中津--「邪馬台」「黒田官兵衛」「福沢記念館」

同人誌「邪馬台」の2013年秋号が届く。
郷里・中津の文化総合誌だ。

福沢山脈の人々「荘田平五郎」。日露戦争前夜。征韓論の波濤。満州の星・下村信貞をめぐる人々。新日本古代史シリーズ、などの歴史研究もの。
歌壇。柳壇。俳壇。漢詩。詩。創作小説。随筆。などの文学もの。
同人になっている私は「人物記念館の旅」を連載中で、今号は「人物記念館の旅、500館を達成して」を寄稿している。編集委員である私の母は、「万葉歌碑を尋ねる旅」の連載と、邪馬台歌壇の選者で登場している。
「編集後記」には「久恒啓一氏の「人物記念館の旅」は面白く生き方の指南書。福沢記念館は最高だとの言。国を支え国を頼らずの独立自尊の精神を学び、地元の振興と国難の打開を!」という相良照博さん(編集委員)の評が載っている。いささかでも郷里の役に立っているようだ。

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織田信長豊臣秀吉に仕え、秀吉の謀将として活躍した黒田官兵衛は、12万石の大名として1587年に豊前中津城主となった。その黒田如水の生涯を描いたNHKドラマが年初から始まるということもあり、司馬遼太郎の「播磨灘物語」全4巻を読みすすめている。現在は第3巻の途中。如水の子の長政は筑前50万石を領し福岡の殿様になった。久しぶりの司馬遼太郎を堪能している。

新装版 播磨灘物語(1) (講談社文庫)

新装版 播磨灘物語(1) (講談社文庫)

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カシオの電子辞書「EX-WORD」を購入し遊んでいる。
ブリタニカ国際百科事典、百科事典マイペディア、日本歴史大事典、日本史事典、世界史事典などが、ありがたい。引きながらテレビを見るのも楽しい。黒田官兵衛も、この電子辞書で引いた情報。

「中津」の項目。
「黒田・細川・小笠原・奥平諸氏の城下町」「人口8万4312人」「中津城と福沢記念館」。