セザンヌ展とダ・ビンチ展

14時からの目黒の学園本部との面談と18時からの新横浜での約束があり、時間をやりくりして二つの美術館をまわる。
新学期が始まったこと、学部長として新しい仕事も多く、余裕がなかったので、人物記念館の旅を休んでいたので、今開催中の企画展を見た。以下、採集した言葉だけを書く。

六本木の国立新美術館で開催中の「セザンヌ」展。
「近代絵画の父」と呼ばれたセザンヌ(1839-1906年)も若い頃は落選の連続だったのは意外だった。

  • 芸術の頂点は人物画だ。
  • 自然を円筒、球、円錐という単純な形にとらえなおし遠近法の中に置く。その線や面を中心に向かうように配置する。
  • 私は一つのりんごでパリを驚かせたいのです。
  • 私は絵を描きながら死にたい。描きながら死にたい。

渋谷の東急bunkamuraで開催中のレオナルド・ダ・ビンチ」展。
「万能の天才」と言われたダ・ビンチ(1452-1519)。

  • 衣服はまさにその人がそれを着ているかのように描かなければならない。
  • 美しいものと醜いものは、ともにあると互いに引き合う
  • 絵画こそあらゆる芸術の主だ。絵画は哲学であり、科学である。