第1回多摩大運動会を開催。

第1回多摩大運動会を開催。聖ヶ丘小学校。参加者70名。下井ゼミ主催。
私は、開会の言葉、徒競走の電子ピストル撃ちを担当。

  • 開会の言葉:史上初の運動会。日本独特の行事。アジア・アフリカで流行中。クールジャパン。政府も輸出。UNDOKAI。2020年オリンピックで世界綱引き大会の企画も。多摩・大運動会へ。
  • 徒競走。パン喰い競争。四方綱引き。ムカデ競争。スプーンレース。ゼミ対抗リレー。
  • 下井先生、趙先生、大森先生、小林先生、増田先生。黒瀬課長、高野課長。
  • 予想以上に楽しかった。小林先生の家族も参加していたが、家族も含めて大きくなっていく予感。

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「名言との対話」5月14日。大久保利通

  • 「凡そ国家の事は深謀遠慮自然の機に投じて図るにあらざれば成す事能はざるや必せり」
    • 木戸孝允(たかよし)らと版籍奉還,廃藩置県をおこなう。明治4年大蔵卿となり,岩倉遣外使節団副使。6年参議となり西郷隆盛征韓論をしりぞけ,同年内務卿を兼任。佐賀の乱神風連の乱西南戦争などを鎮圧。地租改正をおこない、元老院大審院、地方官会議の設置による立憲制の樹立をめざした。明治11年5月14日東京紀尾井坂で石川県士族島田一良(いちろう)らに暗殺された。49歳。暗殺の朝、「為政清明」と揮毫した。政治を行うものは清らかでなければならない。これは座右の銘であった。
    • 「国家創業の折には、難事は常に起こるものである。そこに自分ひとりでも国家を維持するほどの器がなければ、つらさや苦しみを耐え忍んで、志を成すことなど、できはしない」
    • 「目的を達成する為には人間対人間のうじうじした関係に沈みこんでいたら物事は進まない。そういうものを振り切って、前に進む。」
    • 「西郷が辞めれば政府が潰れる。しかし、西郷の意見を容れれば国が潰れる。」(朝鮮征伐論争で西郷が下野した時の言葉)
    • 「おはんの死と共に、新しか日本がうまれる。強か日本が…」(西南戦争で西郷が敗れた時の言葉)
    • 不屈の精神で、冷静に、国家創業という難事を遂行し、近代日本の礎を築いた大政治家・大久保利通。「深謀遠慮自然の機に投じて図る」という言葉にこの人の政治観・仕事観が表れていると思う。組織の建設・改革にも同じ事がいえる。問題点を発見してすぐに解決の行動を起こすべきではない。大きな問題、小さな問題を、時間をかけて深く観察しよう。組織の中で事件や事故が起こり、皆がその問題を認識したとき、時間をかけて考えてきた解決策を出すと一気に進むことができる。それが時勢や潮時というものだ。機が熟さないのに立ち向かおうとすると労力もかかり、そして失敗する可能性が高くなる。そのあたりの機微を大久保は知っていた。それは日本の幸運でもあった。