Twitterによる講義の実況中継の試み。プレゼミ始まる。

午前中の2限目は、「マネジメントデザイン1」の初回の講義。対象は2年生以上だは、今回はほとんどが2年生だった。
初回はオリエンテーションなので、この科目の狙いと概要、そして私の図解Webを用いた自己紹介、図解コミュニケーションの理論などを説明した。昨年の受講生たちの作品もみせた。またブログやTwitterの活用、評価の仕組みも説明。終了後のアンケートでは、毎回出席して学びたいという反応が多く手応えがあった。
話す内容を聞き逃すまいと鋭い目でこちらを凝視している学生もいる。終了後、Twitterでこの講義の内容をつぶやいている女性(risa050)が来て、その人の仲間と一緒に毎回実況中継をしてもらうことになった。授業とTwitterとの関係が、どういう風に発展していくか楽しみだ。よい実験にしたい。
以下、トライアルのつぶやき。
「こんにちは!江刺です。マネジメントデザインのハッシュタグ→ #tamau10_mn でやっていきます!岡君も一緒にやります。よろしくお願いします^^」
「@hisatune先生のマネジメントデザイン第一回うぃる at多摩大」「「今までには無い学問。こんな授業はここだけだろう。・・・箇条書きは思考を停止する・・・」【図解】の久恒先生。」「久恒先生の授業を実況することに。@shun_oka と共に。 RT @hisatune RT @risa050: @hisatune 久恒先生のマネジメントデザイン第一回うぃる at多摩大」

講義の目的:「どのような経営体にも経営資源がある、それはヒト、モノ、カネ、時間、情報、システム、技術、人脈、ブランド、理念、歴史などである。ビジネスにおいてはこれらの経営資源をコミュニケーション活動によって活性化させ商品やサービスをつくりだし、それを外部に販売する。そして売った商品に対して、CS(顧客満足)活動によって苦情や意見を消費者から受け取り、再び経営資源を活性化させ、商品を改良し、新商品につなげていく。ビジネスとはこういったコミュニケーション活動の一連の流れのことである。
この講義では、上述の観点からビジネスにおけるコミュニケーションと情報に焦点をあて、今までの文章と箇条書きを中心とした情報処理の欠陥を克服するため、図を用いたコミュニケーションの理論と技術を学ぶ。毎回、実習を行いビジネス現場で役に立つ「図解コミュニケーション」という新しい武器を身につけてもらう。」

午後は、1年生対象の「プレゼミナール」。1チーム4人の教員と2人の職員がペアとなって半期の授業を行い、教員は12人の学生の担任となるというシステムである。私の部屋は、椎木先生、中村その子先生、山原先生。そして職員は、総務の宮澤さん、三澤さん。こういう体勢で1年間新入生をフォローして疎外感なく過ごしてもらおうという教職一体となった新しい試み。
私の担当する12人のデータを見ると、現住所は横浜市3人、多摩市3人、町田市2人、稲城市1人、八王子市1人、中央区1人。このうち多摩市には、大分県別府市(私の出身県と同じ!)と静岡県出身者が含まれている。殆どは、大きいスケールでとらえると「多摩」地域出身者である。男性10人、女性2人。来週から、それぞれの小部屋に分かれて授業を行う。
プレゼミとは、2年生から始まるホームゼミの前倒しという意味だが、私は高校生から大学生に脱皮していく期間だととらえているから、大学生活に慣れる、友達をつくる、そして学内に居場所をつくるということに主眼を置いてやっていきたい。むしろ、アフターハイスクールととらえるのがいいと思うから、ゆるやかに指導していくつもりだ。