2017年春大学院修了予定者修士論文・実践知論文最終審査会。

「副学長日誌・志塾の風170211」

2017年春大学院修了予定者修士論文・実践知論文最終審査会。

徳岡研究科長と出原先生と一緒に審査。

・日本におけるこれからの新しいネパール料理屋の事業展開

・避難行動時における意思決定改善の対策--3・11の避難行動から

・老舗企業の長期存続の要件

・合同G9SOLUTIONS人材育成事業--モンゴルの中小企業を対象に

・ブリッジング・リーダーシップ論

発表に触発されて審査委員のこちらも発想が豊かになる。好きな時間。

 

大学院教授会

以下、審議承認事項

修士論文・実践知論文審査:中国介護市場。アダルトチルドレン。和牛仲卸。独居老人。中国のネット医療介護。マンションコミュニティ。深センの在宅医療。中国の在宅リハビリ。中国の高齢者介護。中小企業の組織開発。リーダーの意思決定。訪日インドネシア人観光客。パブリッククラウドサービス。運用型広告。モンゴルの環境保全型FTA。レジリエンス強化。住宅価値保全インドネシア助産婦。私の担当した5人を含めて、現在社会のキーワードが満載で実に興味深い。21世紀に入ってのテーマを概観すると現代の産業社会の姿がみえるのではないか

・博士論文審査2人

・・課程博士:「観点」モデルの提案およびモデルの記事の特徴分析と予測分析への応用について

・・論文博士:AStudy on B2B Transaction Management between Japanese Customers and Indian Information Technorogy Vendord in Japan(日本の顧客とインドの情報サービス・ベンダーとの間の取引関係の構築(トランザクション管理)に関する研究」

・3つのポリシーとアセスメントポリシー

・2017年度事業計画

 

以下、報告事項

・2017年春学期学位授与式、入学式・オリエン。時間割。

・入試・広報分科会

・教務分科会

・院生分科会

・データサイエンスコース

・FD研修。教授会・運営委員会日程。、、、。

 

「名言との対話」2月11日。伊能忠敬「いや、わしは51歳になったばかりだ」

伊能 忠敬(いのう ただたか[注釈 1]延享2年1月11日1745年2月11日) - 文化15年4月13日1818年5月17日))は、江戸時代商人測量家である。寛政12年(1800年)から文化13年(1816年)まで、足かけ17年をかけて全国を測量し『大日本沿海輿地全図』を完成させ、日本史上はじめて国土の正確な姿を明らかにした。

朝日新聞の記事(2000.04.30)を見つけた。「この1000年『日本の大冒険・探検家」読者人気投票』という企画である。10位・川口えん海、9位:猿岩石、8位:白瀬のぶ、7位:間宮林蔵、6位:ジョン万次郎、5位:堀江謙一、4位:最上徳内、3位:毛利衛、2位:伊能忠敬、1位:梅村直己。伊能忠敬への評価は高いものがある。

「人間は夢を持ち前へ歩き続ける限り、余生はいらない。願望は寝ても覚めても忘れるな。泥棒でも、敵をやっつけるのも、美女を手に入れるのも、そう願う心をどんなに状況が変化しようが、一時も忘れずに心がけていれば、かならず成し遂げられる。」

日本地図づくりに挑んだ伊能忠敬は、婿養子に入った名家の庄屋を立て直した。その上で50歳で隠居して江戸に出て天文学の修行をしようとした。反対する家族に「いや、わしは五十一歳になったばかりだ」と若さを強調した。そして56歳から72歳までかかって、毎日10里、四千万歩を歩き。14年間のうち9年を旅に費やしたのである。測量技術の未熟さを根気で補った。高齢社会のモデルがここにある。