2016年度インターゼミ(社会工学研究会)の最終講義と懇親会

  • トランプ大統領就任。波乱の時代の幕開けか。

「名言との対話」1月21日。永田雅一「喜怒哀楽をもって人を楽しませるというのは素晴らしいことだと考えます」

永田 雅一(ながた まさいち、1906年1月21日 - 1985年10月24日)は、日本実業家映画プロデューサープロ野球オーナー馬主昭和初期から後期(1930年代後半 - 1980年代前半)にかけて活動していた。大言壮語な語り口から、「永田ラッパ」の愛称でも知られていた。

映画プロデューサーとして永田はヴェネツア国際映画祭グランプリをとった「羅生門」(黒澤明監督)をはじめ『源氏物語』『雨月物語』『地獄門』など国際的に名声を得た大作を手がけた。そして、大映社長、大毎オリオンズオーナー、日本ダービーで優勝した名馬トキノミノルの馬主など波乱に満ちた人生を送る。

日蓮宗の熱心な信者でもあり「人一倍雑念的存在であるわしが、殊勝にも信仰の道に入ったのは、全て母の信仰心に追うものなんじゃ」とも言っている。

永田雅一の映画観は、社会主義にかぶれ家を追放されて日活に入った時の冒頭の言葉に表れている。「喜怒哀楽」は中庸の第一章に出てくる人間の感情を表現する言葉であるが、中国では他に怨みも加わる。また愛憎という感情もある。そういった人間の持つ感情を生き生きと表現する映画の道に入った永田雅一の波瀾万丈の人生も喜怒哀楽に満ちていた。

 

「副学長日誌・志塾の風170121」

  • 12時10分:品川キャンパスにて大学院運営会議に出席。
  • 17時:九段サテライトの文庫カフェ「みめるばの森」にてインターゼミ最終講義・懇親会。

乾杯(安田学部長)。各チームから最終論文提出後の感想。学長講話。懇談。4年生、OBなどの挨拶。今期で終了の中澤先生、中庭先生、田中先生、奥山先生の挨拶。中締め(久恒副学長)。参加者全員に学長から新著「シルバーデモクラシー」(岩波新書)をサイン付きでいただく。

 学長「インターゼミの3つのポリシー:グローカリティ(アイデンティティを大切に)。インテグリティ(全体知)。ヒューマンネットワーク(課題解決力の前提、、)。」「来年度:観光。ディズニーとUSJの二人勝ち。イオンモールパラドックス(モールとアウトレット)。アミューズとエイペックス。今後5年間はライフワークを形に。」

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 久恒「稀勢の里初優勝。生命とは動的平衡。分解と合成。アイデンティティは一定。インターゼミも生命体。タテのネットワークの伸び。ヨコのネットワークの延長。進化発展。汝の仕事を追え、さもなくば仕事が汝を追うであろう。シルバーデモクラシー、、」「インターゼミ(社会工学研究会):のべ参加者は学生240名、教員98名(実数24名)、卒業生・修了生55名。」

途中で、学長に学部の入試状況報告。大学院運営委員会報告。

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  • 終了後、金先生、バートル先生と打ち上げ。