多摩大「教育活動情報共有会」


クリスマス・イブの土曜日なのだが、多摩大では「教育活動情報共有会」を開いた。
この1年の教育活動の取り組みと成果、特に外部的な活動や内部の他のゼミとの共同活動中心に情報を出し合って共有して生かしていこうという趣旨である。14人の教員が集合。

13の話題提供のペーパーが出た。
・諏訪小学校放課後教室における大学生ボランティア活動・CASMCam・統計検定・統計グラグコンクール出品・ゼミと外国人インターンシップ学生協同プロジェクト・街回遊イベント企画・Conjoint分析システム共同開発・比較的小さい地域のコミュニティを活動拠点としてしているメディアの現状を知る・東北「道の駅」大震災研究プロジェクト・Power of Sportsu・日本大好きプロジェクト・社会デザイン研究と実践モデルの創出・卒業生新入生懇談会。

この中から、5つのプロジェクトが選ばれて30分づつの発表と質疑を行った。

石川晴子先生の「諏訪小学校放課後教室における大学生ボランティア活動(主に英語指導)

中村その子先生「コミュニティを活動拠点としているメディアの現状を知る」

斉藤T裕美先生「ゼミと外国人インターンシップ学生協同プロジェクト・アニメによる街づくり推進中の立川市にて、街回遊イベントを企画実施すること」

久恒啓一・中庭光彦・松本佑一・酒井麻衣子先生「東北「道の駅」大震災研究プロジェクト:現地フィールドワーク合宿」


村山貞幸先生「日本大好きプロジェクト」

それぞれ面白い活動だったが、特に以下のプロジェクトに興味。

  • 斉藤T先生の立川市での街回遊イベントにIT技術を組み合わせた活動が面白かった。iPad、電子掲示板、3DCGキャラクタ、Webと、リアルな日本茶屋・和菓子屋・ラーメンスクエア・本やフィギュア屋を組み合わせて成功。次年度は多摩センター、多摩大エリアに進出。
  • 村山貞幸先生の「日本大好きプロジェクト」は、メディアに取り上げられるレベルの社会性を備えたイベントを企画・運営することで社会人基礎力と社会性を向上させるのが目的。訪問型イベント208回。集客型イベント9回で、東京タワー、芝増上寺、ベネッセ、宮城県青龍寺東京ミッドタウンエキュート東京、新宿区子ども総合センター、福島県須賀川市松明あかし、二子玉川ライズ。集客は21000人超。新聞・雑誌・テレビ・ラジオなど多数の取材あり。

私は東北「道の駅」大震災研究プロジェクトの発表を行った。あわせてfacebookなどのソーシャルメディアを用いた教育活動の実験について披露してみた。

終了後、樋口先生、斉藤T先生、杉田先生、梅沢先生と、食堂で歓談。