伊藤元重『東大名物教授がゼミで教えている人生で大切なこと』

 伊藤元重『東大名物教授がゼミで教えている人生で大切なこと』(東洋経済新報社)を読了。

東大名物教授がゼミで教えている人生で大切なこと

febeで入手したオーディオブック(5時間21分29秒)を1.5倍速で聴くと3時間47分になる。通勤の往復でウオーキングしながら聴き終わった。線を引きながら読めないが、キーワードをメモしながらならこなせる。こういう自己啓発本はそれでいい。

以下、受信したキーワード。

  •  加藤周一『読書論』。本棚に100冊。goodnote。連載がいい(キーワード一つ。アウトプット)。1日1冊トレーニング。kindle東大生協
  • 資産分散。3つのテーマの同時進行。同時並行読書。目指すべき人。差別化。毎日一つ新しいこと。シナジーという差別化。年間200本。高質・多量の情報。ウオーキングエコノミスト

 

「副学長日誌・志塾の風170216」

  • 高野課長:打ち合わせ
  • ファンケルの最終面談「30代後半の体に。ヨガ・ウオーキング・水泳」
  • 事務局との定例ミーティング:1時間
  • 杉田先生:意見交換
  • 大森拓先生:情報交換
  • 増田先生:退職者送別会の件
  • 早河就職課長:就職の状況。21名。湘南キャンパスについて。
  • 滝川大学院課長:研究開発機構評議員会の打ち合わせ。大学院入試の状況。
  • 山本さん:T-Studioの収録打ち合わせ
  • 杉本係長:全体方針共有会の準備
  • 高野さん(湘南のキャリア担当):多摩への異動に伴う挨拶

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「名言との対話」2月16日。大岡信成功も悪くはない。悪いのはただ、飲めば飲むほど渇きを産む塩水なのだ、成功は

大岡 信(おおおか まこと、1931年2月16日 - )は、日本詩人評論家東京芸術大学名誉教授。日本ペンクラブ元会長。

三島駅前のビルの一階と二階に、大岡信ことば館がある。全著作が並べてある書棚をみたが、詩集、文庫、全集、批評・評論、紀行・エッセイ、折々の歌、編纂、その他と分類してある。数百冊あった。

大岡信朝日新聞に29年間6762回連載した「折々の歌」が有名だ。短歌、俳句、漢詩、歌謡、川柳、近現代詩を180字で解説した。母の歌も取り上げてもらったことがある。2014年12月18日「十年余の看とり辛からむと友は言ふ独りになるはもっと恐ろし  久恒啓子」である。

「私は古今の詩句を借りて、それらをあるゆるやかな連結方法によってつなぎとめながら、全体として一枚の大きな詩の織物ができ上がるように、それらを編んでみたいと思ったのである」と大岡信は代表作・ライフワークともいえる「折々の歌」の意図を語っている。

小さい成功をすると脳にドーパミンがでる。そして他人から小さく賞賛される。ドーパミンの量を増やしたくなってより大きな成功を欲しくなる。その繰り返しは悪くはないはずだが、大岡はその連鎖には気をつけろという。いつまでもその環のなかであがき続けることはやめて、本当にやるべきことに集中すべきなのだ。人々の反応には反応せずに、仕事を続けよ。