姫路城。姫路文学館。坂野記念館。夢二郷土美術館。

姫路。
1993年に日本で最初に世界文化遺産に登録された姫路城。白鷺城。
5階7階の天守を持つ日本一の名城。
黒田官兵衛の居城であったが、毛利征伐のために秀吉に譲った城。
白鷺城と言われるだけあって実に美しい。また、大きな城だ。
防火防水に強い漆喰総塗篭造り。
江戸時代は120年以上にわたり酒井家が領主。
黒田官兵衛資料館。
黒田官兵衛大河ドラマ館。




姫路文学館にある司馬遼太郎記念室を訪問。
司馬家は祖父の代まで姫路に居住していたのが縁となった。英賀衆の人。
司馬遼太郎は多くの軍師を描いた。軍師は戦略、戦術、築城、内政、外交などを担当し、主君を補佐する。
軍配者、策士型、参謀型、交渉型、官僚型と分けてある。官兵衛は竹中半兵衛と同じ策士型に分類されている。
司馬遼太郎座右の銘を発見。「恩無邪」。言葉に邪念がなく、純真な心情を表現しているとう意味。詩経の言葉。

岡山市。人口70万の政令指定都市
知研岡山の伊藤支部長が出迎え。
桃太郎。マスカット。ベネッセ。江田三郎江田五月。玉堂。土光敏夫
まず、坂野記念館を訪問した。内信課長、規画課長時代に広範囲の改革。
今日の郵便事業の基礎を確立。
郵政省の管轄で、郵便中興の恩人と言われる坂野鉄次郎の記念館。
郵便の父前島密と並ぶ郵便界の巨人だ。
年賀葉書の特別扱い、鉄道郵便車、郵便路線図、、、などの改革を断行したアイデアマン。
40歳で西部逓信局長、42歳で退官し、実業界へ。
狼煙や声から始まり、奈良時代以降の駅制、伝令、江戸時代の飛脚、そして明治の郵便へとつながる歴史や、郵便ポストなどの変遷も楽しい。
郵政関係のOBとおぼしき館長さんから詳しく聞く。
「郵便は薄利多売主義を守れ」。



夢二郷土美術館
画家で詩人。
この美術館は岡山の公共交通機関を担う両備という企業の会長であった松田基がつくった。
川端康成の美しい日本」「大正という、、、古きよき時代’」
夢二は60冊以上の著作がある。その三分の一は子供向けの読物だった。
袖井林二郎の「夢二 異国への旅」を購入。