地震5日目の栗駒山の耕英地区の「くりこま自然学校」

岩手・宮城の大地震。隔週で仙台の宮城大学に通っているが、わずかの差で今回の地震には遭わなかった。
社会人として大学院に来ていた佐々木豊志さんが経営する「くりこま自然学校」も大きな被害を被った。
くりこま自然学校は、さまざまなアウトドアスポーツや自然体験活動を通じ、人間と自然のかかわりを考え、より豊な生き方を創造する場を提供することを目指し、カヌー・乗馬体験、その他野外・自然体験活動を教えている。不登校児なども多く、すぐれた活動を続けてきた。
ブログで地震の状況や現在がわかるとういうのでのぞいてみたが、校長の佐々木さんの不屈の志に感動する。
何ができるだろうか。
http://blog.canpan.info/master_kkns

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地震がおきて5日目が過ぎた。
耕英地区民が避難している栗原市栗駒岩ヶ崎にある伝創館の避難所。ここにいると外からの情報が伝わらない。山にいる時よりも孤立感が漂う。
山にいるときからブログを打ち続け、こんなに多くの方々が応援している方々がいることは私自身は強く感じている。耕英地区のことを気にかけて支援しようというエネルギーを本当に強く感じています。
明日から皆さんのコメントを避難所の耕英地区の皆さんに伝える努力をしよう。
それで諦めかけている耕英の人たちにもう一度あの山に対する思いを喚起したい。
この1週間から10日が勝負だと思う。あきらめたあのイワナやイチゴを取り戻す。
常々子ども達に限界を作るのは自分自身だと言ってきた。今回私は一度限界を作ってしまった気がする。吉村さんに会えて新鮮な空気を吸った気がした。実家のインターネットができる環境を昨日NTTに申し込んだら24日から使用可能だった。ところが吉村さんがNTTへ掛け合いすぐその日中につなぐことができた。今実家でパソコンで打っている。感謝!!
結果が保証されていないことに一歩踏み出す勇気・・・・いつもの気持ち出そう。

山村留学の3人の中学生は元気に学校に通っている。今日はテストらしい、中3の二人は、私の自宅(義父の家から150m、息子のケイタ中2もいる)に出かけ10時30分まで勉強してきた。
この3人に勉強机がない。これも今緊急に欲しいものだ。

中3の一人は埼玉から山村留学に来ているが、大きな理由はアトピーだ。小学生の時くりこま高原自然学校のキャンプに参加した。このとき全くかゆくなかった。彼には塩素が入っている埼玉の水道水が悪く塩素が全く入っていないくりこま高原自然学校の水がよく症状が緩和されたという。中1の特に転校してきた。
今回避難した栗駒岩ヶ崎の水道水には塩素が入っている。症状が出なければと案じている。先月ある会合でご一緒した東北空調管理(株)の庄子社長の「健康一番」というマイナスイオンを利用した入浴器機のご提供をお願いしてみた。快諾頂いた。これで彼も実家のお風呂に安心して入れると思う。

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