来年の出版の構想のために、下記の本にざっと目を通している。
- 「昭和史 1926-1945」(半藤一利・平凡社)
- 「昭和史 1945-1989」(半藤一利・平凡社)
- 「戦後政治の争点」(藤本一・専修大学出版会)
- 「昭和20年8月15日 夏の日記」(河邑徳編著・角川文庫)
- 「年表 昭和・平成史」(中村政則・森武麿編・岩波ブックレット」
- 「文芸春秋 戦後70年記念特大号」(文芸春秋)
- 「戦後史をよみなおす」(福井紳一・講談社)
- 「戦後政治の軌跡---自民党システムの形成と変容」(樺島郁夫・岩波書店)
- 「明治・大正・昭和政界秘史」(若槻禮次郎・講談社学術文庫)
- 「戦後史再考--歴史の裂け目をとらえる」(西川・大野・番匠編・平凡社)
- 「靖国の戦後史」(田中伸尚・岩波新書)
- 「戦後史」(中村政則・岩波新書)
- 「革新幻想の戦後史」(竹内洋)
- 「平成史 増補版」(小熊英二)
- 「戦後日本スタディーズ3 80年代・90年代」(岩崎・上野・北田・小森・成田。紀伊国屋書店)
- 「平成宗教20年史」(島田裕己・幻冬舎新書)
- 「戦後企業事件史」(佐高信・講談社現代新書)
- 「戦後に残したい 昭和史の名著と人物」(保阪正康・山川出版社)
- 「団塊の世代 わが責任と使命」(寺島実郎・PHP)
- 「われら戦後世代の「坂の上の雲」」(寺島実郎・PHP新書)
「昭和20年8月15日 夏の日記」(角川文庫)には、久保トミ子という人の「紋服を着用して拝聴(台湾)」が載っている。
この人は、中津で私が小学校時代に通っていた塾の先生だった、あの久保先生だ。とても驚いた。
明治41年生れ。当時37歳。大分県女子師範学校卒業。昭和14年台湾台北市、、、教鞭をとる。夫は海軍軍属で、、東シナ海で戦死。8月15日を母子二人のみで、台北の自宅で迎えた。、、バッタ、カタツムリ、蛇なども食べていた。、、、子供たちへの授業で、国語・歴史だけは禁止された。久保トミ子はひそかに五十音の平仮名とカタカナを教えた。
「8月15日 国民の志気を鼓舞され給うと思ひしに、意外にも、国体の保持と民族の保全のため、四ケ国の宣言を受諾し給ふたとのこと、大声を挙げて泣く。三千年来かつてなき汚点を歴史につけたことの口惜しさ、陛下に対する国民の不忠、此の上なき悲しさに、家にても、学校にても泣き通す。」
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今日の収穫