「参院選各党の公約」の図解シリーズ-- - 18才、19才、社会人

大学院の6回目の授業。
本日のテーマは「参院選各党の公約」の図解。

以下、社会人受講生のアンケートから。

  • 『大いなる』図解schema戦略。『大いなる多摩』。『痛快なる』上から目線・・。いずれのキーワードにも反するのが、今の政治状況であるという、カオスなインサイト!に至りました。支持政党なし という選択肢が、最も共感できる選択肢だという構造。蓮舫の変?小池百合子の乱?も機を見るに敏な人の視線からみれば、野党勢力にとってチャンスがめじろ押しであるがそれでもにっちもさっちもいかないこれが日本であるわけだ。カオスで選択肢が多いと、自律性がなければ無いほど、オーソドックスな選択になってしまうと、シーナアイエンガー女史も仰っている。・・ジャムの、野党勢力がダラシないといえばそれまでであるが、確かに、政治家ならば、日米地位協定の背後に隠れた、見えないが実は認知されている巨大勢力(アメリカ)を加味したパワーバランスのセンスも必要かも知れないが。何れにしても、半熟説としては、カオスの構造的背景も然りであるが、日本人の自律的判断力の弱さを指摘したい。図解思考はジャッジメントを促進する為にある、どうですか?以上 図解schema主義者
  • タマには固いお話も、ということで、本日のお題は「2016参院選 各党の公約」の図解。図解政界奇奇怪怪で皆の手が止まる。図解しようにもコピー&ペーストのような公約が並ぶ今回の参院選。リースマンの限界的差異化競争のような僅かな差、誰もがはっきり白黒つけない。流石の我々も日本の将来が心配になる有り様。図解するにはポジションを決める必要がある。彼らのORIGINはどこにあるのか?どこに向かって居るのか?何がしたいのか?英国のEU離脱も米国大統領選挙のトランプ氏も具体性がない夢物語に国民が酔った結果なのかもしれない。真夏の夜の夢(A Midsummer Night's Dream)明るい未来を現実にできるリーダーを選ぶには選択肢が極めて少ない現実を図解することで良く分かった。「国盗り合戦2016 夏の陣」は消去法で未来を選ぶことになるかもしれない。悲しい図解となった。
  • 今回の図解講義は参院選のテーマ。私は政治と経済とのチャートを作ってみたが、やはりまだこなれていない。特に経済においては定義が人によってかなり変わるので、指摘を受けて改善点が見つかった。多くの人を納得させるような図解力がまだ必要だ。各国の様々な政治体制や時事問題に俊敏な指摘が飛び交い、先輩方をはじめとする社会人による大学院の良さが出ていたように感じる。私としてはシルバーデモクラシーやその解決策とされるドメイン投票制度などにも関心が出てきた。日本における閉塞感を打破するのはやはり若者の力だと思うが、選挙の力でなにかを変えたいと思ったら、今回のように議論し、様々なジャンルの人々と交流を図るのが一番だろう。そうしているうちに若者の投票率も上がるのではないか?講義の中で政治的立場を超えた、その本質が凝縮されていたように思える時間だったと思う。
  • 日頃、各政党の政策について、せいぜい新聞記事を読み流す程度で、しっかり読み比べ、きちんと把握したことがありませんでした。本日のインサイトコミュニケーション講義、“参院選における各政党の政策を図解する”のテーマで、初めてしっかりと読み比べました。細かい主張を反映すると細かくなり過ぎるので、大雑把に各々の論点に賛成か反対かで図解しました。たったそれだけで、賛成、反対、どっちつかず、ダンマリという構図から政党のカラー(右っぽさ、左っぽさ、日和見…)が読み取れました。投票に向けて、選択の情報整理になりました。また、他の方々の独特な切り口の図解には、毎度のことながら、感服しました。私は真面目過ぎて面白味が…。皆さんは『味』があるなぁと。追伸この政党に賭けよう!と思わなかったら、『支持政党なし』に投票も検討中。消去法で無理にどこかに投票するより、意思を定量化するというアンチテーゼに乗ろうかと。
  • 今回の図解講義は参院選のテーマ。私は政治と経済とのチャートを作ってみたが、やはりまだこなれていない。特に経済においては定義が人によってかなり変わるので、指摘を受けて改善点が見つかった。多くの人を納得させるような図解力がまだ必要だ。各国の様々な政治体制や時事問題に俊敏な指摘が飛び交い、先輩方をはじめとする社会人による大学院の良さが出ていたように感じる。私としてはシルバーデモクラシーやその解決策とされるドメイン投票制度などにも関心が出てきた。日本における閉塞感を打破するのはやはり若者の力だと思うが、選挙の力でなにかを変えたいと思ったら、今回のように議論し、様々なジャンルの人々と交流を図るのが一番だろう。そうしているうちに若者の投票率も上がるのではないか?講義の中で政治的立場を超えた、その本質が凝縮されていたように思える時間だったと思う。
  • 日頃、各政党の政策について、せいぜい新聞記事を読み流す程度で、しっかり読み比べ、きちんと把握したことがありませんでした。本日のインサイトコミュニケーション講義、“参院選における各政党の政策を図解する”のテーマで、初めてしっかりと読み比べました。細かい主張を反映すると細かくなり過ぎるので、大雑把に各々の論点に賛成か反対かで図解しました。たったそれだけで、賛成、反対、どっちつかず、ダンマリという構図から政党のカラー(右っぽさ、左っぽさ、日和見…)が読み取れました。投票に向けて、選択の情報整理になりました。また、他の方々の独特な切り口の図解には、毎度のことながら、感服しました。私は真面目過ぎて面白味が…。皆さんは『味』があるなぁと。
