新著『合意術』(日本経済新聞社)の見本が届く

来週(7月12日)発刊の新著「合意術」の見本が出来上がり、出版社から届いた。毎度のことながら、最終的にどのような姿に仕上がっているのか、包みを解くときは心が昂ぶる。特に今回は気合が入っているだけに軽い興奮状態。いい感じに仕上がっていると思う。


表紙は、オフィス街をバックにビジネスマン2人が握手をしているイラスト。腕だけで顔などを省略している。タイトルは黒く大きな文字で三文字「合意術」だから目立つ。今までの本で最も短いタイトルだろう。そしてその下に朱色を引いたバックに白抜きで「『深掘り型』問題解決のすすめ」の文字でサブテーマが書かれている。その左下には名前。オビは黄色で、「納得ずくで仕事をうまく進める法」というキャッチが大きい。その下に「なあなあ主義や問題の先送りはもう限界。この手法を使えば、難しい問題もたちまち決着。「図解」に続く「仕事革命」を提唱する意欲作、とある。230頁で厚みがちょうどいい。「図で考える人は仕事ができる」よりは厚く、その「実践編」よりは薄い。今回も日経はハードカバーを採用。


「まえがき」は、こんなエピソードから始まる。

「『それは根回しのことですか?』

 私が「合意」に関する講演をするという話を仲間内でしたときに、友人である女性市会議員がこんな質問を投げかけてきました。議員と言う職業柄、『合意=根回し』という図式が即座に頭に浮かんだのでしょう。、、、、、、、」


久々に、世の中に一石を投じる「問題作」。