仙台シルバーセンターで大きな講演会


午前中に仙台文学館で開催中の「井上ひさし安野光雅展」を観る。
井上ひさしの小説の表紙や挿絵を安野は「吉里吉里人」など60冊以上の手がけている。そして安野は劇団こまつ座の宣伝を担当もしてポスターを多く書いている。
安野光雅は、絵本太平記、絵本三国志、絵本シェークスピアなど、多くの古典を絵本としてつくっている。当時、井上は35歳、安野は43歳だった。
二人は1969年の「世界も名作童話劇場、ガリバー」を共同で出版している。1988年の「ちくま文学の森」の編集者として一緒になって、親しくなった。今年、安野は「ガリバーの冒険」という本を出版している。ガリバーの顔は今は亡き井上ひさしだ。

安野光雅
「わたしは薬で命をながらえるより、絵を描いて命を充実させることをおすすめしている。」

井上ひさし
「むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをゆかいに
ゆかいなことをまじめに
書くこと」


午後は、仙台シルバーセンターで講演。
対象は60代、70代の200人ほど。
テーマは「遅咲きで活きる自分力ーー発想転換で知る自分の魅力」。

アタマの革命、ココロの革命、コミュニケーションスタイルの革命という三つを話した。図解コミュニケーション、人物記念館の旅、ソーシャルメディア、という内容だ。

講演後のアンケートによれば、「目からウロコ」と書いてくれた人は4人だった。以下、感想から。

人生これから。年をとったと言ってる場合ではない。人生観が変わった、強力な影響力があった。先生の著書全部読みたい。遅咲き人生、まだ希望あり。新鮮なテーマ、独創性。人物を育てる。先が開けた。元気をもらった。感謝。反省した。生まれてはじめて聞いた内容だ。生き方を見直したい。先生はすべて自分の考え。大成功。itにも関心を持つ。人格を磨き長生きします。人材ではなく人物、重い言葉。大人物。孫に教えましょう。抜きん出て感銘を受けた。偉い人の定義にすべてが集約されていた。ヒマは資源か、なるほど。多くのヒント。偉人の話は合点がいった。内容豊富な名講演。3、11にめげずに元気がでた。人生はこれから。若返った。独特の見解に感動。全国の博物館、美術館をめぐりたい。これから頑張ります。心からうなずける内容。終活に向けて参考になった。エネルギーをもらった。あまりにも素晴らしい内容。今がスタート。資料が素晴らしい。発想転換できた。感動、先生の宮城大の最終講義を聞きました。ブログみます。

終了前後に名刺交換。
財団法人仙台市健康福祉事業団細井理事長、石井専務、伊藤事務局長、大久保シルバーセンター館長、菅原課長、太田仙台市介護予防推進室長。

そして仙台時代からのファンという「シニア笑学校」の渡辺校長が私の処女作「コミュニケーションのための図解の技術」を持ってあいさつにみえた。仙台を離れるときに河北新報が「河北抄」に書いてくれたがその記事も持ってきていただいた。

夕刻からは定禅寺ジャズフェスティバル。

夕食は横野さんと。
食業に関与してみませんか。食業意識を高めよう。ライフデザイン産業。トマト倶楽部、、、、。