春学期も最終コーナー

k-hisatune2009-07-24

今週で春学期の授業が終了。

マネジメントデザインは最終課題をやってもらう。「日本の論点2009」(文芸春秋社)の論文の図解という重い課題。今期の登録者数は270名ほど。提出期限は8月4日。

1年生対象のプレゼミは、最終プレゼン発表会。「NPOをつくる」というテーマで6組の発表があった。4人の教員の共同授業なのだが、コメントを求められたので、「プレゼンテーションの技術」というポイントから総括的にしゃべってみた。実際にあった口頭、模造紙、パワーポイント、パワーポイントと配布物の併用などのプレゼンの方法についての考え方を説明する。
http://www.tama.ac.jp/guide/sc/smis_pre_seminar.html この中のHユニットにわたしのチームのプログラムがある。
チームキャプテンの椎木先生から、「志」の本について感想をもらう。NPOの研究者である椎木先生によれば、二宮尊徳NPOのモデルである報徳社を設立した人物で、賀川豊彦NPO的組織である生協の創設者だそうだ。http://www.hisatune.net/html/02-kenkyuu/tyosaku/bookde/kokorozashi/2009-kokorozashi.html

今日は、出版の動きがいくつかあった。

  • 知研の八木哲郎会長が見えて、一緒に取り組んでいる出版プロジェクトの相談があり、方向が決まる。http://tiken.org/

「出版を希望している東方出版社は、中国で最も古い歴史と権威を持つ人民出版社の一部門です。会社概要を添付しますのでご覧ください。人民出版社はマルクスレーニン主義に基づく政治ものが中心ですが、東方出版社はビジネス書をメインに出版するために人民出版社の一部門として創立されました。」「販売地域 :中華人民共和国(香港・台湾・マカオを除く)」
今までの東アジアでの翻訳出版は10冊以上。http://www.hisatune.net/html/02-kenkyuu/tyosaku/honyaku.htm

  • 多摩大同僚の樋口裕一教授との対談本の進行状況に関する報告がC出版社から入る。8月にゲラ確認して10月に新書を刊行。
  • すでに来年の「手帳」ものの仕込みが始まっているようで、そのインタビュー記事の相談がN社からあった。10月刊行書籍にインタビュー記事が載る予定。


夜は、日産自動車に勤める弟夫婦と私たち夫婦で、町田の「さかふね」という飲み屋で食事会。楽しい時間を過ごした。