映画「猿の惑星 新世紀(ライジング)」

映画「猿の惑星 新世紀(ライジング)」をTOHOシネマで観る。

シーザーたちはサンフランシスコ郊外の森にコミュニティを築きあげる。
人類は10年前に世界中に蔓延したウイルスでほとんどが死滅。わずかな生存者は希望無き日々を送っている。
この両者が遭遇し平穏が破られる。猿と人間、猿同志、人間同士の争いは、偶然の積み重ねで猿と人間との全面戦争に陥ってしまう。猿のシーザーと人間のマルコムとの友情と決断の物語。シーザーが人間の言葉をしゃべる。
人間世界の戦争の勃発と結末の愚かを予感させる。

面白かったので自宅で、この映画の前作である「猿の惑星 創世記(ジェネシス)」のDVDを観る。

アルツハイマー症の新薬の投与により知的進化を遂げたチンパンジーの赤ん坊・シーザー。
大人になったシーザーは、人間が及ぼす虐待に苦悩の末、仲間を率いて反乱を実行。
ゴールデンゲートブリッジを舞台にしたバトルシーンが衝撃を与える。
最後はウイルスによる人類の死滅。

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ヒルティ「幸福論」第三部(岩波文庫)から。

幸福論 (第1部) (岩波文庫)

幸福論 (第1部) (岩波文庫)

  • 仕事中に倒れるのが最も望ましい。
  • 老年において過去を偲ぶなら、概括的に、、。以前にも増して、日々の思いも行いも、現在と未来に向けられていなければならない。
  • 早起きをすること、、午前中を重要な、まとまった仕事にささげること。一つの仕事を用意し、、、それとならんで他の仕事をも準備し、気分の転換に役立てること。、、これらの一切を自分の生活から断然追放すること。
  • 自分の持っている良きものに目を向け、その価値を認めて感謝すること、、。
  • 聖徒たちの共通の特徴。謙遜。親愛。恐れないこと。仕事。休息が許されるのは眠りのあいだと日曜日である。
  • 一廉のもの。
  • より高きをめざして!
  • 苦しみに出会ったら、まず感謝するがよい。、、言い訳をしたりこぼしたりせずに、この道を踏んで進み給え。、、これこそ、高きをめざす一番の近道である。
  • 絶えず前方を見るように心掛けて、後ろを振り返ってはいけない。、、、「仕事のさなかに倒れること」、これこそ正常な老年の正しい経過であり、また、およそ人生の最も望ましい終結である。
  • 「滅びないものに目を注ぐ人々にとって、肉体はしだいに朽ちても、精神は日ごとに新しくされてゆく」(使徒パウロ--われわれの地上生活の最後の時期は、およそ下り道ではなくて、はるかに高い存在の可能をめざすのぼり道でなければならない。、、、、、幸福に到るただ一つの道が在るのみである。それは「より高きをめざして」進め、である。