パククネ韓国次期大統領自叙伝「絶望は私を鍛え、希望は私を動かす」

パククネ韓国次期大統領の自叙伝「絶望は私を鍛え、希望は私を動かす」を読了。

絶望は私を鍛え、希望は私を動かす【朴槿恵自叙伝】

絶望は私を鍛え、希望は私を動かす【朴槿恵自叙伝】

1952年朴大統領の娘として誕生。大学では電子工学(首席卒業)を学びフランスに留学。22歳、ファーストレディ代行。45歳、政界入り。46歳、国会議員当選。52歳、ハンナラ党代表。
母と父を凶弾によって失い、自身も襲われた経験を持つ。

  • 1974年、父の演説の最中に銃弾で母が死亡。享年48歳。パククネ22歳。
  • 1979年、父の朴大統領が側近との食事中、KCIA部長にピストルで撃たれて死亡。パククネ27歳。
  • 2006年、応援演説中に暴漢に襲われ負傷。パククネ52歳。

以下、人物像と日本観がわかる部分をピックアップ。

  • 権力が貴重なのは、国民のために多くの仕事ができるからである。
  • 勤勉な鳥が新鮮な餌を得る(母の教え)
  • 私の人生に恋愛らしいものは一度もなかった。
  • 私には両親もなく、これ以上得るものも失うものもありません。党のために私の全てを捧げます。
  • 私は世界のどの国に行っても訪問初日は同胞に会う。
  • 私は、北朝鮮核武装だけは絶対防がねばならないと考えている。
  • ミニホームページ(2004年2月開設。「パククネ・ミニホームページ」http://www.cyworld.com/ghism)は、私の公的な生活にも大きな影響を与えた。私が政治家として、今後すべきことに対する深い省察の機会となるからだ。、、サイトは私がいつも叫んでいた「国民生活政治」の羅針盤になってくれた。
  • 他のいかなる国との関係より忍耐が必要なのが、日本との外交だ。、、今後、東北アジア経済共同体を作り、共に未来を開いて行かねばならないパートナーなのだから、、。
  • 歴史問題を私たちの世代で解決せねばならず、後の世代に負担をかけてはいけない、、。歴史問題を解決できなければ、韓日両国は無限の可能性を持ってはいるが、一歩たりとも先へ進めない、、。
  • 竹島問題、教科書問題、靖国参拝慰安婦問題、、。早く解決して未来に進まねばなりません。