卒業式--教育という仕事を想う

卒業式。
改めて教育という仕事の神聖さを想う。
本日の卒業生は2008年度入学生。私の多摩大赴任と一緒の学生達だ。多摩大での初めてのゼミ生。

寺島学長挨拶の構造:時代認識と経緯の確認。時代の子。未来の展望と課題の抽出。数字と細部のリアリティ。生き方と働き方。

  • 3・11.格闘。宮城復興会議。ボランティア。東北「道の駅」調査のフィールドワーク。インターゼミが復興構想コンテストの優秀賞。
  • 卒業生は1990年前後生まれ。豊かな時代。平和な時代。出来上がった日本。なんとなく幸福だが希望は?
  • 時代と向き合え。世代のテーマ:世界人口の増大(93億人へ)と国内人口の激減(1億人へ)。アジアダイナミズム(GDPが世界の半分へ)。
  • 人生を貫く仕事を見つけよ。自分は何のプロフェッショナルになるのか。一点の素心。一念。
  • 「春風や藤吉郎のいるところ」(吉川英治太閤記」)。人間力。人を惹きつける力。味方にして大きくする力。
  • ゼミ中心の多摩大。人間力の養成。

諸橋学部長:情報革命。Think!
木村後援会長:自律。軸。こだわり。目標・体系・課題の見える化、可視化。俯瞰。シナリオライター
片山同窓会副会長:社会に出たら勉強の連続。山口ひとみ「新入社員諸君!」。素直さ、愚直さ。
阿部卒業生代表:志。現代の志塾。愚痴より提案。
田村常務理事:現代の志塾。志。知って活用、意見を実行。壁を乗り越えよ。
今泉教務委員長:Be ambitious!

北辻君、戸倉君は成績優秀者として表彰される。

多摩大はゼミ毎に起立し、代表者が学長から卒業証書をもらうという変わったやり方をとっている。「ゼミの多摩大」をこのように見せるのはいい。「志」もそうだが、キーワードを様々な形で見せていくことに腐心したい。
久恒ゼミは、卒業生18名。代表は内藤君を指名。消防士になる内藤君は大柄で姿勢がいいので選んだ。
終了後、研究室で全員に私から卒業証書を読みながら手渡す。晴れ晴れとした顔で記念写真の撮影。

教員ラウンジで歓談。諸橋、豊田、樋口、浜田、杉田、今泉、、、。
樋口先生の車で多摩センターの京王プラザホテルへ。

謝恩会。ゼミ生たちを中心に歓談。金子先生、松本先生、酒井先生。諸橋先生。高橋豪君、、。
就職後の夏あたりに飲み会をやろうか。

終わって、学生課の井川君と喫茶で歓談。