大学コンソーシアム八王子設立10周年記念シンポジウムシリーズ1「大学理事長・学長と市長との懇談会」

大学コンソーシアム八王子設立10周年記念シンポジウムシリーズ1「大学理事長・学長と市長との懇談会」に出席した。「これからの10年、大学間・地域連携によって実現すべきこと」がテーマ。

・軽部会長:10周年。25校・11万人。学生事業補助金。FD/SDフォーラム(86大学・252人)。夏休みこどもいちょう塾。学生発表会(15大学15件、22件実行)。C4Mコンテスト。学園都市大学(年6000人が受講)。単位互換(16校160科目)、、。

・石森市長:市制100周年。コンソーシアム10周年。学園都市ビジョン。12大学と包括連携協定。

東京工科大学軽部学長が会長。以下、工学院大学明星大学多摩美大、東京工業高専創価大学東京純心大学創価女子短大杏、杏林大学東京薬科大学拓殖大学東京家政学院大学中央大学サレジオ工業高専日本文化大学デジタルハリウッド大学、法政大学、桜美林大学首都大学東京多摩大学東京造形大学、山野美容芸術短大、ヤマザキ動物看護大学。

・大学コンソーシアム八王子の10年間の取り組み

・八王子学生委員会の活動紹介:7大学18名。地域合同学園祭「学生天国」。八王子いちょう祭り。情報誌の発刊。

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 ・講演:文科省高等教育局大学振興課大学推進室「高等教育施策の動向について」

 2040年へ向けての答申:SDGs。Society5.0 。人生100年グローバル化。地方創生。多様な価値観をもった人材、連携統合は機能別分化、複数学部教授、国公私の連携プラットフォーム、共同大学院。共同利用拠点、教学マネジメント、、、。

 ・意見交換会:高齢化。留学生寮。共同インターンシップ。スポーツ。学び直し。共生工学。老年学。地域学位。防災。SDGs。

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 懇親昼食会:首都大学東京の上野学長、桜美林大学の畑山学長、法政大学の増田副学長、八王子市の小浦市民活動推進部長、大学コンソーシアムは八王子の袋布事務局長と懇談。話題:首都大の名所変更、桜美林の航空関係学部、多摩信金の長島部長の多摩大出向、音楽・演劇、八王子千人同心、、。

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大学

・杉田学部長

・バートル先生

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昨日いただいたお花。

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「名言との対話」1月18日。中村梅之助「自分で探せ」

四代目 中村梅之助(よだいめ なかむら うめのすけ、1930年2月18日 - 2016年1月18日)は、東京生まれの俳優歌舞伎役者

劇団前進座」の創立メンバーであった3代中村翫右衛門の長男。8歳の初舞台で4代中村梅之助を名のる。父や5代河原崎国太郎没後は6代嵐芳三郎とならんで劇団前進座の中心として活躍する。テレビ『遠山の金さん捕物帳』の名奉行・遠山金四郎の初代金さん役で人気を博す。胸のすく啖呵や颯爽とした名奉行ぶりは歌舞伎の素養があって初めて生またものだ。歌舞伎と現代劇の両方に取り組む前進座を率いての演劇活動で平成20年朝日舞台芸術賞特別賞を受賞した。

伝七捕物帳』(脚本は池田一郎、後の隆慶一郎)、大河ドラマ花神』(司馬遼太郎原作)では周防の村医者から、倒幕司令官に、明治新政府の兵部大輔にまで登りつめた日本近代軍制の創始者大村益次郎村田蔵六)を演じた。花神とは人知れず野山に花を咲かせて去る神のことで、栄光を待たずに去ったヒーローを暗示している。同じく赤穂浪士の討ち入りを軸に元禄時代の人間たちを描いた『峠の群像』(堺屋太一原作)では近松門左衛門役だった。梅之助はテレビの時代劇ドラマでもお茶の間の人気者で、私も楽しませてもらった。

「どんな役でも「真実」が基礎。観客を信頼する。脚本を信頼し、相手の言葉を初めて聞く」

 NHKアーカイブ『あの人に会いたい』では、「芸道は一代にしてならず」と言い、その後に「なぞってなぞってなぞりなさい。ある年代になったらきっとあなたのものが生まれる」という言葉を語っている。翫右衛門から受け継いだ芸の道は梅之助から息子・中村梅雀に受け継がれている。

「自分で探せ」という言葉の奥には、「(芸は)自分で探し出せということ。うちには『教えない教え』という家訓」があった。「そっくり」と言われながら役になりきっていきながら自分独自の芸を探し続けているうちに、やがて自分自身になっていくこという意味であろう。