  • 本日現在日本の政治について一人外国人の個人としての感想を述べさせていただきました。確かに今の自民党は優れたわけではないし安倍さんは素晴らしいリーダーではないですが結局は野党には与党に対抗でき、優れた人物や実力がないわけです、暫く自民党を選択しかないだろう。野党の目的は政権を取るために否定、批判するではなく国民のために与党をモニタリングし抜本的な戦略をデザイン―する役目は最も大事ではないだろうか。マイナス金利アベノミクスは確かにどれも成功・失敗事例がないですが今こそ国民は一段となり、検証していく価値がないだろうか。「騙されると思ってやってみる」、失敗したらどうするか、どうせい日本は簡単に潰れませんから。但し憲法を改正しても昔の過ちに戻る体制、政権交代できない仕組みを作ってはいけないと思います。この一票は自分の代言をしてよい契約であり、大事に使っていただきたいです。幸せの一票を
  • 自分の投票先を決めるために、政界を俯瞰した図が書きたかったのですが、程遠い結果になってしまいました。皆さんの発表やディスカッションを聞いても、それぞれの政党がどこに向かっているのか分からずじまいでした。そして、日本はどこへ向かわされているのか…さて、投票用紙にはどう書きましょうか?しかし、消費税増税延期と言いつつ、社会保障の充実が謳われていました。その財源はどこでまかなうつもりなんでしょう。国民と国の寿命は反比例?
  • 今回は、すべてを図解することはボリューム的に難しいと考え、絞り込み戦法を取ってみました。そこで、働く女性として「労働」と「女性」に焦点を当てて図解をしてみましたが、そこで気づいたことが。果たして、効果の見込める女性活用策を打ち出している党があると言えるのだろうか。今回分かったこと。それは、絞りすぎて図解の結果判断材料となり得なかった場合、結論が出せなくなること。やはり、ある程度の網羅性は必要であると感じた。ところで皆さんの発表では、全体像をわかりやすく図解している方が多く、非常に勉強になった。
  • 政策間の影響を示せれば良かったかな?と反省。政党公約だけ読み込んではどれも同じように見えましたが、図解で示すとどこ向いているのかが感じ取れます。それから、芯のない政党が見えたりもします。(切口によって異なるので優劣はつけられない事も事実ですが)そんな考えから日米地位協定(日本のパンドラ)で切り込んでみました。沖縄独立は国民投票ですか?
  • 図が浮かばない。こんなの初めてです!大学生は素晴らしい!公約を真っ直ぐ見つめている。私の社会にまみれた心は素直に図にすることを拒みました。言葉遊びに付き合うのはまっぴらです。書かれている公約以外の部分にこそ関係が隠れているようでなりません。今日一番の学びは「支持政党なし」に投票するという発想でしょうか。しかし調べたら党名で遊ばれていらっしゃるだけのような気も…もともとこの授業で自民党憲法改正法案に思うところありなので、投票ではその点を最重視しようと決めています。
  • 選挙公約とかマニフェストとか。。。民進党アジェンダ??みなさん言う割に、言葉が軽い。確かに大衆におもねる愚は犯すべきではない。何にせよ、団体の取り纏めをやってみるとよく分かる。総意なんてものはあり得ない。それも、わかる。今回は切り口に悩みました。言語明瞭意味不明昔流行りましたね。公約って、いつの時代もそうなのかもしれません。投票行動も、消去法。人物がいないですね。
  • 二日前に我が国ではで国会総選挙が行われました。与党の政策が有効に機能していない為に、社会全体が不安定になった数年が続いています。不景気の中実行されました今回の選挙に国民が皆、高い関心を持ち、参加率も高いでした。政治にはあまり興味を持ってない私がつい最近から政治の話題に耳を通すことになりました。私には関係ないと考えてはいけないことだと思うようになっております。今回の選挙の結果を聞いて、気がついたことは、我々が誰を選ぶかを決めるにはその方本人というより、その方の所属する党を選んでいることです.町のおばあさん、祖父さんたちが自民党民進党しか知らないと今日の松田さんの発表に出てきました。それとはまったく同じことが起こってしまいました。2つの大きな党からどちかを選び、他の党にはあまりにも注目していません。人民党であればだれでもいいと…その現れとして29歳の若い方も選ばれてしまい、逆に与党の民主党のメンバーである元首相が落選しています。母国の歩み道がどこに行くか、今回の与党の政策が成果するかどうかは心配です。二つ大国に挟まれている我が国では政治家になるとうことは対して簡単なものではないと思いますが、これからの成長や発達に向けて、全力で頑張っていくと期待しております。今日の授業では渡された資料の内容の中から自民党民進党の成果戦略のところを図解してみました。全体を見れば、自民党の成長戦略では「…を目指す」「…について検討」「…」是正と書かれているところ数多くあります。その一方、数字で表れた目標が多いです。つまり、安倍のミックがまだ明確な成果を出してないんですが、自民党が現在実行している政策には自信を持っているように感じました。また、完璧ににできない、もうちょっと自信がない点に関して「…を目指す」「…について検討」「…」是正と書いているのではないでしょうか。自民党の戦略がより見える化しているようです。自民党の戦略によれば「厳しであろう、苦しいであろう、今のスピードで全力を出して目標に向けて頑張りましょう」と言っているのではないでしょうか。与党が自民党の場合、現在の社会問題、特に労働条件に関する「最低賃金」、「長時間労働」「仕事の生産性」等は大きくは変わらないと思われます。民進党の成長戦略ところにはわらりにくい、信じにくいところが多い気がしました。…」をしますと言っているけれども、どうやって、どんな手段で実現すかは書かれていない、美しい言葉で美しい戦略を作っているように感じました。政治の問題に深い知識を持っていないため、間違って判断したところがあるかもしれません。日本の政治のことは詳しいではありませんので個人的な意見だけをお書きしました。

