ドニ展。JR東日本研修。月刊宝島に取材記事。

午後、新宿の損保ジャパン東郷青児美術館で開催中の「モーリス・ドニ いのちの輝き、子どものいる風景」展を観る。ドニ(1870-1943年)は、家族や子どもをテーマとした作品がいい。年譜では、13歳から日記をつけていて生涯書き続けたところに感心した。
日本人とも交流が多く、パリへの留学生、松方幸次郎などの美術品コレクター、三菱商事パリ支店長の久我貞三郎(1886-1959年)や妻・田鶴子などとも交際をしている。
人物と風景、肖像画など平和な日常の人物と風景を暖かく描く画家である。

午後2時からJR東日本で社員研修の講師をつとめる。
今回も受講者が多く117名にのぼった。また各支社の研修担当の副課長の方々も10数名受講。部下たちがどのような研修を受けているのかを知ってもらうという趣旨だそうだ。

今月の「月刊宝島」に取材記事が掲載された。
スティーブ・ジョブズから松本清張まで 40歳以降からの人生大逆転」という特集で、私は「遅咲きの花になる、心構えとコツ」というタイトルで登場している。
滝沢馬琴が48歳から75歳までをかけて「南総里見八犬伝」を書いたこと、高橋是清は、39歳で日銀に入りその後、総裁や大蔵大臣にまでのぼりつめたことなどを紹介した。
内容はともかくスティーブ・ジョブズのすぐ下に一緒に並んでいるのは面白い。