映画「バンクーバーの朝日」。
【映画ノベライズ】バンクーバーの朝日 (マガジンハウス文庫 に 2-1)
- 作者: 西山繭子
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2014/10/16
- メディア: 文庫
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監督は「舟を編む」の石井裕也監督。「自分たちは弱いとちゃんと認識して、考えた末に彼らがとた打開策がバントや盗塁だったというのは、すごく面白いし素敵です」「自分なりにすごく手ごたえを感じているんです」
脚本は、「学校の怪談」の奥寺佐渡子。「戦争の影が忍び寄る1938年を背景」「収容所まで描くことで若者たちの青春の終わりを表現」
1968年(明治元年)、153人がハワイのサトウキビ農場へ渡った。彼らは「元年者」と呼ばれた。
第二次大戦以前にはハワイへは23万人、アメリカ11万人、ブラジル19万人、カナダへは3.5万人が渡った。
カナダへは、和歌山から始まり、広島、福岡、滋賀から渡った移民が多かった。
滋賀県出身者は製材所、山奥での馬刺し・鉱業は熊本県出身者、ニシンやサケなどの漁業は和歌山県出身者。
戦後、二世たちは戦時中の差別的政策に抗議を繰り返し、リドレス運動(補償問題)として1988年に結実している。
移民についてはカナダは盲点であったが、苦闘の歴史、そして戦争の影がここにもあることがわかった。
バンクーバー朝日軍―伝説の「サムライ野球チーム」その歴史と栄光
- 作者: テッドY.フルモト
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- メディア: 単行本
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- 作者: 後藤紀夫
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自宅でテレビを見ていたら、石井裕也監督の「舟を編む」をやっていた。
素晴らしい原作は読んでいたが、映画は見逃していた。
今日は映画を楽しんだ日となった。
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今日の収穫
- むかし景気のよかったものは、復古を主張し、いま景気のよいものは、現状維持を主張し、まだ景気のよくないもおは、革新を主張する。(魯迅)
- 生きることは生涯をかけて学ぶべきことである。そして、おそらくそれ以上に不思議に思われるであろうが、生涯をかけて学ぶべきは死ぬことである。(セネカ)
- ひとり、燈(ともしび)のもとに文(ふみ)をひろげて、見ぬ世の人を友とするぞ、こよなう慰むわざなる。(兼好法師)
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今日の一句
- 老年を 熟年と呼ぶ 年の暮れ
- 同窓会 人生の垢 落としゆく
- 戦前と 呼ばぬ日祈る 去年今年