「名言との対話」7月1日。宇都宮徳馬

  • 核兵器に殺されるよりも。核兵器に反対して殺される道を私は選ぶ。」
    • 宇都宮徳馬(1906−2000年)は昭和-平成時代の実業家,政治家。明治39年9月24日生まれ。京都帝大在学中河上肇(はじめ)に師事し,不敬罪で検束され退学となる。昭和13年ミノファーゲン製薬を設立し,社長。27年衆議院議員(当選10回,自民党)。党内では異色のリベラリストだった。ロッキード両事件の処理に憤激し議員を辞職、自由民主党からも離党した。55年無所属で参議院議員(当選2回)。宇都宮軍縮研究室を設立,軍縮日中友好に尽力した。平成4年引退。平成12年7月1日死去。93歳。東京出身。著作に「アジアに立つ」など。
    • 師の石橋湛山は、世界で活躍するためには大日本主義を棄てねばならないと言った。「満州・台湾・朝鮮・樺太等も必要ではないという態度で出づるならば、戦争は絶対に起らない。従って我が国が他国から侵さるるということも決してない」。そして中国、東洋の弱小国全体を道徳的支持者とすることが日本にとっての大きな利益となると説いている。それが「小日本主義」である。
    • 湛山の弟子・宇都宮徳馬に師事した田中秀征は、この考え方を「質日本主義」と言い、筆者の佐高信は、「良日本主義」と呼んでいる。
    • 小日本主義、質日本主義、良日本主義と、どのように呼ぼうと、石橋湛山宇都宮徳馬田中秀征と続くリベラルの流れは、大日本主義と対峙する貴重な流れである。その宇都宮が後世に残したこの言葉には重いものがある。