多摩で開かれた多摩市長と多摩市にある大学の学長会議に代理出席。帝京大の沖永佳史学長、中央大学の永井和之学長、恵泉女学園大学の木村利人学長、桜美林大学の佐藤東洋士学長。明星大学多摩大学は学長室長の代理出席。

大学に戻って、ホームページ打ち合わせ、学部長と情報交換、菅野光公先生によるリレー講座、ホームゼミ等を終えて、夕刻から9時過ぎまで地域観光マネジメントセンターの会議。