インターゼミ(社会工学研究会)春学期最終回

k-hisatune2009-07-25

土曜日。

午前中の多摩キャンパスでの教授会を終えて、午後は九段サテライトでインターゼミ。このゼミは社会工学研究会ともいい、通称は寺島塾。
春学期の最終回は、中間プレゼンテーションで、5つのチームがこの数ヶ月の研究を報告した。
多摩ニュータウンの再生」「ディズニーの研究」「アジアとの交流プログラム」「グリーンニューディール」「東鳴子温泉活性化」の順番で、プレゼンし寺島学長を含む8人の教員たちからアドバイスを受ける。

以下、塾長のコメントから。

  • 多摩ニュータウンの若い世代に着目したのはいい。それは外からの流入者なのか、第二世代なのか。草加・春日部などの団地とニュータウンの違いは何か。NPOとボランティアとの違い。社会制度の設計。
  • ウオルト・ディズニーの人物像にもっと迫ったらいい。だんだんわかってきたのではないか。事業展開のプロセス、歴史性を調べる。経営としてのモデルの研究。何かを参考にしているはずだ。どのような事業も9割は他を参考にしている。テーマパークの原点はデンマークチボリ公園。文化の破壊者としてのディズニにも視点を。
  • アジア・太平洋研究所構想
  • 原子力については賛成派の意見にも耳を傾けよ。技術の蓄積がないと発言できない。専門家の育成が急務。日本だけが反対してもまわりの国は原子力を推進していく。柏崎刈羽原発地震の時に、日本には大地震でもすぐに止める技術ができていることに世界が注目した。ものごとは単純ではない。複雑だ。

終了後、教員と学生の15,6人で食事会。和気藹々の雰囲気で、楽しく過ごす。

次は、8月20日、21日の箱根での合宿。





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