「R25」に登場。「ビジネス理論」がkindle有料ベストセラー4位に

若者に人気のあるフリーペーパー「R25」の最新号9月5日号に先日取材を受けた記事が載っている。
「遅咲き偉人伝」(PHP)を読んだ編集者から声がかかったのは嬉しい。
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/rxr_detail/?id=20130905-00031986-r25
以下、記事の内容。

どうも人生うまくいかない。同期の出世にも焦りを感じる。そんな悩みを抱えているアナタ。あきらめるのはまだ早いですぞ!
成功者は必ずしも「早咲き」ばかりとは限らないからだ。レイ・クロックが職を転々としたのちにマクドナルドを創業したのは52歳。カーネル・サンダースがフライドチキンのFCビジネスを始めたのは、事業に失敗して無一文になった65歳の時だった。
そんな事例は日本にも多々ある。多摩大学教授で『遅咲き偉人伝』(PHP研究所)の著者、久恒啓一氏は言う。
「『早咲きは大成しない』というのが私の持論なんです。理由は、中身が伴わないうちに世に出るから。その点、遅咲きの人は才能を十分熟成させているので、大成するんです」
なるほど。日本人で遅咲きの成功者といえば、どんな人がいますか?
「なかなか芽が出なかったものの、37歳の映画デビューをきっかけに国民的俳優にまで上り詰めた森繁久彌。映画監督の志半ばに、39歳で岩波ホールの初代総支配人になった高野悦子。42歳で作家デビューし、82歳まで書き続けた松本清張。50代で会社経営を退き、男爵いもの生みの親として名を成した川田龍吉。みんな、そうですね」
では、彼らの共通点は何でしょうか?
「長い時間をかけて、ひとつのテーマに取り組んだという点です。才能より努力の継続が大事。元東芝社長の岩田弌夫氏の名言に『平凡の凡を重ねよ、いつかは非凡になる』とありますが、その通りだと思います」
その他にも「仰ぎ見る師匠がいる」「怒濤の仕事量をこなす」「敵との切磋、友との琢磨」「修養、鍛錬、研鑽を怠らない」「飛翔する構想力を持つ」という5つの共通点があるそう。
今や男性の平均寿命はほぼ80歳。20〜30代はまだ人生の序盤戦に過ぎないともいえる。すぐに芽が出ないからと悲観的になるのはもったいない。
(石原たきび)

  • 「40文字でわかる! 知っておきたいビジネス理論」(久恒啓一&多摩大・図解アルチザン)

40文字でわかる! 知っておきたいビジネス理論

40文字でわかる! 知っておきたいビジネス理論

発売以来13日ほどになるが、ほとんど「kindle有料」のベストセラーランランキングでベスト10に入っている。
昨日はベスト4にまで昇ってきた。
不動のベスト3は、池井戸潤の「ロスジェネの逆襲」「オレたち花のバブル組」「オレたち花のバブル入行組」で、ここをうかがうところまできている。
http://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/digital-text/ref=pd_dp_ts_kinc_1