Twitterのフォロワー数の世界

Twitterのフォロワー数が1000を超えた。自分の毎日の「つぶやき」を読んでいる可能性のある人をフォロワーというが、そういう人がある水準に達したということになる。総計で1441回のツイートだから、毎日6−7回つぶやいているという計算だ。
ネット世界においては、一日数回のTwitterでのツイート、毎日書き続けているブログ「今日も生涯の一日なり」、毎週出しているメルマガ「学びの軌跡」、そしてそれらのベース基地になっている「図解Web」というインフラ体系に現在のところ落ち着いている。コンテンツは自宅のパソコン、研究室のパソコン、移動中のアイフォンで書いている。

さて、Twitterはこの夏あたりから始めたのだが、朝起きて「今日も生涯の一日なり」というつぶやきから私の一日は始まる。この言葉を書き込むと背筋が伸びる感じがある。この習慣を真似している人も出てきている。

meyou」というサービスによると、フォロワー数でカウントすると、私のレベルはTwitter日本ユーザーの中で2万人中6586位で「三段目クラス」という判定になっている。大相撲の世界では、序の口、序二段、三段目、幕下、十両、とあがっていく。その三段目であるから大したことはない。「序」というレベルをやっと脱したというところか。

総合ランキングで6586位は、どのあたりか。「作家・漫画家」というジャンルや、「ジャーナリスト・ライター」というジャンルでは、いずれも100位前後に相当するようだ。
「総合ランキング」のトップクラスをみると、個人では、ずっとトップをっているホリエモンが41万、最近始めた鳩山首相が38万、Twitterをひろめてきた勝間和代が31万、その相棒の広瀬香美が27万、といったあたりがベストテンに入っており、正真正銘の横綱だろう。1回ツイートすると数十万が読んでいるということは大変なことだ。アメリカだとこの数が一桁あがり数百万になり影響が途方もなく大きくなる。

昨日のニュースで、ホリエモンへの財産の差し押さえの強制執行があったことがテレビのニュースで流れていたが、このツイッターで当の本人が「いやがらせだ」との感想を漏らしていたし、同情や励ましのツイートもみることができた。記者会見という公式のインタビューよりも、本人の肉声だから親近感がでるのは間違いないから、広報効果は高くなる。

有名人では、ソフトバンク孫正義社長が16万、ハマコーが11万、楽天の三木谷社長が7万、原口総務相が6万、蓮ホー議員が6万弱、、、。

ちなみに文化人「教授・学者・評論家」というジャンルを覗いてみた。
東大のrekimotoが20万弱、慶応のmasuiが17万、古川亨が2万弱、宮台真司が1万、湯浅誠が8千、池尾和人が7千、松原聡が6千、大竹文雄が4千、芦田宏直が3千、公文俊平が3千、石倉洋子が2千5百、池谷祐二が2千。27位の村沢義久は869。私の名前は出ていないが、このジャンルでは26位に相当する。

ネットの世界では、グーグルの検索ヒット数が、その人の「時価総額」であるという考え方がある。ブログの読者数、メルマガの配信数、そしてTwitterのフォロワー数などもそういった時価総額の重要な一部を構成しているということだ。地道に、ジワジワ、シコシコと自分なりの身の丈にあったやり方で、少しずつでも参加していくことが、ウェブ時代を生き抜いていくことになると思う。

面白い世の中になってきたものだ。