知研セミナー「人生100年時代のファイナンシャル・プラニング」。

6月の知研セミナーは、深谷康雄さんの「人生100年時代のファイナンシャル・プラニング」。

  • 社会環境:ライフプラン(人生設計)とファイナンシャルプラニングの関係。人生100年時代になってシニアライフは多様化複雑化。不安の中身は老後の生活、病気と漠然とした不安。資産寿命。個人資産2023兆円の6割は高齢者。保守的習慣。年金財源は枯渇しない(200兆円の積立金の取り崩し)。
  • FPの役割:金融機関と「士業」の知識の全体を俯瞰。一気通貫的コーディネーター的業務。現状の見える化。改善のアイデア(収入増と支出減と年金繰り下げと資産運用)。不安の解消。メディアと金融機関の恫喝的情報を鵜呑みにしない。人生の幸福度を高くするという視点。使う時間は限られている。

残った私の課題:インフレになったら? 医療費の現実? 子どもに遺すか? 遺族年金の現実? 健康寿命は正しいか? FPの料金体系?

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6月の「名言との対話」の人選。

6月の講演の準備を開始。

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【フォト特集】写真で振り返る小林亜星さん 作曲家・俳優として活躍 - 産経ニュース

「名言との対話」5月30日。小林亜聖「新しい世界をつくろうと、人が聞いたことにない歌を作ってきた」

小林 亜星(こばやし あせい、1932年〈昭和7年〉8月11日 - 2021年〈令和3年〉5月30日 は、日本の作曲家、作詞家、俳優、タレント。享年88。

CMソング、アニメソング、テレビ番組のテーマ曲、歌謡曲、校歌など、所6000曲以上を作曲した。その他、俳優やタレントしても活躍した。

東京都渋谷区出身。父は官僚、母は共産主義者という家庭に生まれる。ケ扇宿医学に入学したが、経済学部に転学部。卒業後に作曲家の服部正に師事。

まずコマーシャルソングの作曲から始めった。出世作レナウンの「ワンサカ娘」、「日生のおばちゃん」、日立の「この木なんの木」、「日清食品チキンラーメン・誕生編」、丸美屋丸美屋のろたま」、サントリーレッド」、興和ウナコーワ」。ロート製薬パンシロンの歌」、タケダ「ベンザエース」などよく知っているCMソングが多い。

アニメソングも多い。「ひみつのアッコちゃん」「プrグルファー猿」「魔法使いさりー」などのオープニングも亜聖の作品である。

謡曲では、「北の宿から」(レコード大賞)、「赤い風船」(加藤登紀子)、「ピンポンパン体操」などがある。

俳優としてはテレビの「寺内貫太郎一家」での主演が有名だ。「サザエさん」の磯野波平役。映画でも「まあだだよ」の亀山和尚。そしてバラエティでは「象印クイズ ヒントでヒント」の男性キャプテン。著著は5冊ほど。

以上、一人の人物の仕事とは思えないほどの圧倒的な量と高い質であることに驚いてしまった。そしてあの肥満の体躯で88歳まで活躍したのである。

作曲で飯を食えるとは思っていなかったのだが、やっているうちに何とかなったこともあり、「人間、自分の好きなことをやったほうがいいと思う。ダメでも好きなことをやったほうが、成功率が高いね」とも語っている。

「作曲は遊びみたいなもの」「歌は音楽だと思ったらダメ」と語っているように、自分を芸術家とは思っていなかった。

「新しい世界をつくろうと、人が聞いたことにない歌を作ってきた」。小林亜聖は常に創造を心がけていたのだ。その秘訣は「毎日、なんか作っていますよ。でも、それは発表するわけじゃないから。クセだから、なにか作っていないといられあない」であった。

画家は毎日デッサンをする。小説家は時間があれば机に座る。同様に作曲家は毎日、手を動かしている。その日々の訓練が土台となって人が目にしたことのない優れた作品を生むということだろう。

日記にも同じことが言えて、文章を書くことが苦にならなくなる。書くことへの壁が低くなる。それでたくさんの文章をつづることになる。これはデッサンであるととらえよう。その日々の訓練が代表作、大作までたどり着く道だろう。