「浮雲」(林芙美子)から「ナニカアル」(桐野夏生)へ

桐野夏生の新刊「ナニカアル」(新潮社)を買った。「戦争に翻弄された作家・林芙美子の秘められた愛を、桐野夏生が懇親の筆で炙り出し、描き尽くした衝撃の長編小説」とオビにあるからには、読まざるをえない。林芙美子については、尾道や、新宿区落合の記念館にも行ったが、この言葉のようなことがあるとはわからなかった。そして、「代表作である「放浪記」を読み、次にこの作品の基底であろう「浮雲」を読んでいるところだ。戦時中の南方での逸話の意味が深くわかることになるのだろうか。もう終わるので、その上で「ナニカアル」を読みたい。

さて、最近は書店回りよりも、新聞やブログ、Twitterの書評などで、すぐにアマゾンで注文するようになった。
現在、読むつもりで机の上にある書物をあげてみる。

「読み解き 般若心経」(伊藤比呂美朝日新聞出版)
読み解き「般若心経」

「教育の職業的意義」(本田夕紀・ちくま新書)
教育の職業的意義―若者、学校、社会をつなぐ (ちくま新書)
「マスコミは、もはや政治を語れない」(佐々木俊尚講談社
マスコミは、もはや政治を語れない 徹底検証:「民主党政権」で勃興する「ネット論壇」 (現代プレミアブック)

「ダリ 私の50の秘伝」(サルヴァドール・ダリマール社
ダリ・私の50の秘伝―画家を志す者よ、ただ絵を描きたまえ!

柳宗悦を支えて 声楽と民芸の母・柳兼子の生涯」(小池静子・現代書館
柳宗悦を支えて―声楽と民藝の母・柳兼子の生涯

ヴァーグナー 西洋近代の黄昏」(樋口裕一・春秋社)
ヴァーグナー ~西洋近代の黄昏 西洋近代の黄昏
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Twitterのフォロワー数が、1000を超えた。毎日少しづつ増えて最初の一里塚を超えたところか。
「me you」というサービスによると、三段目クラスになるそうだ。序の口、序二段、三段目、幕下、十両、、、、。幕内にはだいぶ遠いなあ。
Twitter日本ユーザーの中でhisatune(久恒啓一)さんは三段目クラス6534位(meyou.jp調べ)」