「公文情報塾」の「参謀」の読書会の動画。

5月10日の公文情報塾のテーマは「参謀」。最初に私は30分ほどのミニ講義を行った。その動画がリリースされた。

https://www.youtube.com/watch?v=f2r6k7a1UBA&t=55s

以下は、作成した資料。

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朝はヨガで汗をかいた。
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若山弦蔵の写真、名言、年表、子孫を徹底紹介 | 昭和ガイド

「名言との対話」5月18日。若山弦蔵「アテレコは声を合わせるんじゃなくて息を合わせるんだ」

若山 弦蔵(わかやま げんぞう、1932年昭和7年〉9月27日12本- 2021年令和3年〉5月18日)は、日本声優ラジオパーソナリティナレーター。享年88。

樺太大泊町出身。子ども頃から「変な声」と言われ、コンプレックスを持っていたが、「貴重な声だ」とされて、ラジオドラマで活動していた。

ある時、演出家に「君はまだ声で褒められているの?」と言われ、演技に目覚める。その結果、若山の甘く低く落ち着いた渋い声は、「艶のあるビロードのよう」とされ、「レディース・キラー・ボイス」「マダムキラー」と呼ばれ、最後は「深い声」と評価されるようになる。

「007」シリーズのショーン・コネリー演じるジェームス・ボンドの吹き替えは、1976年の「ロシアより愛をこめて」から2006年の「ダイヤモンドは永遠に」まで12本。その他、コネリー作品のほとんどは若山の吹き替えだ。

オーソン・ウェルズの吹き替えもやっているが、「第三の男」の吹き替えはかなわなかった。私も親しんだ「ローン・レンジャー」や「モーガン警部」も若山の声だったことを知った。五木寛之『さらばモスクワ愚連隊』の朗読を聴いてみたが、低い魅力的な声だった。「暴れん坊将軍」シリーズのナレーターの若山である。

ラジオパーソナリティとしては、1973年からTBSラジオ若山弦蔵の東京ダイヤル954」は1995年まで22年間続き、5700回に達した。また「パック・イン・ミュージック」のパーソナリティでも人々の記憶に残っている。

若山弦蔵は「声優」の草分けとされ、「秋の「あ」と朝の「あ」は同じ文字だが発音は別だ」というように声の演技に徹し、しだいに「至宝」とされるまでになり、最後は「声優界の最高のキング」と呼ばれるまでになった。まさに声優のプロフェッショナルだった。

俳優の世界では、主役をはる人たちの活躍する期間は総じて短いが、「脇役」の活動期間は長い。したがって脇役のこなした作品の量は多くなる。この「名言との対話」でも「声優」を数人取り上げているが、総じては活躍する期間が長い。

若山弦蔵の場合は、88歳という長寿でもあり、最晩年までラジオ番組に生出演しており、様々な作品を通じて人々の耳が記憶している。今回、若山の作品をいくつか聴いて、その魅力をあらためて知った。その魅力は生来の持って生まれた地声だけでなく、長年かかって積みあげた声の演技の技術によるものだとわかった。才能と努力の結晶が若山弦蔵の作品群である。