「取材」に明け暮れた日−−する側一件、される側二件

今日は、取材をする側一件、取材をされる側二件という一日だった。いずれも新宿。

朝は事故と大雨で乱れた電車で、新宿三丁目に到着。
N出版社から出す予定の本の取材。相手は「出版コンサルタント・ビジネス書評家」で、1万7千の配信数という人気書評メルマガ「ビジネスブックマラソン」で一日一冊の辛口書評を続けている土井英司さん。「伝説の社員になれ!」というベストセラーも書いている。新宿御苑に面した事務所の、本棚に囲まれた落ち着いた空間で知研の八木さんと取材を始める。まだ35才という若さだが、ものを見る目の確かさと言葉の切れ味はただ者ではない。


絶対的な読書量、短い経験から本質を学ぶ透徹した目、自己の立ち位置に関する確たる方針、時代の空気を読み切る情報量、本質と表現に関する独特の考察などを身につけているから、とても刺激的なインタビューとなっった。ファンの多さにも納得する。この年代には新しい分野を開拓している人が多いが、間違いなくそのフロントランナーの一人だろう。若い才能にこちらも刺激を受ける。

豪雨の中、新宿サザンタワー20階の喫茶で八木さん、秋田さんと取材の総括。

13時半からは、PHPの「THE 21」の取材を受ける。前に単行本で縁のあった編集者が雑誌に移り、取材対象に指名された。「早朝&週末」の勉強法というテーマだった。従来書籍で主張していることと、少し新しいコンセプトも交えてインタビューを受ける。9月10日発行の10月号。

終了後、また新宿三丁目に向かう。喫茶・ルノワールの個室で「日経キャリアマガジン」のインタビューを受ける。こちらのテーマは「オーディオブック」の活用法だった。アイフォンを使った本の聴き方とそこから得た知見や将来展望などを勝手にしゃべった。「古典と本物」をキーワードに論じてみた。グッズも写真をとられた。この特集は3人が登場する予定らしいが、一人は勝間和代さんという。オトバンクの上田社長にも接触するというから、新著「志」もオーディオブックにする提案をお願いする。このブログに書いていたオーディオブックに関する言葉に関心を持って、取材対象に選ばれたとのことだ。そういう時代になった。こちらも9月10日発行。