121103

  • 湘南キャンパスの学園祭。学長の講演会場は満杯で300人ほどはいただろうか。

    • 民主党政権。表紙は脱原発、中身はB案(2030年15-17%)という欺瞞に満ちた原発政策。2030年代に原発ゼロということは30年には15-17%ということ。40年で廃炉、新設を認めないというであれば、自動的にそうなるという話。
    • アメリカ。原子力新設計画認可。再生可能エネルギーは雇用を生まないことがわかってきて失速。シェール学・オイル革命で夢を再び。鯨油、石油、そしてシェールガス・オイル。日本の化学メーカーがアメリカに出て空洞化。
    • 民主党政権は日米原子力協定を強化(日米共同宣言)。東芝、日立(最近イギリスの原発を買った)、重工が世界の原子力産業の主役というのが現実。
    • 日本のエネルギー輸入は7兆円。うち3兆円が原発分で国富が流出。LNGの価格上昇を招いている。
    • 日本は平和で安定的にエネルギー輸入ができる世界情勢が望ましい。そしていくつものエネルギーのベストミックスを志向し、バランスのとれた政策で、安価で手に入れるべき。安定と安価。

  • インターゼミ(社会工学研究会)もこのキャンパスで行った。最初に教員と大学院生の近況報告。その後、各グル―プでの作業。私の担当の「地域・震災班」には、「農泊」というアイデアを出しておいた。安心院の宮田静一君(中津北高の同級生)が長くやっている地域起こしの運動で、今回の福島県平田村の案件の参考になるはずだ。
  • 湘南の安田学部長
  • 終了後、湘南台の飲み屋で、地域・震災班の院生の武田、学部生の梅田、古西の3君と3時間ほど歓談。